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【地域SNS全国フォーラム】の「全体会【パネルディスカッション】」
「全体会【パネルディスカッション】」の書込一覧です。
全体会【パネルディスカッション】
【閲覧数】4,174
2007年06月28日 22:58
『地域SNSが地域を変える、社会を変える』

21世紀の井戸端会議とも称される地域SNSなどの新しいコミュニケーションツールを活用することによって、地域がどう変わっていくのか、ひいては日本社会がどう変わっていくのか、大局的な視点から議論する。

遠藤 薫(学習院大学法学部教授/日本社会情報学会会長)
岡田真美子(兵庫県立大学環境人間学部教授)
田中敦仁(総務省自治行政局情報政策企画官)
牧 慎太郎(兵庫県企画管理部長)
和崎 宏(ひょこむ主宰/はりまスマートスクーリプロジェクト理事長)

書き込み数は34件です。 [ 1 2 ]
[ 日付順 ] [ 投稿者順 ]
Re[2]: 全体会【パネルディスカッション】
【返信元】 Re: 全体会【パネルディスカッション】
2007年06月29日 03:46
百山紀行さんの発言
> このトピックも活用して問題意識を共有し、31日の全国フォーラムまでに少し議論を深めていきませんか。

大賛成♪
よろしくお願いします..m(__)m
Re[2]: 全体会【パネルディスカッション】
【返信元】 Re: 全体会【パネルディスカッション】
2007年08月03日 04:47
おかげさまで、それぞれのセッションが和気藹々と雰囲気ができあがりつつありますね。まさに「集合知」の世界を目の当たりにしているかのよう。全体会もがんばらなくちゃ!
遠藤先生、みなさま、どうぞよろしくお願いします。
Re[4]: 全体会【パネルディスカッション】
【返信元】 Re[3]: 全体会【パネルディスカッション】
2007年08月03日 13:28
遠藤先生、ご指名を頂きありがとうございます。
本日横浜でRubyのセッションに紛れ込んでいます。ちょっと通信環境がよろしくないので、とりあえず以前に書いていたブログの内容が、今回の先生のリクエストに近いようですので、そのままコピペします。愛想なしでご容赦下さい。
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第三の波
2006年11月24日(金)
【連載】ひょこむ的SNS活性化法-ネット桃源郷(1)

彼の自宅の電話は、いつも繋がりにくかった。夜8時を過ぎると、まずいつも話し中で、携帯電話もメールもない時代には、夜襲をかける以外に連絡の取りようがなかった。別に長電話の好きなお婆さんがいたわけではない。電話会社に内緒で彼の部屋にこっそりと分岐された電話線の先には、お弁当箱くらいの四角い箱が繋がっていて、始終忙しなくランプをチカチカと点滅させている。そのまた先には、机ひとつを占領して大きなコンピュータが鎮座しており、これもカチャカチャと音を立てて動いていた。深夜2時を過ぎるまで毎日その光景に変化はなかった。

今から約20年前、当時販売され始めたばかりの通信モデムを、1セット50万円以上したパソコンにつなぎ、シングルユーザーのパソコン通信ホスト局を、彼はひとり自前で立ち上げていた。数人の仲間で始めた遊びはすぐに何十人もの新しい仲間に拡がり、彼の自宅の電話はいつも話し中になった。家族の苦情を受けた彼が、なけなしのボーナスを叩いて電話回線を増設するのに、さほど時間はかからなかった。

彼には口癖があった。「ここから未来が始まる。ぼくたちはコミュニケーションメディアを手に入れたんだ」。アルビン・トフラーは著書『第三の波』(1980)の中で、情報社会の到来を高らかに歌い上げ、彼はその伝道師だった。自分のパソコンも、電話回線も、デスクも、そして膨大な時間をかけてもかえられない夢が、彼を突き動かしていたのである。目で追える速度で画面を流れる文字は、彼の夢を実現させる第一歩であると誰もが信じさせられた。

彼の仲間達はそれぞれのパソコンを使って、彼のデスクのホストコンピュータにメッセージを送った。それを読んで、他の仲間が返信をいれる。仕事の話、よくいくランチのお店の話題、スキーの報告、家族の爆笑ネタ。話題に事欠くことはなかった。時には、人生相談などシリアスな話しにも、皆が真剣に向き合い励まし合った。電子掲示板(BBS)というメッセージ交換の場所が、彼らの楽しみの呼称となった..「草の根BBS」と。

