確か、
「モリオネット」からは文房具の依頼がありましたね。
孫娘は小学6年生になりますが、娘に孫の文房具の新品は無いのかと聞きましたら、使用済みのものは孫の思いででもあるし、娘は20歳の時の阪神大震災でボランティアの経験から、文具は何とか一時期我慢すれば、100円ジョップがあるくらいだから、貯金を寄付した方が良いのではと申していました。
私の医院廃院に伴って、蔵書の競売してそれを寄付と考えましたが、これも、その手間と
効率を考えるとやはり現金でした方が良いとなっています。
すべてを津波に押し流されて困っている被災地の子ども達がどれくらいいるか..まだその実数は把握されていませんが、とんでもなく多くの子ども達が大きなショックを受けて震えながら生きています。突然の不幸に見舞われた子ども達のために、学用品を集めて配布する取り組みが盛岡市地域SNS「モリオネット」ではじまり、瞬く間に全国各地の地域SNSに支援の輪が広がりました。 http://hyocom.jp/bbs/bbs_list.php?root_key=129465&bbs_id=506 鉛筆やノートなどの学用品と一緒に、「中学校の校章のついた通学鞄は大丈夫?」と見本をお持ち込みになった衣料品店の社長さんがありました。デッドストックになっているということで、80本ちかくありました。これに体操服とかシューズ袋とかと一緒に活動支援金1万円を添えて受領させて頂きました。お商売もなかなか大変な中で、そのお気持ちに応えられよう被災地にしっかりと善意をお届けしたいと思います。 他にも「新一年生にランドセルを」と受け入れを打診してこられた老舗の鞄屋さんがあり、数日たって社長さんが67本もの新品ランドセルを事務局に届けて下さいました。「子供たちの明るい笑顔が、復興へ向けての兆しになるように願って止みません」というメッセージを添えて。 地域には多くの善意が眠っています。大震災という不幸な災害がきっかけとなりましたが、この眠れる関係性のポテンシャルを覚醒させ、これからの社会づくりの基礎に据えることが、日本再興の唯一の道ではないかと思います。善意に囲まれていると自分自身も清らかな存在に変わっていくようです。つつしんでボランティアに邁進させて頂きます。 |