うちの庭では今、雪柳が満開になっている。

真っ白な花が、柳に雪が積もったように咲いている。

この花は早春の風情だ。

例年だと、雪柳が散る頃から桜が咲き始める。

今年は桜は少し遅いのかなあ。

雪柳は華やかだが、真っ白でとても清楚に見える。

清楚で美しい女性にも見える風情だ。

野菜が多くて明るい彩のない、うちの家庭菜園に、今年は彩りを増やそうという作戦を考えている。

先日は「みやこわすれ・・・瀬戸の小波」を買ってきた。この淡い薄紫の花があるだけで、ほっとする空気になった。

このさき、鮮やかな色合いも加えたいと思ったので、マリーゴールドの種を撒いた。

オレンジ色や赤などの鮮やか色合いの花が咲く種だ。

これが一昨日から、ぼつぼつ芽を出し始め、ちいさな緑色の芽がだいぶん揃ってきた。

今年は彩りのある花もたくさん咲かせたいと思っている。

こんな気分になるのも、地震津波災害のせいだろうなあ、と思う。

地震津波で壊滅した町、地域にも復興が始まったニュースが流れている。

とても勇気づけられるニュースで、重苦しかった心も軽くなった。

スポーツ、音楽、演芸・・・などでも被災地支援の動きが出てきて、少しずつ明るさが見えてきた気がする。

もうすぐ桜も咲いて、春、四月。

気分一新、すべての生活・仕事を平常に戻して頑張りたいなと思う。

今後、日本列島は放射能との長～い　お付き合いになるものと思います。

後出し東電様、原子力安全・保安院様のデータ発表は、遅すぎて国民には役に立ちません。

何日か前に高い放射能を検出しましたが、現在は安心レベルです、という発表は何の役にも立ちません。

今後、雨や風に乗って放射能は日本各地に広く拡散するものと思われます。

そこで、国民は放射能の現在値を自身でチェックしていきたいと思います。

つきましては、東電様、原子力保安院様におかれましては、放射能測定機、ガイガーカウンターを各家庭に一台、無償配布して頂きたく思います。

国民に

放射能というやつは風に乗って拡散し、雨になって降るから、広域にばら撒かれることになる。

これが一番かなわん。場合によっては全国、全世界に広がるんだから。

自分が、一番かなんなあと思うことは海洋汚染だ。

どのみち日本近海は放射能に汚染されるだろう。

釣りが一番の楽しみである自分にとっては、これが大損害だ。

経済や健康被害よりも、楽しみを奪われるのが、一番かなわん。

この精神的損害をどうしてくれるんだよ。放射能汚染のない美味しい魚を釣る楽しみを。

これは政府に陳情するわけにはいかないし、東電に精神的損害賠償を請求することもでき

原発事故の放射能拡散により、農作物の出荷停止の措置が取られている。

生産地の農家は「風評被害」を無くするように、政府に要請している。

ほんとに風評なのか、ということには疑問がある。

政府発表、東電、原子力安全・保安院、原子力科学者・専門家によって、見解が大幅に違うからだ。

絶対安全、という見解から、長期的にみて将来の影響が懸念される、という見解まで・・・

一般の人達にとっては、何を信用してよいか分からない状況になっている。

「風評」であれば、ただの噂話と打ち消すことは容易だ。

しかし、今回の原子炉事故については、政府・東電

第４金曜日の午後は１４：００～１５：３０　赤穂市文化会館ハーモニーホールにて、

＜播州城山流　しの笛入門教室＞のお稽古。

このクラスは「赤穂義士教室」ともいう。毎月１回、第４金曜日にグループでお稽古している。

生徒さんの親戚、友人、知人にも今回の大震災で、生活の影響を受けている人達が居られた。

一番深刻なのは当然現地被災地だが、首都圏の物資不足が深刻のようだ。
ことに、水をはじめ食料品だ。

いかに現地の不安心理が大きいかわかる。情報はあてにならない、自分のことは自分で自衛するしかない、という心理なのだろう。


お稽古は、早春

関東圏だけでなく、関西でさえ水の買占めが起こっている。

ミネラルウォーターの１～２ℓボトル、乾電池はほぼ、どこのスーパーに行っても、無い。

関西にあっても不安心理は、相当なものだと言える。

政府がいくら呼び掛けても、不安心理による買占めは収まらない。

これは当然のことで、東電、原子力安全・保安院、政府の発表、科学者専門家の見解が　それぞれに異なっているからだ。

安全を強調する情報、破局的状況を述べる情報、これは風評ではない。専門家の見解の相違なのだ。

したがって、一般人は当然、情報を選択し、自衛を考える。しかし、これが本来

木曜日、午前中は自宅、播州城山流・城山如水しの笛指南所にて、生徒さんのお稽古。

しの笛指南所では、個人お稽古をしている。

桜の開花も近いので、

「風の音～桜夢幻（城山如水作曲）」より「恋夜」をお稽古。

「桜夢幻」は夜桜の風情を、しの笛で歌う曲集。

「恋夜」は、夢幻の風情の花明りの情景、続いて、花明りの下に寄り添う恋する二人の風情、そして花明りに消え入るような風情で終わる。
花明りの中の恋の詩でもある。しの笛で奏でると、夢幻でさえある。

他には、「風の音～雪の夜（城山如水作曲）」より「雪明り」、「雪が降ってきた」

「桜舞う頃

原子力科学技術者によると、絶対安全な原発は作れないとのことだ。

機械は壊れる、人間はミスを冒すからだそうだ。

テレビに出演する原子力科学技術者、あるいは原発推進論者は、今回の原発事故は想定外の事態だから、安全な場所に建設すれば問題ない、という。

それも実は嘘。地震や災害時でなくても、臨界事故や制御不能事故は起こっているからだ。

絶対安全なら、東京に原発を造ればよい、というジャーナリストがいた。

その通りと思う。

東京に原発を造ることにリスクがあるなら、日本のどの地域にも原発は造れないはずだ。

東京首都圏以外の地方ならリスク