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イベントインフォメーションのイベント
イベントの詳細情報です。
春の備前長船街並み探訪~刀剣博物館と妙興寺
【開催日】2016年03月13日(日) 【閲覧数】1,907
2015年12月18日 09:24
【開催時間】08:00
【参加者数】4名
【開催場所】瀬戸内市長船町福岡
参加費:200円程度(お供え均等割り)
    各自で切符、入場料、昼食代負担
行程 
電車と概ね7km程度のウォーキング
JR姫路駅8:08  8:39播州赤穂駅9:05    9:50長船駅 10:45長船刀剣博物館11:45  12:25手打ち一文字13:00  14:00妙興寺(岡田真水師法話)散策  長船駅16:23    姫路駅17:39 

刀剣博物館 http://www.city.setouchi.lg.jp/token/raikan/index.html
手打ちうどん一文字
http://www.ichimonji.ne.jp/
妙興寺
http://www.jalan.net/kankou/spt_33363ag2130013476/

書き込み数は17件です。
[ 日付順 ] [ 投稿者順 ]
春の備前長船街並み探訪~岡田真水師法話とフィールドワーク
【返信元】 春の備前長船街並み探訪~刀剣博物館と妙興寺
2016年03月19日 05:11
備前福岡の妙興寺の奥さま・岡田真水師は、平成26年度で兵庫県立大学を定年5年余して、世の中から惜しまれながら退職された、わたしが修士2年間・博士6年間ご指導いただいた尊敬する恩師です。今回の備前ウォークの大きな目的が、岡田先生の法話を拝聴することでした。

先生がご用意下さった題目は「四表の静謐(せいひつ)を祈る-災害の世を生き抜く知」。最初から躓いてしまいそうですが、「四表」とは東西南北、すなわち社会全体ということで、「静謐」とは静かで穏やかなこと。つまりも「社会全体の平和」を祈るという意味です。

これは、日蓮上人が「立正安国論」の中で説かれた教えで、「一個人の平和だけを願うのではなく社会全体の平和も願う必要がある」ということ。科学技術の進歩によって、どんどん利便性が高まり個人主義にシフトしてゆく中、社会全体の幸福を考えるという姿勢は、これから更に大切になってくると思います。

先生のご法話は、大学時代と同じように、難しいことをとてもわかりやすく解説して下さり、また心の中に響くようなお話しでした。「播磨と吉備の歴史的な関係」「備前福岡と備前法華について」「教意山妙興寺の縁起」「祖父にあたられる岡田榮源(日惺)師の偉業」「但行礼拝常不軽菩薩(私はあなたを尊敬し、決して軽しめません。それはあなたは仏に成る本性を持っておられるからです)」「十界互具・一念三千」など、仏教の教えの広さと深さをやさしく説いて下さいました。

この日のお話しの中で、いくつも実際の事例をご紹介されたのが「ご縁」。過去と未来の間にいる自分が、さまざまなつながりに支えられていることと改めて考えさせられました。そして、自分が生きるためには、他を生かさなくてはならないという日蓮上人の教えを学ぶことができました。岡田先生、素晴らしいご法話、ありがとうございました。
春の備前長船街並み探訪~黒田高政と宇喜多興家
【返信元】 春の備前長船街並み探訪~刀剣博物館と妙興寺
2016年03月19日 05:09
立派な山門とそこで寺を守る二体の華麗な仁王像が、在りし日の隆盛をしのばせる備前福岡の妙興寺。こちらに黒田官兵衛孝高の曾祖父にあたる黒田高政の墓所があることは有名です。
「黒田家譜」によると佐々木源氏の流れをくむ黒田家は、近江国である程度の勢力を持っていました。1511年に六角高頼に従って、将軍・足利義稙軍として船岡山合戦参戦をします。

この戦は、管領細川家の家督争いに端を発した室町幕府内の権力闘争。細川政元の三人の養子が後継者の地位を自らのものにしようと画策、やがて将軍家内が対立して諸国の大名が加わり大きな争乱へと発展しました。
しかし高政は、この闘いで軍令違反を犯し、足利義稙の逆鱗に触れて近江から出奔します。諸国を彷徨いながら、親族を頼って備前国福岡にたどり着いたのは1523年。そのままこの地で没して、妙興寺に葬られました。

