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こたつねこの「サイバー社会論2012」の「地域SNS全国フォーラム参加レポート提出トピック」
「地域SNS全国フォーラム参加レポート提出トピック」の書込一覧です。
地域SNS全国フォーラム参加レポート提出トピック
【閲覧数】4,256
2012年06月03日 07:35
「第10回地域SNS全国フォーラムin姫路」にボランティア参加した履修生のみなさん、大変お疲れ様でした。どんなことをどんな風に感じられましたか?
ご覧のようにあの舞台は、アクティビリティの高い全国の地域ネットワーク実践者たちの情報共有の場です。もしもつかがりを持ちたい人がいらしたら、積極的にコンタクトを取ってみることをお薦めします。

ここには、体験レポートをアップしてください。ボランティアとしての体験よりも、「サイバー社会論」履修生としての目線で、フォーラムで何を学んだが、何を学びたかったか、何が学べなかったかなどについて留意して記入してください。

なお、本レポート提出者は、学期末のボランティアレポート加点(10点)を付与し、レポート提出を免除します。締め切りは、6月10日(日)24時とします。

書き込み数は25件です。 [ 1 2 ]
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Re: 地域SNS全国フォーラム参加レポート提出トピック
【返信元】 地域SNS全国フォーラム参加レポート提出トピック
2012年06月08日 14:53

私は地域SNS全国フォーラムにて分科会2Aに参加させていただきました。

分科会2Aは主にコミュニティーメディアについてでした。

それぞれの参加者がコミュニティーメディアを利用した地域活性化に取り組んでおり、どのような活動を通して地域との繫がりを深めていくかについて学ぶことができました。

特に東峰村をメインの活動場所とされている岸本晃さんの活動方法は興味深いものでした。

東峰村での出来事をケーブルテレビを利用して、
村全体により自分たちの村について知ってもらい、
繫がりを深めるといった内容でした。

その中で、村人が伝えたいことは村人自身がカメラを用いて
撮影を行うというものに関心を抱きました。

岸本さん自身がカメラで撮影するのではなく、
村人にカメラを渡して実際に撮影したもらうという
村人を主体とした番組作りに新鮮さを感じました。

カメラを渡した時点で繫がりが「出来てしまう」のだと、
岸本さんはおっしゃっていました。

無理に繫がりを作ろうとするのではなく、
自然と繋がってしまうという所に新しいコミュニテーメディアの形を知ることができました。
Re: 地域SNS全国フォーラム参加レポート提出トピック
【返信元】 地域SNS全国フォーラム参加レポート提出トピック
2012年06月09日 05:50
私は分科会2Cに参加させていただきました。

私が参加させていただいた分科会では、4人の方々が各地域のSNSについて語り、そしてそれぞれのSNSから地域SNSを繁栄するにはどのようにすればよいのかを最後に意見として説明して下さっていました。

私は今までに地域SNSといえばFacebookやmixi,twitter,そして「ひょこむ」くらいなものだろうかと考えていましたが、この分科会に参加したことで「ひょこむ」以外の地域SNSや、その良さについて知ることができたと思います。この分科会で私が学んだことは、各地域SNSを繁栄するには行政の参加や協働・連携が必要であり、そして行政マンが情報を発信していくことが大切だということです。更には、コミュニケーションスキルの教育も徹底していかなければならないということがわかりました。中でも「行政は現場を知り、一人称で語れ」という言葉は大変印象に残りました。

また、千代田区のSNSである「ちよっぴー」が今年の4月をもって廃止されたことを聞き、中心となって活躍していた行政の方々が転勤したことが一番の原因ではないのだろうかと思いました。「ひょこむ」は行政のみでやっているのではなく、皆で運営しているので「ちよっぴー」のように閉鎖することはないのだと思いました。

しかし、地域SNSでは人々の間でコミュニケーション等の様々なトラブルが起こったらどのように解決していくべきなのかということを少しお話していただきたかったと私は思います。

地域SNS全国フォーラムに初めて参加させていただき、大変貴重なお時間を有効に使えたと思います。また来年も参加し、今度は違う分科会のお話を聞かせていただけたらと思います。本当にありがとうございました。
Re: 地域SNS全国フォーラム参加レポート提出トピック
【返信元】 地域SNS全国フォーラム参加レポート提出トピック
2012年06月09日 17:31
私は分科会の1Dに参加しました。
私自身が観光好きで、これからも国内観光を続けたいと考えていて興味があったので、この分科会を選びました。

1Dは『SNSと観光がおこす、文化・産業・地域』ということで、
いかに住民や消費者たちに上手に情報を伝えていくか、地域づくりのためにどんなことを実際にやっているのかについてなどを聞かせていただきました。