草の根BBSは、善意に溢れていた。それは私財や時間をなげうってホスト局を立ち上げ運営してくれている彼への敬意もあったのだろう。そこに参加する仲間達のすべてが情報社会の未来に明るい夢を重ね合わせていたのもある。中でも最大の理由は、彼らが温かいハートを持っていて、善意を提供することを惜しまず、支え合うことにどん欲であったことかも知れない。

1986年から、大手のパソコンメーカーが全国的な規模の商用BBS事業を始める。富士通のNifty-Serve,NECのPC-VAN,IBMのPEOPLEなどが拡大していく中で、ビジネスモデルにならない草の根BBSは徐々にひとつずつ姿を消していった。メーカーが運営するBBSは、パソコン通信という仕組みを広めることについては大きな成果を挙げたが、囲い込みのビジネス手法では、草の根BBSが描いた「善意の地域ネットワーク」が構築できようはずもなかった。時代はせっかく個人がつかみかけた新しいメディアを、強引に取り上げてしまったのである。


電子掲示板の守護神たち
2006年11月25日(土)
【連載】ひょこむ的SNS活性化法-ネット桃源郷(2)

パソコン通信人口は1994年にはピークを迎え、300万人が2800のホスト局を利用する(総務省『情報通信白書\'96』)までに成長した。大手BBSは全国にアクセスポイントと呼ばれる通信拠点を整備し、概ねどこからでも市内料金で通信ができるような環境ができあがっていた。より安く、より速く、より大きな大手BBSへと急速に吸収されていった。

「草の根BBS」側も、大手の囲い込み戦略に無抵抗で陥落していったわけではない。中には大分のCOARAのようにその後の日本の地域情報化のイニシアティブを握る存在に育ったものや、千葉の館山ネットのように姿は変えながらも多数の行政を巻き込んで郡部に高速インフラを整備したような事例もある。しかし、多くの草の根BBS連携の動きは交流段階に止まり、具体的な共同事業まで発展することなく次第に舞台からその姿を消していくこととなる。

全国から多数のユーザーが集う大手BBSでも、人気はやはり電子掲示板だった。FORUMやSIGなどと呼ばれる機能は、ユーザーが自由にテーマを決めて開設することができた。会ったことも話したこともない遠隔地の人たちが集まり、ハンドルネームと言われる愛称で互いを呼び合って交流を広げていた。技術の進歩で通信速度があがり、簡単に接続できるソフトが流通して敷居が下がり、日本語が使えるようになって利用者は急速に増加した。しかしその賑わいには、草の根BBSの関係者たちが夢見た温かいコミュニティはなかった。

電子掲示板では、書き込みを起因とするトラブルが日常茶飯事となった。書き込まれた言葉尻を取って相手を批判する手法は更なる批判を呼び、限りない泥沼の水掛け論となった。電子掲示板に「楽しみ」や「癒し」を求めてきた多くの人たちが、この有様をみてその場から離れたが、大概は引っ越しをした先でも同じ事が起こった。トラブルはついに紛争となり、時には裁判沙汰になるものもあった。比較的地域性が強かった草の根BBSでは、想定もしていなかったことであるが、ネットを利用する際のモラル「ネチケット」が取り入れられたり、情報量が限定される文字でのやり取りを補完するために「行間を読む」ということが推奨されるようになった。

なんとか運営が続けていけたのは、ボードオペやシグオペ(SIG-OP)と呼ばれる掲示板の管理者による献身的努力と希有なバランス感覚で、常に制御されていたからである。管理者たちは、トラブルになりそうな書き込みを事前にチェックし、書き手に注意や訂正を求めた。時によってはその場で削除したりもした。トラブルが発生した場合は、双方の言い分を聴取して調整を図った。ネットで埒があかないときは電話で直接話す。それでもダメなら、わざわざ遠くに出かけていって説得を試みた。利用者からは見えないところで掲示板という場を支えたのは、ほとんどは無償ボランティアとして役割を担った掲示板管理者という名の英雄たちのおかげだったのである。



