1,527万kW/1,765万kW (04/18 19:20)
86%
こたつねこの「サイバー社会論2012」 - トピック返信
地域SNS全国フォーラムレポート 古家良和
【返信元】 地域SNS全国フォーラム参加レポート提出トピック
2012年06月10日 23:51
私がこの分科会を選択したのは、活性化事業の実現化と運営維持のためにビジネスが必要だと考えているからです。ボランティアだけで成り立つことは難しいので活性化事業にも収益が必要であると思います。そのためにどういったビジネスモデルがあるのかをこの分科会で知れたらいいなと思い選択しました。しかし、結果からするとそのことに関してはあまり深く知れなかったのが残念です。地域SNSの収益は広告以外に何が考えられるか。活性化プロジェクトにどのようなビジネスモデルが組み込めれるかが知れることを私は期待していました。

分科会の内容は主に筑後の雇用創出プロジェクトに関連付けた内容でした。
シェアの時代の考えは興味深いです。個人の所有から共有へシフトするということは、同時に共有相手とコミュニケーションを生むきっかけになります。また、ものにストーリーを持たせて付加価値をつけることは、モノに人のドラマが入るということ。それはモノを通して“伝える”ということでありコミュニケーションです。商品製造を体験させることで付加価値の創出もありました。これは過程を共有することにより創出されるということで、ネットデイの話を思い出しつつ“過程”というのが大切なんだと改めて思いました。シェアの時代とはお付き合いベースの時代でもあり、これを活性化の1つの方法として利用できるものだと思いました。

筑後のビデオでは、活性化プロジェクトをどう運営していくのかという視点で考えます。
多くの研究会が存在し、その中でもうまくいった企画を取り上げていたがその数は多くはなかった。やはり、活性化させようと動いても満足できるほどの成果をあげることは難しいのが普通でしょう。私が一番考えたいのが、地域の人々をどこまでやる気にさせてあげるかです。最初はこんなことしたいって気持ちで集まった研究会でも、企画を進めていくにつれて負担が大きくなれば辞めたいという気持ちが出てきてもおかしくありません。実際にその筑後でも企画が潰れた例もありました。この課題を解決する方法としてビジネスが必要だと思います。その企画が実現することによって得る利益がもっと大きく明確であるならば人々のインセンティブは維持できると思います。しかし、ビジネスばかりが先行してしまうと地域活性化からズレていく可能性があるのでバランスが大切だと思いますが。少なくとも活性化事業にはビジネスの知識がかなり必要かなとビデオを見て考えました。人々のインセンティブを維持する方法として人同士のコミュニケーションの増加、シェアというのもあると思います。このことに関しても、筑後では見られなかったので筑後はまだまだこれからなのかなと思いました。
現在の筑後のプロジェクトは地域活性化としてはこれからだと思います。田舎の良さ、宝を生み出したプロジェクトであって、これからそれをどう使って活性化に繋げていくかを長期的な視点で実行していってくれたらいいなと思います。

ワークショップに関しては時間がなく十分な議論ができなく残念でした。筑後の商品をどう売るかというテーマでした。作り手・売り手・買い手の三者の気持ちを考えた商品企画であること、co-creationのアイデアは自分にとって新しい考えで勉強になりました。

最後にフォーラムに参加して感じたことを書きます。
自分が考えてきたことと同じことを考えてきてる多くの方々とお会いできてとても嬉しかったです。フォーラムを通して学び、考えさせられたことが多くありますが、なによりも自分が将来どこに進めばいいのかというのが見えてきた1日でもありました。私は将来、活性化事業に関わった仕事をしたいと強く思えました。これからの学びも活性化に関することに焦点を当てて勉強していきます。

書き込みツリー表示