はじめに、宍粟市についての話がありました。
宍粟はとても自然豊かで、多くの山や森や川に囲まれている地域です。ここでは、しそうSNSという、ひょこむと同じ地域SNSがありますが、観光や宍粟の逸話など色々なことが誰でも見れるようになっています。
視察型観光という言葉も出てきました。
情報の出し方もまだまだ模索中とのことでしたが、
「達人認定」というものをして、その道のエキスパートの人たちがナビゲーターとして観光者たちを導いていくと良いんじゃないかという話も出ていました。

また、別の話では、海外からの観光客の交通利用や、宿泊に関してのニーズが変わってきているとのことでした。
例えば、これまで団体旅行が多かったのに対して、最近では個人旅行(FIT)が中心になってきていることが挙げられます。

今まで観光は、自治体が中心で、自治体ごとに発信しているので、旅行者もその土地の正確な情報を得るために、何度もいろんなサイトを飛び回らなければならなかったり、その情報自体が「面白みのないもの」だったりします。

それを打開するために、地域コミュニティを使い、地域がつながることで、1つのサイトで一括して観光地の交通や宿泊施設などの情報を得られるようにするぞ、というような話でした。

そこで私が知ったのが、「Myまち遊び」という、様々な情報を一挙に得られる観光WEBです。そこでは、My観光プランを使って、行きたい場所を設定して、乗り込む電車やその時間などをまとめて計画を立てられるのです。
豊富なイベント情報も載っているということで、これから個人で旅行をする人にはとても便利なものだと思いました。
これを、地域SNSといっしょに使えば、面白い旅行になりそうです。ただ、これが広まるのはまだまだ時間が必要だと思いました。これを実際に利用してみて、既存のSNSを使ったり口コミで広げていくと良いなとおもいました。

どの話も、面白く勉強になりましたが、将来的にどう発展していくかは分からない、まだ発展段階の話で、これからの発展が期待を込めていうと、本当に面白くなるのではないかと思います。
聞きたかったこととしては、この観光Webの発展に私が貢献するには何をするのが1番良いのかです。
地域SNS全国フォーラム参加レポート 村山圭一
【返信元】 地域SNS全国フォーラム参加レポート提出トピック
2012年06月10日 19:30
1. はじめに
私は分科会2D(講演者:庄司昌彦さん)に参加した。私がこの分科会に参加した理由は、SNSとビジネスがどうつながるのかということに関心を持ったからです。
2. 分科会の内容
 分科会では、九州の筑後地方を活性化する地域活動についてのビデオを見た。そのビデオを踏まえて、私たちがこの『ちくご元気計画』を発展させるにはどうすればよいかというテーマでディスカッションを行った。
 私はこの『ちくご元気計画』から、地域発信のビジネスを活性化する方法を学んだ。『ちくご元気計画』は、まず店側に基本的なビジネススキルを学んでもらうことから始まる。次に、業種別の研修を行う。そして、店を経営する傍ら、店と講師が研究会を定期的に行う。このようなステップを踏むことによって、試行錯誤して産まれた良い製品が産み出し続けられる。また、合同コンパを催したり、筑後地方に同業種の専門家たちが集まる研究会を催したりしていた。前者は筑後地方での横のつながりを生み、後者は筑後地方をその業種の情報拠点とするという点でよい方法である。
3. 考察
『ちくご元気計画』では、筑後発信の様々な製品が産み出されていた。しかしディスカッションの中で、「この製品や地域の研究会が成り立っているのは、厚生労働省や県の協力があったからだ」という意見があった。私もこの意見に賛同し、これではSNSを地域活性化に使う以前の問題ではないかと思った。しかし、一方で「宣伝が下手」という意見もあった。以上のことを踏まえると、店側が行政や自治体の支援を受けながらビジネスの宣伝媒体としてSNSが活用されることが、地域活性化のためのSNSの役割ではないかと思った。
4. まとめ
今回の議論は、「SNSとビジネス」というより地域活性化に焦点が当たっていたと思う。故に、初めに述べた私の疑問に対する答えはあまりなかったが、「地域活性化と店と商品」については多くのことを学ぶことができた。
Re: 地域SNS全国フォーラム参加レポート提出 池本聖美
【返信元】 地域SNS全国フォーラム参加レポート提出トピック
2012年06月10日 21:04
私は分科会2C『地域SNSの栄枯盛衰に学ぶ、繁栄を目指すキーワードとは』に参加させていただきました。選んだ理由は正直どの分科会も内容が難しそうで私が1番理解しやすそうなものを選んだ結果が2Cでした。他の分科会がどのように行われていたかわかりませんが、2Cの分科会は非常にわかりやすく地域SNSについての知識が浅い私にも十分に理解できるものでした。地域SNSを立ち上げた、または管理されている4人のパネリストの方々がひとつひとつ丁寧にそれぞれの地域SNSの説明をされ、それに対しコメンテーターの方が意見を述べるといったような形式でした。

