日本経済新聞朝刊(9/29)30面から
【返信元】 「日経地域情報化大賞2008」でグランプリ(大賞)を受賞しました♪
2008年09月29日 09:56
|
「日経地域情報化大賞2008」大賞、姫路の「OpenSNP」
日本経済新聞社は「日経地域情報化大賞2008」を選定した。大賞にはソーシャル・ネットワーキング・サービス地域(SNS)のプログラム「OpenSNP」を使った地域SNS基盤連携ネットワーク(兵庫県姫路市)の活動が選ばれた。表彰式は11月7日に東京で開く。 この賞は情報通信技術(IT)を利用して地域活性化などに取り組む団体や自治体、企業、グループなどを表彰しており、6回目となる今年は八十一件の応募があった。日経地域情報化大賞審査委員会が選考し、大賞など計8件を選んだ。 [大賞] OpenSNP地域情報プラットホーム連携プロジェクト(兵庫県姫路市) 代表の和崎宏氏は阪神・淡路大震災でのボランティアの体験から「信頼できる隣人の口コミが最も頼りになる」と痛感。ネット上で情報を公開するOpenSNPを開発し、SNS「ひょこむ」を始めた。 南房総(千葉県)、伊丹(兵庫県)、横浜、盛岡など全国20カ所以上の地域SNSが、ソフトの期間貸し(ASP)する形で導入。離れた地域の在宅ワーカー同士が地域SNSのネットワークを使って仕事をするなど利用が広がっている。 システムは全国の技術者が改良を加え、新たにSNSを作りたい人は「ひょこむ」で管理者としての経験が積めるといった支援体制も充実している。 【國領二郎審査委員長の講評】 「深化する地域情報化、新たな傾向も」 審査委員長 國領二郎氏 地域情報化の深まりを受け、実績を重視する審査となった。大賞プロジェクトは各地の地域情報化プロジェクトを連携させて全国的ムーブメントに編み上げた。医療、環境、女性就労など、重要課題に新しい取り組みの成果をあげているものも多い。行政の取り組みも官民連携のもとで広がりを見せるようになった。新しい傾向も出てきた。受賞は一つだけになったが、農業や水産関連の健闘が目立だった。大企業が地域に目を向け、成果を生み始めたのも地域情報化の深化を象徴している。 |