彼女に出会ったのは、城下町だった。

町屋の並ぶ街道筋は、外国人のそぞろ歩きも多い。

彼女がつかつかと歩み寄ってきた時には、後ろに誰かいるのかと、
思わず振り返った。

後ろに誰もいないことが分かると、彼女は私に何か用があって近付いてきたのだと分かった。

外国人の女性の年齢は、どうもわかりづらい。
推察するに２０歳前後に見えた。

可愛い娘、いや、美しい女性だった。
細面のとても美しい顔立ちの娘、いや、女性だった。

中年と言われる年代の自分は、自分で「おっさん」と自覚しているだけに、彼女の歩み寄りに身構えてしまった。

彼女は一人旅

「蘭室の友に交わって麻畝の性となる」・・・・という故事がある。

蘭の良い香りの部屋にいると、自身も香りが移り、良い香りがするようになる。
これは、高貴な人と交われば、自身の人格も香り高いものになる、と言うことを例えている。

麻はまっすぐに育つ。
麻畑の中に育つ曲がった雑草も、周りが真っ直ぐな麻であれば、同じように真っ直ぐに育つ。

蘭室の友に交わって麻畝の性となる・・・とは、環境の大切さを語っている。

これは、しの笛のお稽古にも、まったくあてはまる。

美しい音の中で、お稽古をしていると、自然に美しい音が身に着く。

周りの美しい

しの笛のお稽古に焦りや苛立ちは無用。

気忙しい日常を離れて、しの笛の澄んだ音色の世界にゆったりと浸ってもらいたいと思う。

しの笛は、その懐かしい音色と、ゆったりとした曲想の世界で、心を和ませ、心を癒してくれる。

ところが、しの笛を早く吹きたくなりたい一心で、焦りに焦る人も中にはいる。

しの笛は、リコーダーやオカリナのように、吹けばすぐに音が鳴るわけではない。

一年、三年、五年、十年・・・と吹き続けるうちに、音が磨かれ、人の心を打つ音色が奏でられるようになるものだ。

お稽古を始めて、数か月で吹けるはずもなく、ましてや１～２年

蒸し暑い真夏の昼下がりだった。
うるさいほどの蝉の鳴き声が止んだように思えた。
突然の爆音に空を見上げた。
全く突然に轟音のように、空いっぱいに爆音が響き渡った・・・ように思えた。

空を見上げた自分は、一瞬、眩暈をおぼえた。
爆音は空耳などではなかった。

見上げると大型プロペラ機の大編隊が上空を覆っていた。
数十機、いや百機はあるだろうと咄嗟に気付いた。

ジェット機やロケットが飛ぶ現代の東京の上空に、大型プロペラ機の大編隊が現れたこと自体が、俄かに信じられなかった。

大型プロペラ機は４発エンジンの大型機で、なんと、Ｂ２９爆撃機の

先日の日曜日はおお忙しだった。

午前中、姫路市大手前公園での、国際交流フェスティバルで演奏。

１０時から開演で、石見市長の挨拶、ファンファーレなどの式典後、イベントステージで、各国の音楽・舞踊などの演技。

「しの笛・風の音」は姫路市国際交流協会の活動団体でもあるので、演奏部門に出演。

１０時半からのトップバッターで、日本代表、しの笛演奏。

黒田如水に寄せて・・・黒田節

姫路城下、武蔵・お通さんに寄せて・・・「風の音～恋文・愛」

日本を代表する名歌・・・荒城の月

・・・の３曲を演奏。

国際交流フェスティバルの演奏をすませて

昨夜は姫路市内の、キャッスルホテルでの、姫路中央ライオンズクラブの例会に演奏で呼んでいただいた。

それも、しの笛ではなくピアノ演奏で。

尺八～竹川烏山　　ピアノ～城山如水　のデュオで。

尺八とピアノのデュオは、やってみると非常に効果的で楽しい。


この日の演目は、

グノー～アヴェマリア

芳幾三　～酒よ

古賀政男～影を慕いて

竹内まりや～駅

五輪真弓～恋人よ

村田英雄～白鷺の城


尺八とピアノで古賀メロディーや演歌はすごくいい。

駅、恋人よ・・・など、哀愁あるニューミュージックにもすごく合う。

白鷺の城　は言うまでもなく尺

火曜日の夜は１８：３０～２０：３０　姫路市中央市民センターで

市民教養講座「播州城山流　しの笛入門」

姫路市中央市民センターは東高等学校の隣。前には姫路城、という最高の場所にある。

夜はライトアップされた白鷺城が美しい。

この教室は野里本町にあり、近くに「お夏清十郎」の比翼塚で有名な慶雲寺があるので、「白鷺城・比翼教室」という。

人数は少ないが、楽しくお稽古をしている。

秋の曲を中心に。

「白鷺城春秋～秋の彩城を染めて（城山如水作曲）」をお稽古。

紅葉が盛りになると姫山公園は紅葉のトンネルのようになる。

紅葉越しに白鷺城

友人にワケギ御飯を教えてもらったのが、ついこのあいだ。

熱々御飯に山盛りワケギをのせて、醤油を少々。
これだけの、乗っけ御飯だが、すごくハマッてしまった。

なんでも、ワケギ・ネギは体に良いと言うことなので、なおさらハマッた。

熱々御飯に納豆、その上に山盛りワケギ・・・これが美味かった！

ワケギの代わりに細ネギを使ってみると、これまたグッド！！

最近は、ネギ山盛りラーメンも美味しかった。

お好み焼きに、山盛りネギを使った、ネギ焼きも、いけた。

最近まで、ネギをあまり意識したことが無かったが、料理には非常に使い道が多いのに気付

毎月第４金曜日の午後は　１４：００～１５：３０　赤穂市文化会館ハーモニーホールにて、

「播州城山流しの笛入門教室」

平日の午後のクラスなので、主婦が中心。しかしお稽古している人達は、老若男女と言ってよい。

秋の季節の抒情歌を　お稽古。

「紅葉」「里の秋」「野菊」など、秋の歌は多い。

しの笛で、これら日本の唱歌・抒情歌を吹くと、すごく心が和む。

澄んだ音色に包まれて、懐かしい気分になるからだろう。

他には「風の音・序（城山如水作曲）」「音の葉（城山如水作曲）」をお稽古。

しの笛のお稽古に焦りや苛立ちは無用。
気忙しい日常を離

金曜日、午前中は１０：００～１２：００　姫路市勤労市民会館にて、

「市民教養講座～播州城山流しの笛入門講座」

このクラスは、平日の午前中なので、中高年の方を中心に、老若男女、たくさんの方々が、しの笛の　お稽古を楽しんでいる。

秋も深まりつつあるので、お稽古の曲も秋の曲をたくさん。

里の秋、紅葉、「白鷺城春秋～秋の彩城を染めて（城山如水作曲）」などをお稽古。

しの笛の音色で秋を奏でると、心が和む。

しの笛のお稽古に焦りや苛立ちは無用。

気忙しい日常を離れて、しの笛の澄んだ音色の世界に、ゆったりと浸ってもらいたい。

楽しく和や