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「1月17日」という日付は、関西、特に阪神淡路大震災に遭遇し不幸にも被災したり、被災地における支援ボランティア活動に携わった経験のある人にとっては、単なる感慨や記憶を遙かに越えた意味がある。情報ボランティアとして主として救援物資のサポートをやっていた私にとっても、自分の人生が変わった歴史的(?)記念日である。
「災害に強いまちづくり」を志した私は、その後シリコンバレーで始まった「Netday」を日本に移植。地域SNS「ひょこむ」の開発は、その延長線上にあるといっても差し支えない。(さりげなく)支え合う地域社会の実現のためには、イベントやツールだけでは十分ではなく、定期的にじっくりと住民意識を変革していくような試みが不可欠である。 兵庫県下では、この「1.17」にあたってさまざまな取り組みが行われている。謹慎淡路大震災の教訓を風化させることなく、語り継ぎながら今後に備えると共に、他の地域で発生する不幸な災害の手助けをしようというものだ。多数の市民が参加する「1.17震災ウォーク」は、いくつかのコースで被災地を歩きながら、まちの復興を観察しがら記憶を思い起こすことで人の絆の大切さを確認している。 2006年9月に試験運用を始めた「ひょこむ」も、今年で3回目の震災の日を迎える。07年には、コミュニティにケータイからも写真が添付できる機能を(他サイトに先駈けて)開発・実装し、震災ウォークのレポートをあちこちの現場から収集することで、災害時の有効性を確認した。08年度は、更に対象地域を拡大するとともに、マップと連動させる情報提供を実現した。その後、ケータイから動画が送信できる機能をブログに搭載し、それをインターネットTVで外部公開できる機能を実装した。いわば、震災に対する仲間達の思いが、ひょこむから始まる地域SNSの進歩を支えてきたのである。 今年ももうすぐ3回目の震災の日を迎える。そして09年のテーマはOpenSNP(ASP)全サイトが協力して実施する「OpenSNP連携1.17ネット防災訓練2009」である。昨年総務省(LASDEC)が開発した「地域SNS間連携API」を組み込んだ僚友サイトのつながりと、新たに開発されたサイトを越えた一行情報交換ツール「コトろぐ」、一般から利用できる外部公開コミュニティによる災害情報マップと災害情報の提供、そしてコミュニティ外部リンク(RSS)による災害ポータルサイト機能。OpenSNPが持つ先進的ネットワーク技術を融合的に活用して、住民の防災意識を自然に高め、セーフティネットとしての小さなつながりから大きな連携までを整備し、いざというときの情報コンテンツの整理・ルーティングを検証し、イベント化が危惧される防災訓練を補完することを目指す。 本日から、ひょこむの外部公開コミュニティ「山崎断層地震ひょこむ防災ネット」において、1.17防災訓練に向けた準備を始めた。 http://hyocom.jp/bbs/bbs_list.php?root_key=88894&bbs_id=413 ここでは、訓練全体をリアルタイム進行の「震災ドラマ」と捉え、参加者自身がそれぞれの立場や経験を活かした登場人物となって、進行していくドラマの主人公となって活躍するというもの。参加者に特別の準備を求めないことで訓練への参加のハードルを下げ、普段着での訓練で遭遇する想定外の出来事が防災意識を高め、訓練後にログを検証することによって今後の具体的方策や課題が明確化する。 被災地を中心とした限定的な訓練ではなく、遠隔地においても何ができるかを考えさせることによって、減災を実現するネットワークづくりがより現実化するだろう。いままでの防災訓練では可視化することのできなかったさまざまな知見が抽出できるとともに、防災にかかるイニシアティブの強化が期待できるであろう。 [参考] 「OpenSNP連携」とは。 「OpenSNP」とは、ひょこむをはじめ全国25拠点(2009年1月現在)の地域SNSが採用しているSNSエンジンで、2006年にインフォミーム社(本社姫路市)で開発された。広義に「OpenSNP連携」とは、これらのサイトが人的・物的・精神的に連携して、さまざまな協働アクションを創発させている状態をいう。 すべてのサイトは総務省(LASDEC)が開発した「地域SNS間連携API」によって接続されているが、独自サーバで動作している盛岡・松江などを除きインフォミーム社のサーバルームにおいて共用サーバとして提供されている「OpenSNP(ASP)」では、 Twitter型ショートメッセージコミュニケーション「コトろぐ」などより上位の連係機能を実装(2008.12)している。 |

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1・17は関東に住んでる私にも衝撃でした。メディアの反応の遅さ、救援活動の知識の集積のなさ・・・なにもできずお恥ずかしいかぎりですが、テレビ画面を見つめて涙を流したこともあります。あのとき情報をPCで発信していたこたつさんとお知り合いになれるとは思いませんでした。「散歩学のすすめ」(中公新書ラクレ)にも感想めいたことを書かせて頂きました。
日本中、どこでも起こる可能性大ですから、犠牲になられた方には教訓を生かさしてもらうことが最大の供養だと勝手に思っております。 参加者の皆様に敬意を表させて頂きます。 (流れを急に重くしてしまい、すみません) |
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「震災の記憶-語り継ぐ」エピソード集を、山崎断層地震ひょこむ防災ネットコミュで始めました。奮ってご参加ください。
http://hyocom.jp/bbs/bbs_list.php?root_key=88970&bbs_id=4… |
