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兵庫県からのお知らせの「知事定例記者会見(2016年8月1日(月曜日))」
「知事定例記者会見(2016年8月1日(月曜日))」の書込一覧です。
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知事定例記者会見(2016年8月1日(月曜日))
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2016年08月04日 15:40
【発表項目】
1 知事就任4期目4年目を迎えて
2 「第3次行革プラン3年目の総点検における課題と検討方向」のとりまとめ
3 「平成27年度 参画と協働関連施策の年次報告」の作成
4 東日本大震災に係る支援
5 自転車保険の加入に関するアンケート集計結果
6 国際フロンティア産業メッセ2016の開催
7 銀の馬車道140周年記念・目指せ!トリプル遺産達成リレーイベントの開催
8 兵庫県・岡山県合同空き家見学バスツアーの実施
9 「姫新線のある風景」写真展の作品募集
10 但馬物産展の開催


記者会見を動画で見る(約50分)
http://hyocom.jp/blog/blog.php?key=268367
会見中の知事及び記者の発言内容は、議事録でご確認ください。



【知事会見内容】

知事:

 1番目は「知事就任4期目4年目を迎えて」です。

 あと1年で私の任期が満了しますので、お手元にコメントを配付させていただいています。
「4期目もあと1年を残すのみとなった。この1年を兵庫の未来を拓くためのスタートダッシュの年として、精一杯、地域創生を推進していきたい」
というのが率直な気持ちです。
主な課題を2月議会の提案説明の柱立て、あるいは地域創生戦略の内容に沿って整理しています。

 

 2番目は「『第3次行革プラン3年目の総点検における課題と検討方向』のとりまとめ」です。

 既に(行財政構造改革調査特別)委員会での説明を傍聴されている方々もおられると思いますので、私から細かい説明はしませんが、1ページに今回の課題と検討方向の3本柱を整理しています。
総点検の趣旨として、3つの狙いがあります。
1番目は、平成30年度のゴールをめがけて着実に達成するための総点検です。
2番目は、平成30年度の瞬間的な目標達成をするだけでは兵庫の行財政構造改革を完了したことにはなりません。
平成31年度以降どのような取り扱いをすべきかを検討し、今後の取り組み方針を明らかにする必要があるのではないでしょうか。
しいて言えば、国の経済・財政再生計画は計画期間が2020年(平成32年度)になっていますし、本県の地域創生戦略も当面の目標年次を2020年(平成32年度)にしていますので、これらとの関連からもきちんと議論しておいた方が良いということです。
3番目は、地域創生が課題であるからこそ、このような行財政構造改革の努力をした後、改革による余力をどの方面に重点を置いて進めていくのか。
その新たな施策展開を併せて議論しておく必要があります。この3つの視点で今回の点検作業を行おうとするものです。

 7ページ以降に今申し述べたような、総点検をする際に考慮すべき状況変化や課題などについて、11ページでは平成31年度以降の行財政構造改革について検討する項目や新たな施策展開で考慮する項目などをブレークダウンして記載していますのでご参照ください。

 

 3番目は「『平成27年度 参画と協働関連施策の年次報告』の作成」です。

 平成15年に施行した「県民の参画と協働の推進に関する条例」第11条に基づいて作成する報告です。
「地域づくり活動の支援に関する施策」と「県行政への参画と協働を推進する施策」に分け、「現状・課題」に対して、その支援や取組の方向を整理し、主な施策を並べています。
これまでは、毎年のトピックスという形で総論的に整理してきましたが、今回は、参考資料として、「地域づくり活動の支援に関する施策」409施策と「県行政への参画と協働を推進する施策」182施策の全施策について、施策の概要と成果も整理しています。
今回の年次報告の特色は、トピックスをとりまとめただけではなく、参考資料として全施策の成果と概要を整理したことです。

 

 4番目は「東日本大震災に係る支援」です。

 県内避難者の数は、325世帯850人でプラス1人となっていますが、これは出生によるものです。職員等の派遣状況は基本的には変わりません。
県が81人、兵庫県全体で145人、関西広域連合分で214人です。
東日本にこういう状況で支援していますが、先日の知事会で、熊本県の蒲島知事、そして九州の取りまとめをしている大分県の広瀬知事から各県への人員派遣への協力要請がありました。
兵庫県からは2人を中長期の応援部隊として派遣することにしています。
農林の技術職1人、事務職1人が熊本県の地方事務所のような現場でお手伝いすることになるのではないかと考えています。

 

 5番目は「自転車保険の加入に関するアンケート集計結果」です。

 実施方法は、本年6月20日から30日までの間に、通行者(自転車・歩行者)が多い量販店・駅等の駐輪場や商店街付近などで、交通安全協会にお願いをして聞き取り調査を実施しました。
回答総数は4237人で、結果としましては、「加入している」が60%、「加入していない」が33%で約3分の1、「わからない」は7%でした。加入してない人たちの多くは、「自転車に乗る回数が少ないから」という理由でした。
年代別では、20歳代と70歳以上の加入率が低い。それから住所別では、地域が広大なところはなかなか自転車を使うことが少ないからかも知れませんが加入率が悪いという状況です。

