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子供が小学生の頃、夏休みの工作で作りました。 反射鏡は神戸の元町で購入しましたが、あとはごみ箱とか板切れで、ほとんど手作りです。もちろんちゃんと見えます。 私の先輩は凹面鏡から研磨したことがあるとか・・・ 正直言って、焦点距離を計測してCADで作図して製作するのですから「子供の宿題」ではありませんが、息子なりにもアイデアを出して励んでいました。 大切にしてくださる方があれば、お譲りしたいと思っています。 |
姫路のT社から「クリーンルーム内の真空装置の可動部分から発塵が見つかったので『すべり軸受』を『転がり軸受』に改造したい」との申し入れが届きました。 真空といってもかなり広い意味を持ちます。真っ先に浮かぶのが「バキュームカー」へへへ、昔々の汲み取り便所で活躍する車両ですね。 綺麗なところでは「サイフォンコーヒー」。閉ざされた空間で暖められた水蒸気がお水と空気を押し上げて、温度が下がったところで水蒸気が液体に変わってゆく中で体積が減り、ろ過されたコーヒーの液体が落ちてきます。優雅ですね。これは真空というより単なる「圧力差」を利 … [続きを読む] |
「まんが」で浸透する「ものづくり」 良いですね。まだ読んだことはありませんが、新聞の書評に目がとまってしまいました。 私も溶接の有資格者です。JIS.J.3801 A-2F(今でもあるんかね?) マッチ棒をするようにアークを発生させ、放電によるアーク熱で母体を加熱すると同時に溶加材(アーク棒)を熔かせて溶融金属を作り、金属を接合させる。 実際にやってみないと解りづらいですが、パシッ!バチバチからククク・・・と迫るアーク棒の先はそれはそれはダイナミックですよ。 一瞬ですが溶接棒はアーク熱によって溶かされ、その被覆材は出番を待っていたかのようにガスを発生さ … [続きを読む] |
仕事の絡みでよく訪ねますが、館内をじっくり見たのは一度だけです。 日本の航空機産業の歴史が良くわかりますし、ヘリコプターの実際の操縦席での模擬訓練もさせてもらいました。 写真は場外の展示場に公開されている「水陸両用艇」ですが、文字通り浮き沈みの激しい歴史を持っております。http://ja.wikipedia.org/wiki/PS-1 平和な現在でも海難救助や離島への輸送などには期待できる飛行艇です。何せ大きな機体で滑走路が要らないんですからねぇ。 「紅の豚」あの映画は大好きです。 |
なんで締めたはずのネジが緩(ゆる)くなるのでしょうね。目を離したスキにナットが回った?だから回らないように針金で結ぶ。菊座金を折る。 昔からいろいろ工夫されてきました。 本来、ナットは勝手に回りません。緩んだナットの下の座金の下面を見てください。大抵はきれいに光っています。締め付けて圧力を加えられた対象物の面は振動も加わってまっ平ら。つまり凸凹が無くなってツルツルになっているわけです。で、締め付けられた厚みが減っていると考えられます。50mmだった物が49.9mmに・・・塗装、表面処理、素材の肌、色んな条件がありますが、結局「シメシロ」が減りボ … [続きを読む] |
「ステンレスボルトの焼き付き」を経験された方は、少なからずいらっしゃると思います。しっかり締めたつもりが、ナットに焼き付いてしまって途中で止まり、更に外れなくなってしまった(T_T) これは、歪んでいるプレートをネジで締め上げようとすると、覿(てき)面に現れます。ネジの部分に圧力が加わった状態でボルトとナットを摩擦させるのですからPV値(圧力×速度)が限界を超えているために融着すると思います。ステンレス鋼の熱伝導率が軟鋼の1/2から1/3であることも原因かもしれません。 焼き付き防止のコーティングが施されているらしいボルトナットでもそうですから … [続きを読む] |
日本折り紙ヒコーキ協会、東京大学、宇宙航空研究開発機構(JXSA)などが推進してきたスペースシャトルでの実験が断念されたようです。空気との摩擦や断熱圧縮による熱での温度上昇を「形状」と「素材」で克服したとの記事(日経ものづくり)に注目していました。 たまたま朝日新聞に「よく飛ぶ折り紙飛行機」が紹介されており、実際に折っててみた時期だけに、このニュースは残念でした。 自動車を例に挙げます。 1.走ってる車にブレーキをかけて停車させるのは、ブレーキパッドの摩擦によって運動エネルギーを熱エネルギーに変えているんですね。そのエネルギーが放熱量よ … [続きを読む] |
漫画家「たなかじゅん」さんの記事が「日経ものづくり2008/12」のトップに掲載されました。たなかさんは「ものづくりの現場が世間から低く見られている状況に憤りが出てきたわけですよ」とおっしゃっています。わたしも同感です。 メカニックは楽しい。幼児期のころ積み木から始まっておはじき、ヨーヨー、ケンダマ・・・と遊びにおもちゃは欠かせませんでした。シーソー、ブランコ、滑り台、自転車、今度は身体全体が移動してゆきます。バイク、自動車、航空機、ロケットそしてロボットに至るのはまさに「機械工学」です。違う職業につかれても「機械モノ」を避けて暮らすわ … [続きを読む] |
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