この分科会では驚きが多かったです。まず、地域SNSというものを「ひょこむ」で初めて知った私には他の地域のもさまざまなSNSが存在していることに驚きました。今回は4か所でしたが、このような地域SNSが知らないところで広がっていることを知りました。また、4つのうちの1つ千代田区の「ちよっピー」はアクティブユーザー数減少などが原因ですでに今年の4月に閉鎖されていたことにも驚きました。常に発展していく情報化社会の中で、SNSが閉鎖されたのにはSNS側が対応しきれなかったように感じました。他の3つは現在も各々の形で運営されており、どれもとても魅力的でした。1番印象に残っているのは、山武SNSです。山武SNSは、「ひょこむ」からののれんわけだそうで、立ち上げるまでこたつねこさんに弟子入りされていた方が管理人さんでした。この方は、200人を超えるユーザーの方たちすべてと会ってから入会という流れをとっているそうです。衝撃でした。SNSの概念が変わったというかこういったSNSの使い方もあるんだなと感動しました。200人を超えたあたりから限界を感じているとおっしゃっていましたがこたつねこさんが1600人が限界と言いながらも「ひょこむ」は現在2000人を超えているそうで、分科会のみなさんと笑いながら議論されている雰囲気も、ありとても楽しく参加できました。

どの地域SNSもそれぞれの地域に合わせたSNSが作られていて、管理人さんの独特の雰囲気もそこに合わさっているというような印象を受けました。まとめとして、血の通った管理人の存在が活性化を生まれるんだとおっしゃっていました。また、違う面では行政との関わりについても議論されていました。共通して、行政の参加・関与は必要という意見でした。しかし、強く出過ぎず、程よい距離感をもつこと、そして異動を前提とした継続性が求めらています。また、行政はユーザー数やアクティブユーザー数といった数をもとめますがそうではなく幸福感など肌で感じられる質で見極めてほしいという意見にも共感できました。