情報ボランティア
2006年11月26日(日)
【連載】ひょこむ的SNS活性化法-ネット桃源郷(3)

あまり知られてはいないが、「変人」や「廃人」たちに支えられた「ヲタク」や「ネクラ」の個人趣味と考えられていたパソコン通信が、社会的にもっとも輝いた瞬間が1995年1月に訪れた。阪神淡路大震災の勃発とその救援・復旧活動である。近代的な日本の大都会が初めて体験したこの巨大直下型地震は、6000名を越える尊い人命を、家族の手から奪い取ることとなった。
数多くのパソコン通信ネットが、被災地救援のために数日のうちに立ち上がる。一時不通になった一般電話や、錯綜するマスコミ報道にかわって、被災地の生の情報がネットの中を駆けめぐる。震災当日の夜くらいから現地の生の情報がさまざまと流れてきた。中には「どこで何が必要になっているか」という具体的に救援物資を求めるものも多数含まれていた。それぞれのネットは「震災ボード」を特設して流入する情報の一元化を図り、効率的支援の実現に動いた。現場からの生々しい声に、日本中のたくさんのネットワーカーたちが、我先にと支援の手をさしのべたのである。

震災後1週間がたつと、水野義之によるネットニュースでの発言をきっかけとなり、小畑雅英や岡本圭一らがNifty-serveの電子掲示板で行った支援活動を語源として、彼らは「情報ボランティア」と呼ばれるようになった。そして、さまざまなネットで同じような活動が、自然発生的にどんどんと拡大していった。生まれて初めて「ボランティア」という活動に関わった人も少なくなかった。「お金と時間に余裕のある人が道楽としてやる自己満足のための慈善活動」という程度にしかボランティアのことを考えていなかった人たちも、この時は明らかに異なった認識を持っていた。高速道路が落ち、巨大なビルが倒れ、都会のあちこちで出た火災は手の施しようもない。身近な神戸のまちの悲惨な状況に、「自分でも何か役に立つのではないか」と、それぞれが自発して動き始めたのだ。ボランティア本来の「自発する」姿がそこにあったのである。

情報ボランティアたちの活躍が目立ってくると同時に、パソコン通信の限界が徐々に明らかになってきた。それぞれのホスト間のシステム連携がなされていないので他ネットの情報に接することができず、効率的な救援活動を行うことの大きな障害になった。多様な情報チャネルを持っておこうとすると、必然的に複数のネットに加入する必要があった。パソコン通信の世界は、いわば「電子ムラ社会」の乱立という状況にあったのである。その課題を解決するアイデアを提案したのが金子郁容だった。金子自身、淡路島の救援活動に学生達と関わる中で、災害救援という取り組みの中でパソコン通信を活用する限界を感じ、当時はまだほとんど普及していなかったインターネットをパソコン通信ホストを仲介することにより、救援情報を共有化しようと考えたのである。金子の企画書には、電子ムラ社会の壁を溶かす新しいツールとして、インターネットがいきいきと語られていた。

InterVnetと呼ばれるその企画の内容は、さまざまなパソコン通信のネット上に書き込まれる救援情報のフォーマットを統一して、電子メール機能を用い自動的にインターネットで集約し、集められた情報をその他のパソコン通信ネットに順次配信することで、自動的に救援情報を共有しようというものであった。インターネットを媒体として、パソコン通信が利用者を囲い込むために設けた枠を、震災救援情報に限って取り外そう。大手だけでなく数多くの地域ネットがこの趣旨に賛同して活動に加わる。震災とインターネットは、従来の情報通信の手法に革命的なインパクトを与えた。InterVnetの立ち上げプロセスの中で、インターネットの存在とその可能性が情報通信の新たな潮流となり、社会に大きな影響を与えることに気づいた人たちは多い。彼らは、ネットワークの中だけでなく、現実の出会いを繰り返しながら、互いにつながりあって、その後のインターネット社会を構築する原動力となったのである。
Re[6]: 全体会【パネルディスカッション】
【返信元】 Re[5]: 全体会【パネルディスカッション】
2007年08月04日 18:04
けいさんの発言
> では、さらにお尋ねで恐縮なのですが、このたびの地域SNSプロジェクトの前の兵庫でのe-democrasy(というか、地域におけるインターネット利用)の状況はどのようなものだったのでしょうか?