黒田家はその後、大河ドラマ「軍師・官兵衛」にあるように、高政の次男・重隆が播磨国姫路に居を持ち、広峯神社の神官とともに目薬を売ることで財を成して、播磨の国人になりました。龍野城主・赤松政秀や御着城主・小寺政職に仕え、子の職隆(官兵衛の父)が重用されて姫路城の城代となっています。

そして、関ヶ原の戦いの功績によって、徳川家康から筑前国に所領を賜り大大名となります。官兵衛は、当時福崎と呼ばれていた地を福岡と改め城を築きますが、この福岡という名は備前国福岡からとったものです。家譜にはありませんが、備前福岡での黒田家は非常に困窮した暗い時代を過ごしていて、大大名となっても苦難の時代を忘れてはならないという教えから「福岡」と改名したのではないかと言われています。

この黒田高政の墓所と向かい合うようにして、同じ戦国武将である宇喜多興家の墓があることは、最近まであまり知られていませんでした。黒田と宇喜多といえば、黒田官兵衛役の岡田准一と宇喜多直家役の陣内孝則の迫真の演技が思い出されます。この直家の父が興家なのです。

興家は、砥石城主宇喜多能家の嫡男として生まれました。父から家督を譲られた10年後に砥石城を攻められて、能家が自害したあと、子の直家を連れ備後国鞆津まで落ち延びました。その後、妻の実家にあたる備前福岡の豪商阿部善定に庇護されて、当地で没します。
家督をゆずられ家長となっていたにも関わらず、抵抗もせず城を明け渡し逃亡したことで、「興家は暗愚であった」と後世評されていますが、宇喜多の家名、幼い直家を守るためにあえて暗愚を装っていたという説もあります。

この興家の墓の背後には、まるで主を守る忠臣のように、阿部家の墓が並んでいました。現在も、豪商阿部善定の子孫が福岡に在住しておられるそうです。官兵衛と直家は、先祖の縁(えにし)で結ばれていたことや、子孫がその恩を忘れずに弔い続けていることを知り、これからもつながったご縁を大切にして生きて行かなくてはと感じました。
Re: 春の備前長船街並み探訪~刀剣博物館と妙興寺
【返信元】 春の備前長船街並み探訪~刀剣博物館と妙興寺
2016年03月14日 19:46
hiromineさん 春の備前長船街並み探訪ハイクへのお誘いありがとうございました。

寒いと思って厚着したら、曇りのわりに暖かくウオークにあいだは汗をかいていました。

往復9kmの行程は結構な運動量であったかも・・・

最後に真水上人さんにお会い出来て良かったです。

楽しいミニ旅行でした。福岡の町は又行きたくなる町ですね。また企画を宜しくです。

最後易までダッシュしましたが、足は外反母趾のあたりが皮がむけていました(>_<)

次回は足にも気遣いしながら歩きたいと思います。

みなさんまた逢いましょう(^_^;)(^_^)v
Re: 真水師法話から~
【返信元】 春の備前長船街並み探訪~刀剣博物館と妙興寺
2016年03月14日 12:57
日々生きる、今この時代に、
歴史を学んで、これからも。。

今この世紀に、(災害の世を生き抜く術を学ぶ。。 )未来の子ども達にも、学んでほしいと強く心に思いました。

同行の皆々さま、ありがとうございました
出会い 語り。。楽しかったです m(--)m
備前福岡の郷土料理「どどめせ」
【返信元】 春の備前長船街並み探訪~刀剣博物館と妙興寺
2016年03月14日 11:35
お昼は、吉井川堤防道路沿いにあるうどん「一文字」。名刀・福岡一文字からとった店名ですが、刀工とはなんの関係もありません(笑)。ここまでにほぼ1万2千歩を踏破してきて、お腹もぺこぺこ。お店の方にお薦めをきくと「どどめせ」という鎌倉時代から伝わる郷土料理があるそうで、どんな料理か楽しみに、天ぷらうどんつきの定食でオーダーしした。

