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こたつねこの「サイバー社会論2012」 - トピック返信
Re: 地域SNS全国フォーラム参加レポート提出 池本聖美
【返信元】 地域SNS全国フォーラム参加レポート提出トピック
2012年06月10日 21:04
私は分科会2C『地域SNSの栄枯盛衰に学ぶ、繁栄を目指すキーワードとは』に参加させていただきました。選んだ理由は正直どの分科会も内容が難しそうで私が1番理解しやすそうなものを選んだ結果が2Cでした。他の分科会がどのように行われていたかわかりませんが、2Cの分科会は非常にわかりやすく地域SNSについての知識が浅い私にも十分に理解できるものでした。地域SNSを立ち上げた、または管理されている4人のパネリストの方々がひとつひとつ丁寧にそれぞれの地域SNSの説明をされ、それに対しコメンテーターの方が意見を述べるといったような形式でした。

この分科会では驚きが多かったです。まず、地域SNSというものを「ひょこむ」で初めて知った私には他の地域のもさまざまなSNSが存在していることに驚きました。今回は4か所でしたが、このような地域SNSが知らないところで広がっていることを知りました。また、4つのうちの1つ千代田区の「ちよっピー」はアクティブユーザー数減少などが原因ですでに今年の4月に閉鎖されていたことにも驚きました。常に発展していく情報化社会の中で、SNSが閉鎖されたのにはSNS側が対応しきれなかったように感じました。他の3つは現在も各々の形で運営されており、どれもとても魅力的でした。1番印象に残っているのは、山武SNSです。山武SNSは、「ひょこむ」からののれんわけだそうで、立ち上げるまでこたつねこさんに弟子入りされていた方が管理人さんでした。この方は、200人を超えるユーザーの方たちすべてと会ってから入会という流れをとっているそうです。衝撃でした。SNSの概念が変わったというかこういったSNSの使い方もあるんだなと感動しました。200人を超えたあたりから限界を感じているとおっしゃっていましたがこたつねこさんが1600人が限界と言いながらも「ひょこむ」は現在2000人を超えているそうで、分科会のみなさんと笑いながら議論されている雰囲気も、ありとても楽しく参加できました。

どの地域SNSもそれぞれの地域に合わせたSNSが作られていて、管理人さんの独特の雰囲気もそこに合わさっているというような印象を受けました。まとめとして、血の通った管理人の存在が活性化を生まれるんだとおっしゃっていました。また、違う面では行政との関わりについても議論されていました。共通して、行政の参加・関与は必要という意見でした。しかし、強く出過ぎず、程よい距離感をもつこと、そして異動を前提とした継続性が求めらています。また、行政はユーザー数やアクティブユーザー数といった数をもとめますがそうではなく幸福感など肌で感じられる質で見極めてほしいという意見にも共感できました。

今回の分科会で、さまざまな地域SNSの存在はもちろん、地域SNSの発展そして新たなあり方について学べ考えさせられました。今回のフォーラムで「ひょこむ」の絆の強さも知れて、とてもいい経験になりました。ありがとうございます。

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