姫路に戻りました。ネットがあるって、本当に幸せです..充分病気かも(笑)。
自分の関わった主な地域情報化アクションの年表は、下記のようになります。

1987.7-1991くらい(その後赤穂市に移管し、1998頃閉鎖)
「はりまタウンネット」
パソコン通信による地域情報化を推進する試み。(社)姫路青年会議所が姫路市・姫路商工会議所、NTT姫路支店と共同で立ち上げ。最大860会員は、当時大分のCOARAに次いで二番目。この時代のユーザーが、後のネットデイの基盤を作るコア人脈(はりまインターネット研究会)となった。

1997.7-1998.3
「はりまマルチメディアスクール」 http://www.harima.or.jp/
西播磨テクノポリスまちびらきを口実に、地域情報化のきっかけづくりをするイベントを兵庫県とはりまインターネット研究会が共同開催。なかでも、公募に応えた地域40校以上で、子供達が校区のようすをHPにする企画「はりまこども風土記・わんぱくちびっこ情報団」は出色。( http://www.harima.or.jp/school/ )これがのちにネットデイ(HSSP)と続くプラットホームとなった。

1997.11.8
ネットデイ in HARIMA 伊丹・神戸・ハワイと同時開催した日本初の連携型Netday
http://www.harima.or.jp/netday/
田中さんも神戸のコアメンバーとしてご参加下さった思い出のネットデイ。神戸に木村さん(故人)、伊丹に畑井さん(生きてる)、姫路のこたつという現場のワルがビールを飲みながら、仲間を引き連れて一気に強行突破した感のあるイベント。この直前に神戸でSVJ神戸の立ち上げがあり、人脈がコネクトした。これが、はりまスマートスクールプロジェクトの基盤となった。

1999.7-2000.02
はりまスマートスクールプロジェクト-ネットデイリレー in はりま
http://www.ssj.gr.jp/hssp/netday/nd99.html
なんといっても、こたつの自慢のプロジェクト。IPAの補助をもらって、播磨地域5校のネットデイリレーを完成。その後、ネットデイリレー99、ネットデイリレー2000など、「日本型ネットデイ」が兵庫から全国に伝搬する基礎を作った。「ネットデイのカレーは美味しい!」が全国統一商標である..(^^)

2000.4-2001.10
地域情報化ベンチマークマトリックス
http://www.j-matrix.net/press.html
地域情報化の客観的ベンチマークを確認することで、地域内の人脈をつなぎイニシアティブを創る仕掛け。岡崎・千里・多摩と一緒に龍野市で実施。翌年、兵庫ニューメディア推進協議会の研究事業として、龍野市・太子町・揖保川町・御津町と規模を拡大して実施し、大きな成果を挙げた。のちに、たつのe-スクールプロジェクトにつながるイニシアティブが構築された。

2003.7-2004.2
たつのe-スクールプロジェクト http://tesp.jp/
「わんぱくちびっこ情報団」の映像版。小5・6年生がビデオカメラで地域を取材し、社会科デジタル副読本( http://fukudoku.tesp.jp/ )の素材として活用する地域連携アクション。「e-ふるさと情報団」の企画は大変ユニークなので、NHKが取材し年末の特集番組の中で紹介した。( http://tesp.jp/johodan/ )。4日間のロケの1日間は、NHKディレクターによる子供達への番組制作指導。ただでは帰しません..(^^;

2004.4-
中播磨地域情報ネット(現わくわく交流広場ネット) http://e-hiroba.net/
オープンソースのグループウェアXOOPSを使った、地域活動のポータルサイト。でも...なかなか敷居が高い。ここでの問題意識が、地域SNS「ひょこむ」のエンジンであるOpen Social Network Platform(OpenSNP)の開発に続く。

と、ざっとぼくだけでもこんなことがありました。行政では、洲本市、西宮市、篠山市などの先進事例もいっぱいあります。ただ本当に「住民のための地域活性化ツール」となっていたかというと、活用や効果が一部に限定されてしまい、他地域同様評価は難しいのだろうと思います。