今回の分科会で、さまざまな地域SNSの存在はもちろん、地域SNSの発展そして新たなあり方について学べ考えさせられました。今回のフォーラムで「ひょこむ」の絆の強さも知れて、とてもいい経験になりました。ありがとうございます。
Re: 地域SNS全国フォーラム参加レポート提出トピック
【返信元】 地域SNS全国フォーラム参加レポート提出トピック
2012年06月10日 21:53
 僕は分科会2日目2D『ワークショップ/地域ソーシャルメディアをビジネスに生かす』に参加しました。
 まず初めに議論されたのは地域SNSのマーケットについてです。地域SNSから生まれたマーケットを普及させるにはどうすればいいか。確かに現代の社会では楽天や価格ドットコムなどインターネットを利用したネットショッピングで買い物をする人が増えました。しかしネットショッピングでは商品をよく吟味できないという欠点があります。例えばおすすめの商品や売れ筋1位の商品を買うという行為は、自分が欲しい商品の条件と合わない可能性があります。また実際に商品を手にしてみないと物の良し悪しは分かりません。地域の店でものを買うメリットはフェイスtoフェイスのおつき合いでものを買うことにあります。お店の人と直接話をすることでネットショッピングにはない情報で商品を選ぶことができます。
 僕は地域のお店を活性化させるには地元に住む人の意識を変えることが必要だと思います。ヨーロッパではそれぞれの地域に住む人が大型ショッピングセンターやネットショッピングではなく地元の商店街を守るために地元の商店街を利用しているという事例があります。日本でも自分たちの住む地域は自分たちが守るという意識が必要だと思いました。
 次に実際に地域SNSを利用したビジネスの例として九州福岡県の「九州筑後元気化計画」のDVDを見ました。日本のSNSの現状として各SNS内のつながりは強いが、次の一歩がない、その次の一歩をビジネスにつなげようというテーマのDVDでした。九州筑後元気化計画は初めは行政主導の雇用増加計画でしたが、「この街を知ってほしい」という地域の人の思いから地域の人が意見を出し合ってその地域ならではの商品を開発し販売するという大規模な活動となりました。
 DVD鑑賞後に行われた勝手に筑後元気化計画を発展させようというディスカッションでは、DVD本編にはなかった実際にハトムギのかりんとうやせっけんなどの商品が売れたのかを知りたいという声や、地域が一体になっており地域SNSのビジネスモデルとして面白い計画という声があがりました。またどのようにすれば商品が売れるのかという議論では商品誕生の背景が魅力なのでそこを前面に出していく、クラウド・ファンディング(集金機能)を利用する、人気ブロガ―と連携して商品を紹介してもらう(co-create content),値段が高い商品と安い商品は分けて考えるなどのような意見が上がりました。
 僕は筑後元気化計画の商品が売れるためには筑後地方の観光地化と、全国の人に手軽に商品を買ってもらうためにまだ筑後元気化計画の商品を通信販売でまとめて買うことができないそうなので、商品の通信販売ネットワークの整備が売り上げ増につながるのではないかと思いました。
 最後に全国フォーラムに参加して、多くのことを学ぶことができたと思います。とくに2Dの分科会は全国各地で地域SNSを運営されている方々や、大学の教授の方など地域ソーシャルメディアに精通されている方たちばかりだったので、大変高度な意見を聞くことができとても良い経験になり、勉強になりました。僕はメディア学専攻ではありませんが、地域SNSをビジネスに生かすという内容を色々な角度からの意見を聞くことができ自分の学びにつなげるものができました。また自分ももっとアンテナを広げて多くの知識を吸収し、自分の意見を言えるようになりたいと思いました。
Re: 地域SNS全国フォーラム参加レポート提出トピック
【返信元】 地域SNS全国フォーラム参加レポート提出トピック
2012年06月10日 23:31
私は、地域SNS全国フォーラムの一日目に参加しました。学んだことを全て書こうとするとあまりにも量が多すぎるので、分科会1Dに参加して学んだ地域SNSの利用による地域活性化という点についてレポートを書いていきます。
最も印象に残ったのは、観光とSNSをつなげる考え方です。これまでの観光webは団体旅行中心であり、さらに誰でも知っているような定番のコンテンツばかりがクローズアップされ、さらにさまざまなサイトを検索しないと新幹線や飛行機のチケットをとることもできませんでした。現在求められているのは、団体では旅行ではなく個人的な旅行のサポートをするシステムです。そこで注目されているのが、「Myまち遊び」のワンストップ検索・予約の観光webです。このサイトの特徴は、電車・新幹線のダイヤ検索機能と、それと連動する大規模なイベントカレンダーです。そして何より注目すべきは、地図上に観光スポットとスタート時刻、観光スポットを入力すれば自動的に観光プランを作ってくれる機能です。また、地域コミュニティでイベント情報が入力されるので、従来の自治体中心のイベント情報よりも細かい情報を獲得できます。
このようなサイトの他に
地域SNSを観光に利用する方法としては、地域SNSをある特定の地域の人だけでなく、他の地域SNSと連携することによって人のつながりの幅を広げ、自治体レベルではなく個人レベルの細かい情報を獲得できるシステムを作ることです。例えば東京の人が兵庫県篠山市に旅行をすることになったとします。特に篠山市という知名度が高くない地域では、実際の篠山での旅行体験談を聴く機会というのはなかなかありません。地域SNS 同士が連携することによって、東京の人でも別の地域のSNSを利用することができ、よりその人に合った旅行が可能になります。また、地域SNSで「旅行の達人」のような人物を示しておけば、その人の情報を基に、ガイドブックには書かれていない一味違った旅行をすることも可能です。
地域の観光スポットの宣伝にwebを利用する方法は近年いたって普通に見られますが、それをSNSの中に組み込むという考え方は、自分の中には全くありませんでした。新たな考え方を知ることによって、今後自分が故郷篠山市の活性化に向けてどのような働きかけをすべきかを考えてみたいと思います。分科会に篠山市の金野さんという方がおられたので、金野さんに地域活性化の具体的な案をお聞きしたかったのですが、時間の都合で全く聞くことができなくて残念でした。今回のフォーラムでは、何か地域活性化について一つでも自分にできる具体的な働きかけを見つけようと思っていたのですが、フォーラムに参加されている方と個人的なコミュニケーションをとることができなかったことが心残りです。それが、私が学びたかったが学べなかった点です。
Re: 地域SNS全国フォーラム参加レポート提出トピック
【返信元】 地域SNS全国フォーラム参加レポート提出トピック
2012年06月10日 23:48
■学んだこと
2Dの「地域SNSをビジネスに活かす」に参加し、ビジネスとSNSについての学びとディスカッションを行った。

