書き込み数は10件です。 | ◀▶ |
今日は「昭和の日」ですね。激動の時代と云われるに相応しくこの日の呼 び方は天長節、天皇誕生日、緑の日そして昭和の日と変遷してきました。 昭和は1926年暮に始まりましたが、日本に初めてタンゴのレコードが持ち 込まれたのも1926年のことです。目賀田綱美(ツナヨシあるいはツナミ)男爵 により持ち込まれました。 彼の父種太郎はハーバード法律学校を出て政治家・弁護士・法学者・裁判官 としてまた貴族院議員として活躍し明治40年に男爵位を受けており、母の逸子 は勝海舟の娘という家柄でした。 彼自身の経歴に関しては日本語のサイトが無いため以 … [続きを読む] |
本日のタンゴに「Soñemos ソニェーモス / 夢を見よう」を選びました。 このタンゴの作曲者のひとりロベルト・カローは1913年4月26日に生ま れました。ふたりの兄と三人の弟達も音楽家で、長 兄があの有名なミゲル・カローです。ロベルトは幼いときからピアノと歌を習い、 青年早期に次兄の指揮する楽団でシャンソン歌手としてデビューを果たしました。 20歳のときからソリスタとしてあちこちのラジオに出演して25歳のとき兄の ミゲルのタンゴ楽団の歌手に合格し、早速その年の暮れにタンゴとフォクス トロットをレコードに吹き込みました。28歳のとき、すぐ … [続きを読む] |
このイベント情報は神戸市および近隣でのタンゴの演奏(歌唱)の案内を不定期に 致しております。4月21日付けの改訂版には一部漏れがありましたので、 改めて案内申し挙げます。添付のエクセルにて詳細把握ください。 なお7月6日アストロリコの神戸公演チケットは先日発売されました。 http://www.astrorico.com/concert/poster/20080706.jpg ご希望の方はタンゴカブキまで購入枚数をお知らせください。音の良い席を 確保いたします。 チケット前売り料金以外の送料や振込み料など一切いただかずお世話いたします。 |
本日のタンゴは”Cantando (カンタンド) / 歌いながら”です。 作者のメルセデス・シモーネは1904年の4月21日にブエノス・アイレス州の州都ラ・プラタ市の近くの小さな村で生まれました。 学校のコーラス部で歌ったのが始まりで、店員や印刷所勤めをしていて後に夫君となるギタリスタのパブロ・ロドリゲスと知り合い、デュオで歌い出したとき21歳ですから遅いプロ・デビューです。 しかしながら彼女はデュオを代表する歌手であり映画女優であり、女性には珍しい作曲家でもあります。日本では一般人気の高い女声歌手です。 原詞と対訳を掲げます。クリックすると拡 … [続きを読む] |
添付のエクセルファイルにてイベントスケジュール詳細を確認下さい。 先週土曜日のタンゴサロンコンサートには「やっぱりタンゴには歌が好い」とおっしゃって下さる方や「どんなものか聴いてやろう(yuさん他)」という方やで沢山見えられよろこんでおります。 河内長野のMさんが撮影し送ってくださった「歌うガウチョ」と「歌うマフィア」をご笑覧ください。かなりメタボで驚いてます。 |
ブエノスアイレス市の南の外れには西からリアチュエロ川が流れ海のような プラタ河に注ぎ込んでいます。この川に架けられたウリブル橋というのがかっ てはアルシーナ橋と呼ばれタンゴにしばしば登場する橋です。両たもとには 美しい門が残されています。アルシーナという名も近くの駅に残されています。 http://www.panoramio.com/photo/3145075 本日は「Puente Alsina プエンテ・アルシーナ / アルシーナ橋”を選びます。 では訳詩をここでアルファベット順で探して見ながら http://v133-130-69-136.myvps.jp/gotan89/ Todotangoの音源でお聴きください。 http://www.todotango.com/musica/tema/667/ … [続きを読む] |
本日のタンゴは1911年の4月13日に生まれたピアノ奏者ホセ・ティネリ José Tinelli が作曲した”Por la vuelta ポル・ラ・ブエルタ / めぐり逢い”を選びました。 大作詞家カディカモの歌詞と対訳を以下で把握し Todotangoで聴いてみてください。作品発表の年にフランシスコ・ロムートの楽団でホルヘ・オマールはサビのところしか歌ってません。 https://www.todotango.com/musica/tema/64/Por-la-vuelta/ 同じ年に同じレーベルのビクターから女性歌手ティタ・ガラートゥロがギターで残してます。 https://youtu.be/aGC_NJdiYQ0 このタンゴはちょっと時代を先取りしすぎたのか発表当時はあまり流行 … [続きを読む] |
外観は下のURLでのページ上のほうの写真をみてください。左が 蓄音器、右が蝋管です。 http://music.geocities.jp/kobeairi/html/egi.htm 横移動するホーンの先にある薄い金属板には針がついていて、こ の針が回転する蝋管表面に刻まれた溝をたどって振動し、金属板 に振動を伝えて音にするわけです。その音をホーンで大きくして人 がそばで聴くという仕掛けです。記録するのにも同様な機械装置で ホーンから音声を入れて蝋管に溝を刻んだので”プレイヤー:再生 装置”とは云わず”フォノグラフ:音を描くもの=蓄音器”と呼びます。 ではどんな音がでるのか添付のWMAファイルで聴 … [続きを読む] |
かってパンパを旅するときの乗り物は馬とか牛に牽かせたカレタと呼ぶ 荷車でした。現在はベッド付き長距離バスですが、天井がガラス張りにな っていたりして星空を眺めながら旅する風情は保たれているのです。 このカレタはタンゴにもよく登場します。今日はその中から4月5日生まれの 詩人ホセ・シカレリ(1892年生まれ)が作詞した”Llevame carretero ジェ バーメ・カレテロ 連れてっておくれ荷車やさん”を選んでお届けします。 ゴタンの中庭で訳詩を見ながら http://www.kitanoit.com/cgi/gotan.cgi?act=dsp&title…ero'&jti=' 運んでくれ、荷車引き' ではガルデ … [続きを読む] |
路面電車の鳴らす鐘の音です。車が少なく街の騒音レベルが低いのでこれで間 に合ったのでしょうね。現在我々の知っている警笛は圧搾空気を使って鋭い大きな 音を出します。側で聞くと文字通り飛び上がります。床から突き出したボタンを踏むと 空気弁が開き音が出る仕掛けです。子供のころ悪戯で鳴らしてみたことがあります。 靴底からムズムズと伝わってくる振動の感触を何十年経った今も憶えています。 本日のタンゴは再び路面電車の歌です。「Talán talán タラン、タラン」をTodotango で聴いてみてください。 http://www.todotango.com/spanish/download/player.as…ra&id=6229 歌を聴 … [続きを読む] |
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