Re[8]: 全体会【パネルディスカッション】
【返信元】 Re[7]: 全体会【パネルディスカッション】
2007年08月05日 09:00
けいさんの発言
> こたつねこさん、ありがとうございました。
> 多彩な活動がおこなわれてきたのですね。

どこの地域でもそうは変わりないと思いますが、行政が、住民が、あるいは行政と住民が協働で情報化を地域活性化につなぐさまざまな企画を実施してきていると思います。それらを接続する動きを積み上げてこられた一例が公文俊平先生や国領二郎先生が率いるCan-Forum(キャンフォーラム)で、実践者のプラットホームとしての役割を担う存在になりつつあります。
http://www.can.or.jp/

今後は、CANのような全国的なネットワークづくりの推進はもちろんですが、地域エリアのフロントランナー、アクティビスト、エバンジェリストなどという人々をつなぎ活かすことによって、創発の場を創造する段階にきているのではないかと思います。地域SNSはそのためのツールでありプラットホームとしての役割を果たすと感じています。
Re[2]: 全体会【パネルディスカッション】
【返信元】 Re: 全体会【パネルディスカッション】
2007年08月07日 05:03
あかん、けいさんにすぐに反応していまうこたつ..(^^;
『地域SNS最前線-Web2.0時代のまちづくり実践ガイド』2007,(ASCII)の中で、そのあたりのことを書いた一節があります。
----------------
テクノロジープッシュからの脱却
 「実装した機能が使われない」「一部の人たちしか利用しない」「ほとんどの住民は存在すら知らない」「大きな費用と労力が無駄になっているようだ」…地域情報化という言葉が使われ始めて30年。巨額の投資を繰り返してきた政府の開発主義的な政策だけでなく、80年代の草の根BBSや商用BBSというパソコン通信を使ったコミュニケーションの試みや90年代のインターネットによるさまざまなアプリケーションの活用に至るまで、開発に携わる技術者たち共通の悩みは、情報化ツールの効果が地域に浸透しないことだった。日夜新しいテクノロジーを取り入れ、地域ニーズを捉えたシステムを設計し投入する彼らの努力は、皮肉にも「すべてを通信技術で解決しよう」というおごった開発思想による現場とのミスマッチが起こしたジレンマによるところが大きい。

 01年10月、日本で最初の電子地域通貨「千姫」の運用を開始した岡田真美子 は、インターネットや携帯から利用できるシステムとして、メニュー表・掲示板・コメント付き取引という非常にシンプルな大福帳式プログラムを採用した。この仕組みはのちのち参加者のニーズによってこつこつと成長を続け、それと同時に利用者のモチベーションもあがっていった。岡田は当時から「完璧なシステムを求めずに、十分に人の絆の持つ力を活用することで、システムも人も育っていく」と語り、従来とは異なる開発手法を取り入れて地域情報化の世界に新たな方法論を提案した。あえて「人」がかかわる部分を明示することによって、システムと人材が相互に支え合い活かされる共育の関係がデザインされている。
PC関係ご利用についてのお問い合わせ
【返信元】 全体会【パネルディスカッション】
2007年08月09日 07:00
全体会登壇の先生方にお伺いします。
該当されるのは、遠藤先生、岡田先生、田中企画官、牧部長、わたしです。
フォーラムではプレゼンにPCをご利用の先生方に、兵庫県から有線LANに接続したノートPCを準備させて頂くことができます。台数、配線関係の準備のため、恐れ入りますが下記質問票にご回答をお願い致します。
------------------------
【PC利用】 利用する 利用しない(以下回答不要)
【PC持込】 持ち込む 兵庫県分を利用
【利用SW】 (ex.Powerpointなど)
【Internet】 必要 不要

持ち込みPCの場合、インターネット接続は会場内の無線LANとなります。会場内の利用者が多数になると、有線より大幅に接続速度が低下することが想定されますので、インターネットご利用の場合は、できるだけ兵庫県PCをご利用頂けると安心です。
回答は、8月12日くらいまでに、よろしくお願いします。
Re: PC関係ご利用についてのお問い合わせ
【返信元】 PC関係ご利用についてのお問い合わせ
2007年08月09日 07:01
こたつ回答します♪

