今日の『緑雨警語』
優れるが故に勝つなり、劣れるが故に敗くるなり。
強者の弱者を拯はざるを責むと雖も、
強者は何の度、何の點、何の域まで弱者を拯はざる可らざるか。
いつまで艸のいつ迄も、ただ限り無くといはゞ、
強者は己のために勝ちて、他のために敗けざるを得ず。
-『緑雨警語』 (冨山房百科文庫)P25より-
元氣を鼓舞すといふことあり、金魚に蕃椒水(たうがらしみづ)を與(あた)ふる如し、短きほどの事なり。
-『緑雨警語』 (冨山房百科文庫)P21より-
最近とみに「モチベーション」という言葉を聞く。食傷ぎみである。「メンバーや部下のやる気を鼓舞するために…&hellip… [続きを読む]