どうやら「どどめせ」は、ちらし寿司の元祖らしい。日本でお酢が作られる前の鎌倉時代末期(食酢は室町時代から)のこと。「福岡の市」の渡し場にめし屋がありました。そこでは、高瀬舟の船頭たち用に毎日炊き込みご飯を作っていました。

ある日、酒に酔った武士がそれをやっかんで、酸っぱくなったどぶろく(にごり酒)を、ご飯を炊く釜の中にひっかけて帰ったそうです。すると昼食時に、何も知らずに食べた船頭たちが、いつもと違う味に「うめえ、うめえ」と喜んで食べたのがそもそもの始まりとのこと。

それ以来、炊き込みご飯に酸っぱくなったどぶろくを打ち、独特の味をした飯をつくるようになりました。やがて、この「どぶろくめし」が名物になって、名前がなまって「どどめせ」として吉備で広く親しまれるようになりました。その後どどめせは、ご当地グルメ「備前ばら寿司」に姿を変えて伝えられてきました。

「どどめせ」は、ふつうのちらし寿司で使う椎茸・さやえんどう・かんぴょう・錦糸たまごのほかに、炊き込みご飯で使用する里芋・タケノコ・ごぼう・にんじん・鳥肉・ちくわが入っています。味付けは、ちらし寿司で使う合わせ酢のほか、日本酒と当店特製の天然だし。お米は、地元産の寿司米に最適なアケボノ米を使用しています。

素朴な味の中に独特のまろやかな風味が生きている中世ロマンの味。ごちそうさまでした。
一遍上人と福岡一文字
【返信元】 春の備前長船街並み探訪~刀剣博物館と妙興寺
2016年03月14日 10:19
日本史が好きな人なら高校の教科書に「福岡の市」という絵が鎌倉時代のページにあったことを覚えていることでしょう。この「福岡」が当時から吉備の中心地だった備前福岡なんです。この時代には商工業が発達して各地に「市」が立って大変賑わったとして、絵巻物 『一遍聖絵』の「福岡の市」が紹介されているのです。

当時の福岡は、陸路では山陰と山陽の交差点であり、海水路では瀬戸内からあがる吉井川の中継点として、非常に繁栄していました。絵巻物は、多種多様で多くの商いと人物を生き生きと描いて、その賑わいをよく伝えています。そして、絵の中央には一遍上人が3人の男と対峙した緊迫した情景があります。現在は、毎月第4日曜日に「福岡の市」が再現され、4月と11月には「大市」として開催されています。

平安時代には福岡周辺は荘園でしたが、鎌倉時代に街道の人馬の往来が盛んになると市場として西国一の賑わいを見せて、備前焼の拡散に大きな役割を果たしています。またこの近辺には皇室の手厚い庇護を受けた多くの刀工が住み着いて、「福岡一文字」や「備前長船」という一派が、数々の名刀を生産したことも知られています。

写真は、薬王寺地蔵堂、福岡一文字刀工跡記念碑、福岡の市跡碑です。
Re: 春の備前長船街並み探訪~刀剣博物館と妙興寺
【返信元】 春の備前長船街並み探訪~刀剣博物館と妙興寺
2016年03月13日 21:30
hiromineさん
今日はありがとうございました。
初春の長船を満喫することができました。
また次回のフィールドワークを楽しみにしています。
春の備前長船街並み探訪
【返信元】 春の備前長船街並み探訪~刀剣博物館と妙興寺
2016年03月13日 17:21
刀剣博物館を出る頃には、ちょうどお昼時。お腹もすいて若干ごきげん斜めの人も~(笑)。
ここから、備前福岡の手打ちうどん「一文字」まで、歴史ある町並みを楽しみながら、45分のウォークです。

気温も上がってきて、路肩の菜の花の黄色が鮮やか。一行の列を観てご近所の人が「どちらからですか?」と笑顔で気軽に訊いてきてくれます。多くは姫路近辺ながら、遠くは京都、吹田から。地元の人情の温かさに、気持ちもやんわり和みました。
備前長船刀剣博物館
【返信元】 春の備前長船街並み探訪~刀剣博物館と妙興寺
2016年03月13日 16:59
長船駅から田園風景の中を徒歩約1時間、備前長船刀剣博物館に着きました。