> ------------------------
> 【PC利用】 利用する
> 【PC持込】 持ち込む
> 【利用SW】 Powerpoint
> 【Internet】 必要かも..
Re: 当日の発表資料などについてのお願い
【返信元】 当日の発表資料などについてのお願い
2007年08月13日 23:21
こうりゅうびとさんの発言
> ご準備、事前送付を何とぞよろしくお願いします。
>
> 1 プレゼンテーション資料(パワーポイント)
> ・「持込みパソコン」でない場合
>  あらかじめデータの送付をお願いします(8月23日(木)まで)。

遠藤先生、まだ全体のあらすじの中での自分の持ち場が見えないので、どんな話をしたらいいのか、ちょっとヒントを頂けるとありがたいのですが...
Re: 当日の発表資料などについてのお願い
【返信元】 当日の発表資料などについてのお願い
2007年08月13日 23:23
こうりゅうびとさんの発言
> 3 プロフィール
>  ・資料に載せるための「プロフィール」200字程度をお送りください。

これ、ちょっと長いっすか。加工はお任せします。
-----------
和﨑宏(わさき ひろし)
インフォミーム株式会社代表取締役
2004年、兵庫県立姫路工業大学大学院環境人間学研究科修士課程修了、現在兵庫県立大学環境人間学研究科博士後期課程。ボランティアが学校の情報化を推進するために校内LANを整備する運動「ネットデイ」を成功させた。2004年に日経地域情報化大賞、2005年に地域づくり総務大臣表彰を受賞。国土交通省、総務省、文部科学省や兵庫県等自治体の各委員を務め、2007年より関西学院大学非常勤講師。2006年に企画・開発した地域SNS「ひょこむ」の運営にたずさわり、情報化を活用した地域ネットワークの再構築によるコミュニティの活性化をライフワークとする。共著に『地域SNS最前線-Web2.0時代のまちづくり実践ガイド』(アスキー)、『地域がはぐくむネットワーク』(昭和堂)、『ネットデイで学校革命!』(学事出版)、『IT2001なにが問題か?』(岩波書店)、『感性哲学II』(東信堂)などがある。日本感性工学会、情報処理学会、日本情報経営学会会員。
Re[3]: 当日の発表資料などについてのお願い
【返信元】 Re[2]: 当日の発表資料などについてのお願い
2007年08月18日 16:35
20日から出張が入っているので、締め切りに間に合わせるために明日プレゼン資料を作ってこちらにアップします。
「ひょこむで何が変わって何が起ころうとしているのか」というあたりを、少し整理してみます。
今後の議論で変更になる部分もあろうかと思いますが、目をつぶってくださいね。
Re[4]: 当日の発表資料などについてのお願い
【返信元】 Re[3]: 当日の発表資料などについてのお願い
2007年08月18日 17:05
こたつねこさんの発言
> 20日から出張が入っているので、締め切りに間に合わせるために明日プレゼン資料を作ってこちらにアップします。

と思いましたが、とりあえず「ありもの」で12Pを作ってみました。添付はPDFですが、別途こうりゅうびとさんにはPPTでご送付します。
全体会の進行
【返信元】 全体会【パネルディスカッション】
2007年08月28日 00:00
当日12時頃、会場に集合して事前打合せということですが、当日の進行イメージについて本トピックでも相談しておきませんか。

全体会パネルディスカッションに充てられた時間は
13:15~14:50(1時間35分)

はじめに各パネリストから10分程度、自らの地域SNSとの関わりや現在の取り組みなどパワポ資料にもとづいて発言。
その後、3分科会のテーマ(コミュニティ活性化、地域間交流、地域通貨連携)につながる議論を展開。
最初の一周で半分程度の時間は使ってしまうので、あとは一人2~3回の発言(3~5分程度)というところ。フロア参加者も巻き込んだ企画となるのかどうか。