<SNSを通してのビジネスの変化>
ただ商品を売るだけではなく、そこに限定感や愛着を感じてもらえる情報(例えば「○○産の選び抜かれた茶葉を使用したお茶」など)を加えるだけで、商品の価値が上がる。また近年、モノに対する意識が変化しており、今までは「所有したい」という意識だったが、モノが溢れている今では、「アクセス(使用)したい」というように変化している。そのため、近年の消費者は「その商品を使ったという経験」を求めているため、消費速度が上がっている。

上記の事実を通して、「つながり消費」が地域企業では注目されている。「とながり消費」とは、商品ができる過程にも参加してもらうことで、「長いおつきあい」ベースでモノを売買することだ。Amazonなどの一般ツールを通してでの購入では、その業界で1番の商品しか買ってもらえない可能性が高くなるため、「つながり消費」で愛着を持ってもらうことで1番でなくても買ってもらえるようにするのだ。

<九州ちくご元気計画>
地域雇用創業推進事業の一環として、福岡県筑後市で実施されたプロジェクトだ。この地域には、多くの研究会があり、その各研究会に専門家が介入してアドバイスをし、商品化や観光創業を図るという2年にわたるプロジェクト。DVDを鑑賞し、その後このプロジェクトでできた商品をもっと売り出すにはどうするべきか?を話し合った。そもそもモノができるまでのストーリーがたくさんあるにも関わらず、そのストーリーを買い手に共有するという段階を踏めていないのが問題という話になった。また、HPも見た上で、買うためのステップが多い(このプロジェクトでできた商品の一覧のHPがあるにも関わらず、各商品を購入しようと思ったら、その商品を作った会社のHPに行かないといけない)のも購入の壁になっている、SNS等でのアピールがないなどネットでの広報・購入の促進不足が感じられた。それを解消するには、「ちくご元気計画」のブランドを作り、「ちくご元気計画」の一環の商品として商品を売り出し、1つのHPで買えるようにするということ、作り手の目線だけでなく、買い手の目線・ニーズも踏まえて商品のPRやHPを改訂するということが出た。

■思ったこと
分科会自体はとても興味深く、充実しており良かった。また、ビジネスについて考えたり、学んだりすることも多く、非常に濃い2時間だった。ただ、時間の関係で地域SNSを絡めたところまで考えられなかったのが残念だった。

話合いを通して思ったこととしては、「自分が買い手だったら?」という視点がHPに欠けているということだった。私がHPでモノを買う時に参考にするのは、友達からの口コミ(評価含め)や、ネットのレビュー。このプロジェクトの商品1つ1つはとても高価なのだから、やはりその分、「思っていたのと違った」という後悔がないように、実際に使った人からのコメントがあるべきだと思う。HPに購入者レビューを付けるとか、逆に作り手のストーリーを伝えるために商品ができるまでの動画をつけるとかの工夫があれば良いのでは?と感じた。また、SNSも絡めて、facebookでのファンページの利用だったり、こだわり商品ばかりを扱っているネットショッピングの会社でピックアップしてもらうのも手だと思った。

■疑問に感じたこと
また、多くの研究会があったが、実際に成果を上げたのはごく僅かだそう。研究会の一覧がDVDの最後にあったが、正直「成果上げるの厳しいやろ…」と感じるものも含まれていた。研究会がどうやってできたか分からないが、せっかく専門家の方をお呼びして、政府がお金を出して行っている事業なのだから、全ての研究会でやろうとせずに、ある程度研究会を選定すべきでは?と感じた。
地域SNS全国フォーラムレポート 古家良和
【返信元】 地域SNS全国フォーラム参加レポート提出トピック
2012年06月10日 23:51
私がこの分科会を選択したのは、活性化事業の実現化と運営維持のためにビジネスが必要だと考えているからです。ボランティアだけで成り立つことは難しいので活性化事業にも収益が必要であると思います。そのためにどういったビジネスモデルがあるのかをこの分科会で知れたらいいなと思い選択しました。しかし、結果からするとそのことに関してはあまり深く知れなかったのが残念です。地域SNSの収益は広告以外に何が考えられるか。活性化プロジェクトにどのようなビジネスモデルが組み込めれるかが知れることを私は期待していました。

分科会の内容は主に筑後の雇用創出プロジェクトに関連付けた内容でした。
シェアの時代の考えは興味深いです。個人の所有から共有へシフトするということは、同時に共有相手とコミュニケーションを生むきっかけになります。また、ものにストーリーを持たせて付加価値をつけることは、モノに人のドラマが入るということ。それはモノを通して“伝える”ということでありコミュニケーションです。商品製造を体験させることで付加価値の創出もありました。これは過程を共有することにより創出されるということで、ネットデイの話を思い出しつつ“過程”というのが大切なんだと改めて思いました。シェアの時代とはお付き合いベースの時代でもあり、これを活性化の1つの方法として利用できるものだと思いました。

