今日は兵庫県下のたくさんの高校で、初春の晴天の下で卒業式が挙行されました。わたしも2007年度から学校評議員をさせて頂いている、兵庫県立小野高等学校の「卒業証書授与式」に参加してきました。 計319名の卒業生の入場から始まり、「開会のことば」「国歌斉唱」「卒業証書授与」と、式は厳かな雰囲気の中で進行していきます。「校長式辞」で内橋校長先生は、『時代が大きく変化する中、生涯が学習だと考えて、自分で考え切り拓いてください』と激励。来賓代表として祝辞を述べられた平田PTA会長さんは『鉄は熱いうちに打て』という言葉を、生徒たちに授けられました。 「在校生総代送辞」「卒業生総代答辞」ともに、型通りの美辞麗句ではなく、自分たちの思い出を振り返り、具体的で心を打つメッセージを述べていました。「記念品目録贈呈」のあと、卒業生・教職員による「仰げば尊し」の斉唱、全員での「蛍の光」「小野高等学校校歌」の斉唱と続きます。クライマックスは「閉式のことば」のあとの、卒業生退場でした。 3年生担任のふたり先生が、ピアノとチェロをステージで演奏する曲目は一青窈さんの「ハナミヅキ」。1クラスずつ全員が立ち上がり、整列するお世話になった先生に御礼の言葉の述べて、3人毎に礼をして退場していきます。このときの雰囲気は、普段は学校と関係のない自分にもなにか胸にぐっと来るものがあり、もちろん涙ぐんでいた生徒もたくさんいました。 校長先生の言葉にあったように、これからの時代を生き抜くのは、大変な苦難を伴うことになるかもしれません。しかし、若者たちはきっと、しっかりと新しい世の中を作ってくれることでしょう。頑張れ!!! |