 新規に交通安全協会が開発した掛金1000円、2000円、3000円の自転車保険ですが、この加入件数は8万1556件です。
1000円のプランは1万4753件、2000円が2万5706件、3000円が4万1097件という内訳です。この内訳は私も若干予想外でした。つまり、1000円の掛金の加入が一番多いのではないかと思っていました。
しかし、自転車事故は加害者になる場合と被害者になる場合がありますので、家族も含めてその両方が保険対象になっている3000円のプランに、県民の皆さんの加入が集中しているという結果になっています。
ある意味で、非常に健全な行動、良識的な行動をされているのではないか、と評価をしているところです。
どれくらいの率になればよいのかというのは難しいのですが、前回の調査で約25%だったものが、この1年で35%増えて60%になっています。
1年の結果としては、悪くない結果ではないでしょうか。
今後さらに加入を進め、特に高齢者は被害者となる危険性が高いのですが、自転車事故の場合は高齢者が加害者となることも考えられますので、理解を深めていくように努力していきたいと考えています。

 

 6番目は「国際フロンティア産業メッセ2016の開催」です。

 国際フロンティア産業メッセ2016を従来と同じように9月上旬に開催させていただきます。
今年度は481社・540小間が出展される過去最大の規模になります。去年は431社・499小間でした。それが、1番大きな出展規模になったということです。
それから主な特徴の2番目に記載のとおり、「健康・医療」をテーマに特別講演や特別展示が実施されます。
これはG7保健大臣会合との関連も踏まえての対応です。
3番目は東北と熊本・大分復興への支援ということで物産コーナーを設けさせていただこうとするものです。
この国際フロンティア産業メッセは、阪神・淡路大震災からの復旧・復興を促進しようという趣旨で始めた事業でありますが、最先端の産業メッセとして定着をしてきました。今年で16回目になります。
2ページ目に記載のとおり、同時開催として、「ひょうご環境ビジネス展」、「みなと元気メッセ2016」(みなと銀行)、「こうべしんきんビジネスメッセ2016」(神戸信用金庫)、「たんぎん産業メッセ2016」(但馬銀行)、にっしん輝きメッセ2016(日新信用金庫)、「ひょうごKOBE医療健康フェア」(G7神戸保健大臣会合推進協議会)もあわせて実施することにしていますので、大変総合的な産業メッセになっています。
特別講演として9月8日に井村裕夫先生の講演会、それからシスメックスの家次恒社長の講演会も実施することにしています。
開会式は9月8日の9時20分からです。その後、10時から兵庫県COE認定式を行います。
兵庫県の企業で新しい取り組み、イノベーターとしての取り組みをしていただいている企業を選定して激励をしようとするものです。



 7番目は「銀の馬車道140周年記念・目指せ!トリプル遺産達成リレーイベントの開催」です。

 銀の馬車道140周年を記念するとともにトリプル遺産達成を目指して、リレーイベントを開催します。
第1弾として銀の馬車道140周年・福崎町制60周年記念の人情喜劇「銀の馬車道」を公演します。

 第2弾は「銀の馬車道グルメ街道トレイン」ということで銀の馬車道140周年・播但線全線開通110周年として「銀の馬車道ラッピング列車」を臨時運行します。
これは10月に運行終了予定ですが、9月25日にJR播但線の姫路から生野まで往復させて、列車の中で特別のお弁当などをふるまうことになっています。

 第3弾は銀の馬車道のフォーラムとフレンチマルシェということでフランス風の屋外マルシェを実施します。
フォーラムでは北川一成さんのトークショー等を実施します。
面白い企画になっていますのでよろしくお願いします。



 8番目は「兵庫県・岡山県合同空き家見学バスツアーの実施」です。

 JR姫路駅に集まっていただいて、赤穂市、相生市、上郡町、岡山県備前市の空き家を見学して移住を進めようという企画です。
これは昨年本県で開催した「兵庫・岡山両県知事会議」で提案のあった事業が実現したものです。
既に合同移住相談会を大阪で行っており、西播磨暮らしサポートセンターも西播磨総合庁舎内に設置をして、相談員3名が相談にのっている状況です。
空き家バンクによる西播磨地域への移住数は101世帯となっていますが、サポートセンターは13世帯、各市町バンクは88世帯です。
多くの方々が移住してくれることを期待しています。



 9番目は「『姫新線のある風景』写真展の作品募集」です。

 姫新線80周年記念事業に絡んで、姫新線のある風景写真展の作品募集を実施します。記念事業としては臨時列車を走らせて、例えば、上月まで落語列車を走らせるというようなこともやっています。



 10番目は「但馬物産展の開催」です。

 8月4日に但馬物産展を兵庫県庁1号館南側広場で実施します。
販売品目にお酒がないなということを指摘しました。
どうするのか、まだ聞いていませんが、できれば、お酒も持ってきますと言っていました。
但馬のお酒では、「香住鶴」や「竹泉」などおいしいお酒がありますので、お酒も入れた方がいいのではないかというふうにアドバイスをしたところです。



私からは以上です。

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