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兵庫県からのお知らせの「知事定例記者会見(2016年4月11日(月曜日))」
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知事定例記者会見(2016年4月11日(月曜日))
【閲覧数】581
2016年05月30日 14:54
https://web.pref.hyogo.lg.jp/governor/g_kaiken20160411.html

【発表項目】

1 平成28年度予算の執行方針
2 「民泊サービス」における迷惑行為の防止等に関する指導要領の制定
3 兵庫県と東洋大学との就職支援に関する協定締結
4 平成28年度版「あなたの県政ひょうごEYE」
5 LINEによる県政情報発信をスタート!~「はばタン」(LINE)
6 県立考古博物館 特別展「築城-職人たちの輝き-」

動画(録画配信)

記者会見を動画で見る(約30分)
http://hyocom.jp/blog/blog.php?key=264374
会見中の知事及び記者の発言内容は、議事録でご確認ください。



【知事会見内容】

 1番目は「平成28年度予算の執行方針」です。
 国も景気動向等を睨んで、できるだけ前倒しで予算執行しようという方向を出されていますが、現実に直轄事業以外は補助事業で実施されるため、地方公共団体も軌を一にしていかなければ現実の事業執行に繋がりません。そういう意味も込めて今年度の予算の執行方針を定めました。
 予算配当基準として、行政経費は事務的経費の20%を除き全額配当、投資的経費は当初から全額配当します。配当がなければ作業にかかれませんから、基本的に下半期に執行する事業を除き全額を配当します。
 契約目標率は、国と同様に80%を上半期契約目標率として設定します。補正予算と合わせた形での対応になることから、相当厳しい目標になるのではないかと思います。ただし80%を国が打ち出されていますので、できるだけ前倒しをしていきたいという意味で設定しています。
 また、中小企業への配慮という形ですでに発表していますが、官公需発注総額の82.7%を中小企業向けとします。新規創業、新規起業を促進するために創業10年未満の中小企業への発注率として2.54%という目標を入れています。平成26年度の実績が2.04%でしたので、0.5%上乗せをしました。国は平成29年度の目標値が2.00%ということになっています。できるだけ新規中小企業の創業や起業を支援したいというものです。
 事業執行にあたっての留意事項としては、着実に早く進めるということと、「県契約における適正な労働条件の確保に関する要綱」に基づいて、最低賃金額以上の賃金支払いを下請け、孫請けまで含めて徹底するように指導していきます。また、県民局・県民センター等も同様な基本方針で臨みます。


 2番目は「『民泊サービス』における迷惑行為の防止等に関する指導要領の制定」です。
 民泊についてはご承知のように、「簡易宿所」と同等の取り扱いで旅館業法の許可の対象とし、面積要件を3.3㎡/人以上とするような改正が行われ、県の許可対象となりました。それはそれとして適正運用に努めるわけですが、従来から民泊で課題となっていた騒音や廃棄物の処理方法等の近隣住民に対する迷惑行為について、どのように調整を図るのか。我々としては、「民泊サービス」を行う者が講ずべき措置等を定め、宿泊者が周辺住民に迷惑をかける行為の防止を図る、そのような指導を「民泊サービス」提供者がすることを前提に、許可をしていくような運用をしたいということで指導要領を策定しました。
 次のページに指導要領の概要を添付しています。3の「民泊サービス」を実施する者の責務として、「民泊サービス」を行う者が、次に掲げる措置を講ずるように指導します。大声を出してはいけない、廃棄物の処理の方法、防火、衛生管理、巡回、苦情処理の窓口等を、「民泊サービス」を提供する者がきちんと講ずることをお願いしています。そして、裏面に記載のとおり、周辺住民への説明を求めています。それから、すでに行っている者については、できるだけ早く自治会への説明等について配慮することを定めて運用しようとするものです。
 要領の1の趣旨に「なお、本指導要領については、今後の国の検討結果を踏まえ見直すこととする。」と敢えて記載しています。これは、国としても近隣への迷惑行為等に対してどのような措置を行うことが適当なのか引き続き検討中で、我々が仄聞(側聞)しているところでは、7月ぐらいまでには方向性を出すようです。それを待つという方法もありますが、それまでの間に「簡易宿所」に準じた手続きがとられる可能性があるため、それまでの間の対応としてこの要領を定め運用を図ろうとするものです。もし、国としての制度が明確になりましたら、この要領の取り扱いについては、廃止も含めて検討することになります。


 3番目は「兵庫県と東洋大学との就職支援に関する協定締結」です。
 東洋大学に在学する学生の兵庫県内の企業等への就職を支援することについて、県として大学と協定しようとするものです。
 協定の内容としては、(1)企業情報、各種イベントの周知を図ること、(2)合同企業説明会等の開催を行うこと、(3)学生のUJIターン就職についての情報交換や実績の把握に関すること、(4)カムバックひょうご東京センターにおける活用を図ること、(5)インターンシップ実施についての支援を行うこと等です。
 このような大学との就職支援協定は初めてですが、大学と積極的に県内企業への就職斡旋やUJIターンについて働きかけていくことは、これから大変重要なことであると考えています。


 4番目は「平成28年度版『あなたの県政ひょうごEYE』」です。
 例年のように取りまとめていますので、ご参照いただきたいと思います。


 5番目は「LINEによる県政情報発信をスタート!~『はばタン』(LINE)」です。
 週1回程度を目途に、配信内容を更新していくようにしたいと考えています。


 6番目は「県立考古博物館 特別展『築城-職人たちの輝き-』」です。
 特に、写真にあるように秀吉時代の大坂城本丸の石垣が出てきますし、姫路城は昨年3月に400年前の美しい勇姿を見せてくれることになりました。あるいは築城した外様大名たちの努力等についての展示や軍学に基づく築城等についても紹介しています。奮ってご観覧ください。


 私からは以上です。

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