ざっとこんな感じかと思いますが、仕切りは遠藤先生、よろしくお願いします。
Re: 全体会【パネルディスカッション】
【返信元】 全体会【パネルディスカッション】
2007年06月28日 23:02
このトピックも活用して問題意識を共有し、31日の全国フォーラムまでに少し議論を深めていきませんか。
Re: 当日の発表資料などについてのお願い
【返信元】 当日の発表資料などについてのお願い
2007年08月21日 18:16
事務局には既にパワーポイント資料を送付済みですが、参考までに
こちらにも私の資料をPDFでアップしておきます。
皆さん、よろしくお願いします。
Re: 全体会【パネルディスカッション】
【返信元】 全体会【パネルディスカッション】
2007年08月03日 01:13
全国フォーラムもあと1ヶ月足らずに迫ってきました。
各分科会では、事前の打ち合わせが着々と進んでいます。
全体会のほうでも、そろそろ本番に備えた議論を始めてはいかがでしょうか。
まずは私こと、先日、関西学院大学で開催された情報通信学会の基調講演で地域SNSの話をしました。
http://www.d3.dion.ne.jp/~maki_sr/johotuushingakkkai.htm
これも参考にしていただきながら、まずはコーディネータの遠藤先生のほうからいくつかクエスチョネアの投げかけをお願いします。
地域SNSで行革論議
【返信元】 全体会【パネルディスカッション】
2007年08月07日 23:29
兵庫県の行財政構造改革への取り組みについて、県職員、市町職員、各種推進員、地域ビジョン委員など県政に関係するメンバーが議論し、幅広く県民と情報共有を図るためのコミュニティが外部公開で運用開始されました。
http://hyocom.jp/community.php?bbs_id=441

10日頃に運用開始予定の「ひょこポ」(地域通貨ポイント機能)とともに、今後の展開が注目されます。
Re: PC関係ご利用についてのお問い合わせ
【返信元】 PC関係ご利用についてのお問い合わせ
2007年08月09日 23:12

> 【PC利用】 利用する
> 【PC持込】 兵庫県分を利用
> 【利用SW】 Powerpoint
> 【Internet】 必要

よろしくお願いします。
Re[2]: 全体会【パネルディスカッション】
【返信元】 Re: 全体会【パネルディスカッション】
2007年08月04日 10:17
学期末 採点地獄に学会、棚経が絡んで、目が回りそうなひよこです。
第3分科会が動き始めたので、こうりゅうびとさんと組み立て中ですが、こちらのほうは出遅れてすみません。
遠藤先生、はじめまして。田中様、お久しぶりでございます。
皆様なにとぞよろしくお願い申し上げます。
Re[8]: 全体会【パネルディスカッション】
【返信元】 Re[7]: 全体会【パネルディスカッション】
2007年08月05日 10:51
けいさん

岡田(ひよこ)@兵庫県大環境人間学部 です。
http://indranet.jp/

専門は環境宗教学(宗教が守護してきた環境について研究する)で、
目下のメインテーマは

■「日本型地域ネットワークと地域通貨」

です
日本学術振興会人文・社会科学振興プロジェクト研究内で、上記テーマの研究グループ長をしています。
http://indranet.jp/jinsha/index.html

・2004年12月地域通貨国際会議(兵庫県公館)
  http://indranet.jp/jinsha/041218ISSN.html
・2006年11月第1回国際ため池シンポジウム
  http://www.1000hime.jp/jinsha/tameike/

を主宰してまいりました。

巷での活動は NPO法人千姫プロジェクト理事長など
http://1000hime.jp/
(ただし、ただいま主力が「ひょこむ」に移っておりますのでこちらは休眠状態です)

もともと仏教文献学者で、説話研究を中心に研究活動をしておりましたのが、
阪神淡路大震災(当時神戸女子大学に勤務)を契機に「自分の学問は今日的問題にどのように取り組み得るのか」を問うようになり、関心の中心が「(人的)ネットワーク」となり、現在に至っています。
「縁」は「存在ネットワーク」のことでありますから、当然の帰結でしょうか。

そういうわけで、地域のソーシャル・ネットワーキングは我が環境宗教学の重要なファクタのひとつとなっています。

こたつねこさんは、1999年よりわが地域づくりの師匠であり、また2001年より大学院の指導生でもあります。

牧さん、田中さんには、総務省の地域通貨実証実験でご縁を頂き、以後お世話になっています。

まじしゃん村上さん、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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