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夏の終わりに聴くのに良い曲。 この曲を始めて知ったのはいつ、どうしてだったか覚えていない。 ただこの曲を坂本龍一<教授>が編曲していたのがすごく興味深かった。 当時、大貫妙子のフレンチポップス調の曲想がすごく新鮮だった。 ほぼ30年前くらいのことだろうなあ。 この曲を作曲の師匠と話題にして話をしたことがある。 作曲家の中にはシンガーソングライター・大貫妙子のファンが多いのだ、と師匠が話してくれたのをおぼえている。 坂本龍一教授のアレンジが素晴らしいので、そのままコピーして、ピアノ・ソロでよく弾いた。 ピアノサロンの仕事の折 … [続きを読む] |
誰にも、何年たっても色あせない曲があるものだ。 最近ユーチューブを見るようになった、というか検索の仕方がようやく分かってきたのだ。 30年以上も前に大好きだった曲を、映像とともに聞くことができて すごく嬉しい気分になっている。 自分の青春時代は<フランソワーズ・アルディ>と共にあったといってもいい。 日本デビューアルバムから、毎回リリースされるアルバムを全部買っていた。 部屋には アルディ の大型ポスターがパネルにして置いてあった。 うっかりすると、恋している といってもいい感覚だった。 好きな曲は何度聴いたかわからない。 … [続きを読む] |
現代人は何に<信>を置いて行動しているか。 これを見ていくのは面白い。 <信>から信心が始まり、信仰が生まれる。最高の信をおく存在が<神>となり<本尊>となる。 では現代人は何に<最高の信>を置いているか。国家か会社か家庭か、信頼か友愛か誠意か、権力か経済力か資産か金か、芸術か知識か技術か、神か仏か菩薩か・・・ 人それぞれ様々に信を置くものがあるはずで、それゆえに多様な信念や信仰が生まれる。 しかしよく見てみると現代ではもはや形骸だけしか残っていないものもある。 理想論を除いて実質的な観点で見てみると、それは<マネー>である … [続きを読む] |
人間が祀りあげ畏れ崇拝するのが<神>だとすると、現代の神は間違いなくマネーであるといえる。 現代の最高神はマネーであると断言してよいと思う。 つまりは拝金主義であり<拝金教>といえる。 金が入ったといっては喜び、金が無くなるといっては生活に怯え、喜びも苦しみも<金>とともにある。 企業活動も拝金教の信者が多くなると企業倫理を忘れることになる。 企業活動は本来は消費者、顧客の満足の為に ひいては社会の幸福のためにある。 しかし、<拝金の神>が降臨した企業は企業倫理を忘れ<企業の利潤追求>のみを目的とするようになる。 企業倫理 … [続きを読む] |
電力会社の経営の甘さが目に余る。 電力料金の10%値上げを検討しているとのニュースを目にした。 自らの経営努力をせずに、お客様に対して電力料金の負担を求める姿勢には呆れ返る。 電力会社の地域独占、殿様商売体質、発送電の一体化、経営陣の頭の古さ、原子力代替エネルギーの低コスト開発の遅れ、斬新な取り組みの無さ・・・ 要するに経営能力の硬直なのだろうと思える。 いつも思うのだが電力業界が活発な競争市場であれば、こんな不様な現状にはならなかっただろうと思う。 何の業界にせよ競争原理の働かない市場は硬直のみで発展性がない。 この典型 … [続きを読む] |
原子力研究は続けなくてはならないが、原発は稼動させてはならない。 原子力研究と原子力発電は扱う事象は、核分裂であったり核融合であることでは共通する。 原子力研究は人類の究明テーマである<宇宙の起源>の研究には不可欠である。 恒星や宇宙のエネルギーは核融合であったり核分裂であったりする。 宇宙の姿の究明の為には原子力研究をさらに進化させなくてはならない。 一方、放射性廃棄物の処理もできなければ、放射能被爆治療すらできない人類は原子力発電所を稼動させるべきではない。 火の取り扱いを知らない幼時が火遊びをするのと同じだ。火災をお … [続きを読む] |
原発論議が盛んになってきた。 民間人、エネルギー専門家、経済界が一体となった討論番組も増えてきた。 日本の将来にとって経済コストが増加するかどうかで、原発問題を論議している場面をよく見かける。 原発問題を経済的効果の上で論議しているのを聞くと、どこか腑に落ちない気分になる。 それはなぜかというと、心のどこかで生命倫理が引っかかるからだ。 突き詰めて言うと、生命と経済コストとどちらが大事なのか、ということになるからだろう。 とうぜん、経済や金や経費よりも生命が大事なのは分かり切っている。 原発問題は単に経済性の問題だけでなく … [続きを読む] |
アジがすごく良く釣れる餌は 実はアジの切り身なのだ。 これはほぼ完璧な確率で釣れる。 一本釣りをする時は たぶん最強の餌といえる。 サビキ釣りでアミエビを撒くより確実に釣れる。 魚の切り身は他にはガシラ、ソイがよく釣れる。 なので、これから秋の釣り物には保存がきくアジ、イワシ、サンマ、イカの切り身を使ってみたい。 魚の切り身はタチウオにもいいそうだ。 関西ではタチウオ釣りというとキビナゴ、イワシ、アジの冷凍一匹付けで釣ることが多い。 関東では、サンマ、サバなどの切り身を使うそうだ。今年のタチウオ釣りでは、その効果を試してみ … [続きを読む] |
武家の絶頂を極めこの世の春を謳歌した平家は復興した源氏により滅ぶ。 その源氏も北条氏により滅んだ。 この栄光と没落、興隆と滅亡は 文明、国家のみならず、企業、家、個人においても、逃れることが出来ない。 なぜなら存在とは<諸行無常>であるからに他ならない。 <諸行無常>というと、虚無感、諦観の代名詞のように思われるが、じつは全くそうではない。 むしろ正反対のダイナミックな力強い流動性を表現しているものだ。 常無く流動する力強いダイナミズムだ。 <存在>は力強く流動するものである。 したがって興隆もあれば衰亡もある。成功もあれ … [続きを読む] |
生きることには不気味な暗さが付きまとう。 実存哲学風にいうと、不安の暗さを生きる、不条理の生を生きる ということになるだろうか。 生まれるということ自体が、自分の意思ではない不条理なのだ。 まして自身の死を自ら選び取ることなどできない。 つまりは生まれてから死ぬまで、生きるということは不条理の中に生きていることになる。 ソフォクレス(前496頃~406頃)の悲劇<オイディプス王>は象徴的である。 テーバイの国王の子オイディプスは生まれてまもなく捨てられ、拾われてコリントス王の王子として育てられる。 あるときオイディプスは … [続きを読む] |
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