今日、夏休みで預かっていた、
地元のO小学校に里親に出している森のドングリを
O小学校に戻しに行ってきました。

このドングリ苗は、
2005年当時1年生と2年生だった児童に
森のドングリをポットに植えつけてもらったのです。
# 森の台風被災地に植えます。
　ドングリの遺伝子保護のため、森にもとから在る木のドングリをタネとして使っています。

今、4年生と5年生になった児童たちには、
ボロボロになった紙パックの植替えと、水やりをしてもらっています。


今日、森の車からドングリ苗を学校の藤棚の下に運び終わった後、
先生が、「レンジャーにお礼を」と言われて、ふたりの児童が指名されました。
急なことだったのですが、その子たちは、
「今日は、お忙しいのにドングリの苗を運んでくださって、ありがとうございました。ぼくたちが育てたドングリの苗を森に植えるまで、水やりをがんばります。」
などと、きちんとお話ができたのです。

一番びっくりしたのが、先生で、
「急に言ったので『ありがとうございました。』だけかなぁと思っていたけど、
　こんなに立派にお礼の言葉を言えるなんて、すばらしい！」
と、すんごい感動していました。

正直、あたしも、
「あの小さかった子が‥‥(;_;)」
と、親戚のおばさんのように、ちょっと　うるっとなってしまいました。

3月の台風被災地に植えるときが、今からとても楽しみです。(^^