書き込み数は18件です。 | [ 1 2 ] | ◀▶ |
実はこの話しを書こうと思ったのは、人類の農耕作業の中での最大の発明と思われるものが、世界のどの国よりも何百年も昔に中国ですでに使われていた事からなんです。 それは鋤きです。鋤きは紀元前六世紀にすでに使用されていたと見られのです。 勿論さいしょの頃は木製であったと思われるから、現物は残っていないが、当時の文献には鋤と同じ役割の記載があるという。 これがヨ-ロッパなどに伝わってから、いわゆる農業革命として、ほとんどが手で行っていた農作業が飛躍的に進歩したといっても良いものです。 それは、もっとも基本的な鋤の使い方で有効なのは、土地の上 … [続きを読む] |
いくら美味しくて貯蔵可能な稲や麦であっても、収穫の時に指先でつみ取っていたのでは労働力に対して、収穫量が少なすぎましょう。 そこで、鎌が発明されたのです。メソポタミアでは麦でしょうが、貝殻を二つ合わせたような土器を焼いたものが出土しているそうです。多分これで穂先を挟んでしごく様にして つみ取っていたのでしょう。 鉄製の鎌もやがては作られたのでしょうが、なにせ錆びてしまうので、鎌だったのか、それとも別の用途のものか判定出来ないようです。 現物はともかく、絵画で見られる死神は「魂の収穫者としての死」として著されている。 大鎌は神話的存 … [続きを読む] |
麦の方はどうも原産はコ-カサス地方のようだともいわれています。中国の漢字でも麺という字は「来る」の意味でもある麦が入っています。これは中国の外部から来たものを著しているといいます。胡瓜、胡麻などの胡が付くものは後のシルクロ-ドが始まってから渡ってきた品物の名称です。 これに対して、米は相当古くから中国に存在していたのでしょう。 特に長江(揚子江)の流域ではほとんどが米文化です。ならば、米が上海あたりから長江をさかのぼって、雲南地方や、ベトナム、タイなどに伝播していったのでしょうか。 ちょっとこれは考えられません。 普通現在の我々は米 … [続きを読む] |
私は農業の経験がない。無いといっても、敗戦後引き上げた長野でおじいちゃんがしていた畑を手伝ったことはある。おじいちゃんも本格的な農家ではなく、当時の食糧不足のたしにしていたに過ぎない。 だから、農業の知識といっても、教育や本などから得た知識しかなく、実際の経験による知識は無かった。狩猟文化から農耕文化に移行するときには、焼き畑-棚田-平地の水田と発達してきたのに違いないと思っていた。 また、確かにそのように書いてある教科書の様なものを読んだ覚えがある。 ところが、中国の雲南省を一人旅していたときに、一種のカルチャ-ショックを受け … [続きを読む] |
ある本を読んでいたら、海鰌とかいてある所に出会った。私は海釣りを良くするので時折釣れることがある。アナゴなら長さもあるからさばくことが出来るが、ウミドジョウは寸法も足りないから、さばけないし、数も数匹だから調理が面倒なので放してやることが多い。 だから、海鰌とあったら全くのなじみのないものでも無いのであります。 ただ、本当の名前は知らないで、地元の漁師のいうままにそう呼んでいたに過ぎないのです。 ところがこの海鰌と書くとなんと、クジラのことなんだそうです。これは知らなかった。 現代中国語辞典では日本と同じく鯨と書くのに、なんでなん … [続きを読む] |
テレビでオバマ大統領が初の大統領令として グアンタナモ収容所廃止の命令にサイン をしていた。 その姿を見ていて、おや、っと思った。 彼は独特の書き方でかいていたからだ。さう、左手でサインしていたのです。 ぎっちょなんですね。オバマ氏は。 黒人の人種差別もひどいものだったようですが、実はぎっちょもかなりの迫害があったのです。 それはライトハンドに対してレフトハンドはライト即ちright(正義など)に通ずることから、正しい手とされ、その反対のレフトは邪悪な手と見なされていたからです。 私も左利きなので終戦間もない頃には戦前の教育を正しいと信じて … [続きを読む] |
広辞苑で「里」という字を引いてみた。そこには「郷」ともかくとあって、「山間や田園地帯で、人家が集まってい小集落を作っている所 村落、人里」とあった。 なんなで今更、里の字を辞書まで引いてみたかというと、ここ「ひょこむ」でもKUMA 先生などが熱心に里山について書いておられたりしているし、里山の保護などに熱心な方達を見受ける。 だから、里山についてはほぼそれなりの知識を持っていたつもりだった。 しかし、最近の重油値上がりなどで、遠洋漁業にダメ-ジがあったとの話から、「里海」という言葉のあることを知った。 実はこれ初めて聞く言葉だった。ただ … [続きを読む] |
オバマ氏の大統領就任祝賀パ-ティ-で、夫人を前に押し出して、民衆に「僕の奥さんは綺麗だろう」といったら、まわりから大拍手となった。 これ少し格好が良いので、まねしてみようと、愛犬の黒いラブラド-ルに朝起きて挨拶代わりに、「どうだい、僕の奥さん綺麗だろう」といっていたら、僕の奥さんは保険証を出して来て、「朝の一番に診察して貰ってらっしゃい」といわれた。 私はともかく、彼女はファ-スト・レデイにはなれそうもないな。 |
昨夜はオバマ氏の大統領就任式があった。これは米国の政治のことだから各国に影響があるとはいえ、米国の政治に他ならない。 不思議なことに、イスラエルがハマスをそれより少し前に攻撃をしている。ハマスに特別なことがあったとも思えないのに、奇襲に近い攻撃だ。 そして、さらに不思議なことに、オバマ氏の就任と同時に停戦に応じている。 ユダヤ教とキリスト教、そしてイスラム教、これらの宗教の根は同じだから、どこかで繋がっているのかもしれない。 米国キリスト教徒でゴスペルといわれる原理主義者の間ではハルマゲドンといわれる世界最終戦争の後に生き残る人々 … [続きを読む] |
一月に入ってからもうそろそろ牡蠣のシ-ズンも終わりに近づき始めた。何しろ身が大きくなってきている。 英国で食べたことがあるのだが、たしか「白馬の騎士」という名前だった。 大振の大きさの牡蠣の身を薄く切ったベ-コンで巻いて、楊子で止めてあるものだ。 これをバタ-で身が固くならない程度に炒めて、シャブリの白でやるとたまらない。 シャブリと生牡蠣は組み合わせとしては最高だが、この時期の牡蠣は軽く火を通しておいた方が当たらなくて済む。 おおきな白馬に鞍を置いて、半生でウ-ン思い出してもたまらないくらないだ。近々もやってみよう。 冬になると … [続きを読む] |
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