筑後のビデオでは、活性化プロジェクトをどう運営していくのかという視点で考えます。
多くの研究会が存在し、その中でもうまくいった企画を取り上げていたがその数は多くはなかった。やはり、活性化させようと動いても満足できるほどの成果をあげることは難しいのが普通でしょう。私が一番考えたいのが、地域の人々をどこまでやる気にさせてあげるかです。最初はこんなことしたいって気持ちで集まった研究会でも、企画を進めていくにつれて負担が大きくなれば辞めたいという気持ちが出てきてもおかしくありません。実際にその筑後でも企画が潰れた例もありました。この課題を解決する方法としてビジネスが必要だと思います。その企画が実現することによって得る利益がもっと大きく明確であるならば人々のインセンティブは維持できると思います。しかし、ビジネスばかりが先行してしまうと地域活性化からズレていく可能性があるのでバランスが大切だと思いますが。少なくとも活性化事業にはビジネスの知識がかなり必要かなとビデオを見て考えました。人々のインセンティブを維持する方法として人同士のコミュニケーションの増加、シェアというのもあると思います。このことに関しても、筑後では見られなかったので筑後はまだまだこれからなのかなと思いました。
現在の筑後のプロジェクトは地域活性化としてはこれからだと思います。田舎の良さ、宝を生み出したプロジェクトであって、これからそれをどう使って活性化に繋げていくかを長期的な視点で実行していってくれたらいいなと思います。

ワークショップに関しては時間がなく十分な議論ができなく残念でした。筑後の商品をどう売るかというテーマでした。作り手・売り手・買い手の三者の気持ちを考えた商品企画であること、co-creationのアイデアは自分にとって新しい考えで勉強になりました。

最後にフォーラムに参加して感じたことを書きます。
自分が考えてきたことと同じことを考えてきてる多くの方々とお会いできてとても嬉しかったです。フォーラムを通して学び、考えさせられたことが多くありますが、なによりも自分が将来どこに進めばいいのかというのが見えてきた1日でもありました。私は将来、活性化事業に関わった仕事をしたいと強く思えました。これからの学びも活性化に関することに焦点を当てて勉強していきます。
Re: 地域SNS全国フォーラム参加レポート提出トピック 壷井真依子
【返信元】 地域SNS全国フォーラム参加レポート提出トピック
2012年06月11日 00:15
私は分科会2Dに参加しました。
1内容:地域SNSとビジネスがどう関連しているのか気になったので、この分科会を選びました。
今回の分科会で話題になったことの中で特に印象に残った事として、2点あげられます。1つ目は、モノを売る場合に、ただ売るだけではなく、何かその商品についての情報もふくめてお客さんに売ることで、その商品に新たな価値が生まれ、付加価値ができるという点です。たとえば、その商品の産地や素材についての情報、商品が生まれた際のエピソードなどが例として挙げられていました。2つ目は、日本の地域SNSはもともと知り合いである人達の結束を強めることには適しているが、新しく何かを生み出し、それを広げていく作業は難易度が高いという点です。福岡県筑後地域で行われていた地域コミュニティから生まれるビジネスを例にとりあげられていました。この地域では、地元のお母さんたちのコミュニティや、まちの仕立てやさんといったたくさんの小さなコミュニティから一つの製品をつくってそれを、販売するというプロジェクトがおこなわれていました。その製品をつくる課程では、地域活性化につながったが、販売する地域を広げるのための努力があまり行われていないようだと、問題点として分科会のなかでは議論されていました。

2感想・疑問に思った点
私が疑問に疑問に思った点は、地域ビジネスとして、地元の食品やこだわりの素材をつかっていて、質のいいものなのに、どうしてその地域だけでなく、地域外にも広められないのかという点です。その地域ビジネスのプロジェクトで生まれた製品はホームページにあるオンライン通販で購入することができると説明されていました。その仕組みはとても良いと思うのですが、SNSが多くの人に利用されている昨今の状況を考えると、そのホームページから、twitterでツイートする機能やfacebookのいいね!ボタンを使えるようにして、SNSを通じたソーシャルな口コミをつくり、知名度を広げることが重要なのではないかと考えます。
Re: 地域SNS全国フォーラム参加レポート提出トピック
【返信元】 地域SNS全国フォーラム参加レポート提出トピック
2012年06月11日 00:33
私は2日目の分科会2Aの「地域を元気にするコミュニティメディアの実践と未来」に参加しました。メディア情報学科の学生として、そしてコミュニティに住んでいる一員として、このテーマには興味を持ちました。

