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兵庫県からのお知らせの「知事定例記者会見(2012年7月9日(月曜日))」
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知事定例記者会見(2012年7月9日(月曜日))
【閲覧数】301
2012年07月11日 16:44
http://web.pref.hyogo.lg.jp/governor/g_kaiken20120709.html

【発表項目】
1 大飯原子力発電所3号機の再起動に伴う今夏の節電目標の改定
2 住宅用太陽光発電設備設置補助事業の募集継続
3 社会福祉施設等における計画停電に備えた自家発電装置等の整備費補助の創設
4 ブロガー大募集!「あいたい兵庫・旅ブロガー募集」
5 携帯電話フィルタリング利用啓発ポスターの作成
6 平成24年度ひょうごユニバーサル社会づくり推進大会・第20回福祉のまちづくりセミナーの開催
7 県立美術館「日カタール国交樹立40周年 パール 海の宝石展」の開催
8 総合特区における規制の特例措置に係る国と地方との協議結果

動画(録画配信)
記者会見を動画で見る(外部サイトへリンク)(約30分)
http://hyocom.jp/blog/blog.php?key=200611
・会見中の知事及び記者の発言内容は、議事録でご確認ください。

知事会見内容

 皆さん、こんにちは。私の後ろに平尾誠二さんのポスターを貼っています。青少年の健全育成のために、携帯電話へのフィルタリング利用を保護者や県民に呼びかけています。約490店の携帯電話ショップで掲示するポスターに平尾誠二さんに協力していただきましたのでご紹介します。このポスターは3000部つくっています。

 1番目は「大飯原子力発電所3号機の再起動に伴う今夏の節電目標の改定」です。
 国では、明日から節電目標が改定されます。関西広域連合では、4号機が再起動して、フル稼働することになったとしても、先日、発表したように節電目標を10%以上に維持したいと思います。7月10日から政府が節電目標を改定することに合わせて、関西広域連合及びその構成府県においても、10%以上に改定し、7月末に4号機がフル稼働した後でも、10%以上の節電を維持したいと考えています。理由は前にも述べましたが、一つ目は昨年並の努力はすべきだということ、二つ目は中部電力や中国電力など他電力管内の皆さんの協力をいただいている中で、私どもが節電の目標を下げるのはいかがかということ、3つ目は節電の認識が府県民に定着しつつあるので、維持した方が望ましいのではないかということです。

 2番目は「住宅用太陽光発電設備設置補助事業の募集継続」です。
 7月3日に予算枠を使い切ってしまいました。元々、二つの要件で募集しており、予算枠を使い切ったら事業を打ち切ることがあるということと、この募集は7月末までということです。節電をこれだけ呼びかけていることもあり、節電に効果がある太陽光発電設備を既存住宅に付けてもらおうという試みですので、当初どおり7月31日までは募集しようと思います。予算は足りなくなるわけですが、その分については何とか県の方でやりくりすることにしました。概ね7月の1カ月で1000軒程度応募があるのではないかと見込んでいます。計画をされている方は今月中に申し込んでください。

 3番目は「社会福祉施設等における計画停電に備えた自家発電装置等の整備費補助の創設」です。
 自家発電装置の整備について助成しようとするものです。これも節電対策の一環として、インセンティブを与えて整備を促進しようとするものです。高齢者施設と障害者(児)施設が対象ですが、生命維持装置等を稼動するための自家発電装置の整備ではかなりの額が必要となります。一方で人工呼吸器など使用者が入所していない高齢者施設ではポータブル発電機を整備することしていますので、そのような意味で、補助限度額を10万円と500万円の二つのケースにしています。補助率はとりあえず2分の1と書いていますが、定額化を検討します。というのは、率で補助すると精算が面倒くさいためです。このような類のものはできるだけ定額化していきましょう。基本的な考え方は県2分の1、事業者2分の1です。できるだけ定額化して助成措置を講じることにしたいと思います。

 4番目は「ブロガー大募集!『あいたい兵庫・旅ブロガー募集』」です。
 各自のサイトでブログを書いていらっしゃる方は全国的にもかなりおられるわけですが、兵庫県のあいたい兵庫の観光拠点を旅してブログに書いてもらい、第一線の印象記を全国に発信してもらう人を10名募集します。応募条件としては、レポートを書いてもらうことと、ブログへの掲載をしてもらうことです。ブログの更新を少なくとも2回し、写真を5枚以上掲載することを要件にして、ツーリズム協会が募集をします。すばらしいブログを掲載してもらうことを期待しています。特に9月からはNHK大河ドラマ「平清盛」も福原などゆかりの地が出てきますので、旅ブロガーによるブログも大きな効果を発揮してくれるのではないかと思います。

 5番目は「携帯電話フィルタリング利用啓発ポスターの作成」です。
 これについては冒頭申し上げたとおりです。

 6番目は「平成24年度ひょうごユニバーサル社会づくり推進大会・第20回福祉のまちづくりセミナーの開催」です。
 第20回福祉のまちづくりセミナーを7月31日に兵庫県公館で開催します。「支える側が支えられる時~認知症の母が教えてくれたこと」をテーマに詩人の藤川幸之助さんに講演していただきます。

 7番目は「県立美術館「日カタール国交樹立40周年 パール 海の宝石展」の開催」です。
 日本カタール国交樹立40周年記念事業の一環として、真珠をテーマにした宝飾展を県立美術館のギャラリー棟で行います。7月28日から10月14日までです。もともとカタールの海は真珠の海でしたが、今は石油の海になっています。 ジャクリーン・ケネディ、マリリン・モンロー、エリザベス・テイラーといった著名人が身につけた宝飾品も展示します。カタール政府のカタール美術館庁、県立美術館、カタールパール展実行委員会、朝日新聞社の主催で実施します。もともと神戸は真珠の街ですから、大いに期待できますし、NEO PEARL KOBE(ネオパールコウベ)を通じて美術館のミュージアムショップでも真珠の販売も計画しています。
 
 8番目は「総合特区における規制の特例措置に係る国と地方との協議結果」です。
 国に提案を23項目したわけですが、合意が4、継続協議が15で合意に至らなかったものもあります。合意に至ったのは、大阪府が提案した医療介護ロボット実用化加速のための評価基準策定に向けた実証実験で、企業側に具体的な動きがないものですから、それを待っている状況です。外国人医師等の臨床修練制度の修練期間の延長は大阪市の提案、国内貨物積載コンテナに関する手続きの簡素化と積載重量の見直しは、神戸市の提案です。この4つは合意したものですが、例えば薬事承認を受けていない院内合成PET薬剤の譲渡許可とか薬事証明の電子化、PMDA-WEST機能の整備、ヒト幹細胞を用いた臨床研究の実施手続きの特例、国有財産法等の特例などは引き続き国と協議します。いずれにしても、この特区で規制を緩和しようとするのは、従来の国の手続きでは中々認められなかった、あるいは議論の俎上にもなかったものを、特区という指定を受けた限りできるだけ弾力的に取り扱い、特別な対応をしていこうというのがそもそもの特区制度の趣旨ですので、さらに精力的に協議を進めて規制緩和等実施して参りたいと思います。併せて国には138億円の調整費があるのですが、結果として第1次配分は6億円しか配分されていません。もう7月ですので、できるだけ私たちの要請に応えて、調整費の執行についても弾力的な取り扱い、特例的な取り扱いを要請していきたいと思います。
 
 私からは以上です。

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