「田園風景」と書きましたが、なんたらパレスとかうんたらハウスとか、もともとは田んぼだった土地に安いアパートがたくさん建っていて、ちょっと心寂しい感じです。節税対策とかでアパート経営に手を出しているのでしょうが、「家賃保証」とかいう甘いセールストークに騙されて、これから先が心配です。

もともと少子高齢化と東京一極集中が加速し、このままではどこも消滅都市となるかもと危惧されていいる中、こんなに新たな住宅需要があるはずないやん。人の土地を転がして金儲けを企む悪いヤツの口車には乗って欲しくないものです。

そう、肝心なのは陶芸博物館でした。鎌倉・平安・南北朝時代の作品の日本刀がたくさん展示してありました。すでに千年近くなる刀が、ショーケースの中で、ずらりと妖しく輝いている姿は、美しいの一言。残念ながら、撮影禁止でしたので、日本刀の好きな方はぜひ訪問してください。

刀剣博物館の素晴らしいところは、フリーゾーンで日本刀づくりを目の前で参観できることです。槌を振り下ろして鍛錬する作業は、ひとだかりで見れませんでしたが、刀匠が刀を研ぐようすや柄を手作りする工程を目の当たりにすることができました。いえいえ、見るだけでなく、質問もOKなんです。ありがたい施設でした。

一振りお土産にと思いましたが、ちょっとだけ持ち合わせが足りなかったので、今回は我慢して次回に回すことにしました。一口2百万円からだそうです(笑)。でも、工程を拝見すると、その額で当然だと思えるくらい、大変な作業です。
備前長船につきました
【返信元】 春の備前長船街並み探訪~刀剣博物館と妙興寺
2016年03月13日 11:11
結構、駅間距離が長く感じました。
岡山が近づくにつれて乗客が増えて、座席はほぼ満席に近かったような。
無事に長船駅に到着。
京都からのたまごさんと合流して、刀剣博物館に向けてウォークの開始です。
播州赤穂駅の不思議
【返信元】 春の備前長船街並み探訪~刀剣博物館と妙興寺
2016年03月13日 08:56
電車のドアは力業で開く...びっくりぽんや!
改札内にトイレがない...おもらししてまうやん!
長船駅では、ICOCAが使えない...播磨高岡と一緒や!(注:播磨高岡は3/23から利用可能になります)
Re: 春の備前長船街並み探訪~刀剣博物館と妙興寺
【返信元】 春の備前長船街並み探訪~刀剣博物館と妙興寺
2016年03月13日 08:38
春の備前ウォーク、赤穂線車内、仲良く移動中です。
Re: 春の備前長船街並み探訪~刀剣博物館と妙興寺
【返信元】 春の備前長船街並み探訪~刀剣博物館と妙興寺
2016年03月11日 10:14
うちのダンナさまが、付き添って
 一緒に行ってくれることになりました
こういった善き日、出会いに夫婦共々 喜んでおります

よろしく お願いします m(--)m
Re[2]: 春の備前長船街並み探訪~刀剣博物館と妙興寺
【返信元】 Re: 春の備前長船街並み探訪~刀剣博物館と妙興寺
2016年02月20日 20:50
みやちゃん了解しました。
歩きやすい恰好で参加ください。
Re: 春の備前長船街並み探訪~刀剣博物館と妙興寺
【返信元】 春の備前長船街並み探訪~刀剣博物館と妙興寺
2016年02月17日 11:01
参加します。
7キロ程度なら 歩けそう~ 
どうぞよろしくm(--)m
Re: 春の備前長船街並み探訪~刀剣博物館と妙興寺
【返信元】 春の備前長船街並み探訪~刀剣博物館と妙興寺
2015年12月21日 12:46
春の備前はまだ訪問したことがなく、楽しみにしております。
Re: 春の備前長船街並み探訪~刀剣博物館と妙興寺
【返信元】 春の備前長船街並み探訪~刀剣博物館と妙興寺
2015年12月18日 16:04
メイプルさんとふたりで参加します♪