今では殆ど聞かないが、私が成人したころの姫路の魚町あたりのクラブ等
では、「おばけ」なる行事が残っていた。

元々は花街の風習で、厄除けの為に節分の日に、芸者さん達が本業である
芸以外の芸等をご披露するものですが、当時の姫路のクラブ等のママさんは
芸者さんのご出身者が殆どで、そのため、この風習が残っようだ。　

ただ、姫路の場合は芸者さんではなく、クラブのホステスさんが主体なので
変装パーティというか、今で言う"コスプレ"パーティですね。

近年の節分は、ノリ屋さんの陰謀にまんまと嵌り、太巻きに制覇されています
が、こうゆうものはやはり季節感が味わえる旧暦で楽しむ物であり、旧暦の
節分に行なうことこそが、LOHAS（？）と言えるのではないだろうか？
　～～新暦の節分の頃はメッチャ寒いので、イベント事は嫌い！～～

即ち、旧暦の節分頃に「姫路おでん」の日を設定し、伝統的な「おばけ」の
行事に絡め、コスプレィヤーとのコラボによって大いに「姫路おでん」を盛り
上げようという、全く深い考え等は無い提案である。

そして、あの鯨の“おばけ”を「おでん」で食いたいとゆう個人的な嗜好を
加味した“おばか”な提案でもある。