フォーラムでは、主に映像についての話が多かったです。私自身、現在映像編集などに関わっていて、とても興味深い内容でした。三好さんが最初に放った「映像はパクってなんぼ」というフレーズを聞き、確かにそうだな、と感じました。分科会の前半では、パネリストたちが自分たちが行っている活動について話、様々な活動が聞けました。みんな地域でどういったコミュニティメディアを使っているのかを知ることができました。映像が主となっており、住民ディレクターなどといった面白い活動についても聞けました。後半では、岸本さんの活動を中心に議論が広まり、住民にビデオカメラを渡して好きなものを好きに撮らせる、という点について皆さん熱く議論していました。
私は現在映像制作などに関わっている人間として、題材となってもらう人にビデオカメラを渡すのも非常に面白いと思いました。それに加え、編集などを行う技術者がいることにより、コミュニティメディアとして使える映像が撮れたりするのではないかと考えます。
Re[2]: 地域SNS全国フォーラム参加レポート提出トピック
【返信元】 Re: 地域SNS全国フォーラム参加レポート提出トピック
2012年06月11日 10:16
小林 雅人(マサト)さんの発言

> 無理に繫がりを作ろうとするのではなく、
> 自然と繋がってしまうという所に新しいコミュニテーメディアの形を知ることができました。

ここが取り組みが継続する大きなポイントだと思います。
何事も無理したらあかんのです(笑)。
Re[2]: 地域SNS全国フォーラム参加レポート提出トピック
【返信元】 Re: 地域SNS全国フォーラム参加レポート提出トピック
2012年06月11日 10:21
津川 愛莉(あいりん)さんの発言

> しかし、地域SNSでは人々の間でコミュニケーション等の様々なトラブルが起こったらどのように解決していくべきなのかということを少しお話していただきたかったと私は思います。

これは、本当によく問いかけられる質問なのですが、トラブルが発生しない(しても自律的に解決する)ようなネットワークをつくることが大切で、成熟した地域のネットワークでは、それが自然に成立しています。
わたしのブログから「法と掟」というタイトルの文書を検索して読んでもらうと、その基礎が理解できると思います。
Re: 地域SNS全国フォーラム参加レポート 村山圭一
【返信元】 地域SNS全国フォーラム参加レポート 村山圭一
2012年06月11日 10:47
村山 圭一(Keichi)さんの発言
> 今回の議論は、「SNSとビジネス」というより地域活性化に焦点が当たっていたと思う。故に、初めに述べた私の疑問に対する答えはあまりなかったが、「地域活性化と店と商品」については多くのことを学ぶことができた。

「ちくご元気計画」は、地域資源の再発見・再評価・再発信を行うアクションとネットワーク構築を通して、衰退する地域経済の中に輝きと元気を取り戻すプログラムであったと理解しています。ついては、最終目標が「地域活性化」であったしても、そのプロセスに学ぶところは少なくなかったようでよかったです。
行政の関与についても、これまでの「補助金丸投げ」ではなく「官民協働」の姿勢が意識されているのが、この事例の素晴らしいしころですね。
Re[2]: 地域SNS全国フォーラム参加レポート提出トピック
【返信元】 Re: 地域SNS全国フォーラム参加レポート提出トピック
2012年06月11日 10:50
八木谷 俊之(やぎー)さんの発言

> 聞きたかったこととしては、この観光Webの発展に私が貢献するには何をするのが1番良いのかです。

八木谷くんの得意技はなんですか?
自分のスキルを活かした貢献方法があるはずです。また、好きでなくては続きませんので、求められることだけを考えないことがいいと思います。
Re[2]: 地域SNS全国フォーラム参加レポート提出トピック
【返信元】 Re: 地域SNS全国フォーラム参加レポート提出トピック
2012年06月11日 11:01
塩津 有沙子(あさちゃん)さんの発言
>
> 2つ目は、日本のSNSは連帯感が多く、拡大思考が弱いということです。
> よく考えると、日本で作られたSNSは海外ではほとんど普及しておらず、けれどもそのSNS自体も海外に普及させようとする取り組みを行っていないなと思いました。
> 私は連帯感が強いことはとても良いことだと思います。日本人の残していくべき性質であるとも思います。しかし、その地域だけで連帯感を深めるのではなく、他の地域の人々などもその連帯感の中に入っていくことができるようにすることは大切ではないかと思います。

海外ではローカルSNSという概念自体がないそうです。フランスのププロードは地域ネットワーク的な誕生でしたが、いささかローカルというには大きくなりすぎたという印象があります。
http://hyocom.jp/blog/blog.php?key=82029

わたしは今回の全国フォーラムのような、個々の地域SNSがゆるやかに連携しているつながりが個々の特性を活かしスケールメリットを出しえるベターな手法ではないかと思います。
すべてをひとつのネットワークの中に包含しようとすることはも無理があると感じます。
Re[2]: 地域SNS全国フォーラム参加レポート提出 池本聖美
【返信元】 Re: 地域SNS全国フォーラム参加レポート提出 池本聖美
2012年06月11日 11:08
池本  聖美(さとみん)さんの発言

> 今回の分科会で、さまざまな地域SNSの存在はもちろん、地域SNSの発展そして新たなあり方について学べ考えさせられました。今回のフォーラムで「ひょこむ」の絆の強さも知れて、とてもいい経験になりました。ありがとうございます。

ぼくは、同じエリアに複数のソーシャルネットワークが存在し、それぞれが個性的な運営をしながら人的にブリッジングされていて、利用者は好みで自由にそれぞれを行き来できるようなローカルな全体像が好ましいと考えています。その意味でこの分科会では、大きくなくてもいいから、幸福感をもたらせてくれるネットワークの運営が大切なのだと提示してくれていたように感じます。
Re[2]: 地域SNS全国フォーラム参加レポート提出トピック
【返信元】 Re: 地域SNS全国フォーラム参加レポート提出トピック
2012年06月11日 11:17
岩崎 天地(天地)さんの発言
>  僕は地域のお店を活性化させるには地元に住む人の意識を変えることが必要だと思います。ヨーロッパではそれぞれの地域に住む人が大型ショッピングセンターやネットショッピングではなく地元の商店街を守るために地元の商店街を利用しているという事例があります。日本でも自分たちの住む地域は自分たちが守るという意識が必要だと思いました。

まったくその通りで、「うんうん」と頷きながらここまでの文章を読みました。過去に下記のようなブログを書いていますので参照してください。
「社会科学モデル国家を支えるコミュニティ・プラットホーム」
http://hyocom.jp/blog/blog.php?key=77134
ただし、これを日本で実現するには、なかなか大変な大仕事になるでしょう..しかし、なんとかやり遂げなくてはなりませんね。

> 僕はメディア学専攻ではありませんが、地域SNSをビジネスに生かすという内容を色々な角度からの意見を聞くことができ自分の学びにつなげるものができました。また自分ももっとアンテナを広げて多くの知識を吸収し、自分の意見を言えるようになりたいと思いました。

大いに期待しています♪
Re[2]: 地域SNS全国フォーラム参加レポート提出トピック
【返信元】 Re: 地域SNS全国フォーラム参加レポート提出トピック
2012年06月11日 11:26
池田 悠希子(ぴの)さんの発言

> 私たちがなにげなく目にするテレビCMや街にある大きな看板は、裏に数多くの人たちの構想や作戦あってのものなのだなと理解しました。人に情報を発信するという簡単そうで、難しいことに私も将来携われたらなと思います。

詳細な分科会レポートありがとうございました。2Aで何がどう語られていたか、きちんと整理されただれにもよくわかる内容でした。
ただ、池田さんはメディア情報学を先行しているのだから、もう一歩踏み込んだ自分の考えを書いてほしかったところです。
Re[2]: 地域SNS全国フォーラム参加レポート提出トピック
【返信元】 Re: 地域SNS全国フォーラム参加レポート提出トピック
2012年06月11日 11:32
田中 隆祐(DumpDumper)さんの発言

> 今回のフォーラムでは、何か地域活性化について一つでも自分にできる具体的な働きかけを見つけようと思っていたのですが、フォーラムに参加されている方と個人的なコミュニケーションをとることができなかったことが心残りです。それが、私が学びたかったが学べなかった点です。

今からでも全然遅くないですよ、きっと。
(行司さんに金野さんとのコンタクト方法を聞いて)直接アポを取って逢いにいくことをお薦めします。金野さんも地元の若者のハートをわかってもらえれば、大変喜ばれると思います。

地域情報化との関わりは、特別なことを考える必要はありません。田中くんは音楽が好きだったと思いますから、まずは自分のスキルを活かした貢献を考えてみてはいかがでしょうか?
通信による情報コンテンツは、文書→+画像→+映像と、どんどんメディア的に進化してきましたが、わたしは次は「+音楽」だと考えています。
映像までは分科会で感じてくれたように、いろんな人たちが地域への愛着をベースにそれぞれ頑張っていますが、ここに最適な音楽をBGMとしてビルトインすることよってコンテンツのパワーは格段に上がります。
しっかりと生業にできる道を考えることもできそうな気がしますね。
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