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振り返れば、25年が彼の生涯だったことになる。 名前はRMC-60SA。ガスオーブン電子コンベックだ。 しっかりした火力で、ケーキやピザづくり、お肉のローストなど我が家の台所を支えてくれた。 一昨年の12月、ファンの故障で動かなくなったときには、修理部品は最早なく、廃品からの部品転用に望みをつないだが、リンナイから連絡はなかった。 半年後、とうとう代替わりを考え始めた。 コンベックを入れ替えると、本体価格が10万円以上、キッチン工事も必要、今の我が家ではとても無理。 今、オーブンやグリルの主流は電気レンジ+オーブンだ。 「“ … [続きを読む] |
ことしの秋、県立美術館でのシャガール展にいった。 http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/index.html で【過去の展覧会】へ 期間の終わり、たぶん最後の休みの日だった。 朝、美術館へと降り立ったJR灘駅前の公園でうしろを振り返ると、駅舎ごしに、澄み切った秋空と、目の前の摩耶山をはじめ六甲の山並みが、きれいなスカイラインを描いていた。 シャガールは、ここが近代美術館のころにも来たような気がするけど。。。 今回は、初期から晩年まで、絵画だけでなく、版画やタペストリーなどたくさんの作品があった。 午前の早い時刻にもかかわらず、賑わっていた。 「 … [続きを読む] |
神戸から50分ほどのところ、、、 2年ぶりに、うかがいました。 でも、いつもとかわらない、雰囲気。。。 シューベルティアーデたんば2008 -シェフ・パブロのシューベルトたんば風 http://www.tanba-mori.or.jp/pdf/schubertiade2008/sc…de2008.pdf きょうはオープニング・コンサート もう9月というのに、、、まだ夏、、日射しがあつい。 でも、コンサートのはじまる前、1階でお茶をして ふと気がつくと驟雨が網掛・春日神社の杜に降りおちていた。 お菓子の里丹波・ミオール館の2階、 ささやかなステージにはグランドピアノとフォルテピアノが置かれている。 そして、そのむこ … [続きを読む] |
このまえの三連休、梅の<土用干し>をしました。 6月の中ごろ、和歌山県の友人にお勧めを送ってもらった梅は、 そのままかじりつきたくなるような、 とってもフルーティな香りを放っていました。 その晩のうちに塩をまぶして、3キロの重石をやると、 4日ほどできれいに澄んだ水が上がってきました。 重石をはずすと、すんだ水の中にいくぶん柔らかくなった青い梅が浮かんくる。 塩以外になにも足さないこの壺に湧いてきた水は すべて梅の実がもっていたもの。 “白梅酢”という、この液体に感激しました。 6月末の土曜。もうお隣は福知山市、丹波・市島にある美 … [続きを読む] |
14日の金曜、仕事のあと、ふと思い立って“ムンク展”の県立美術館に行ってきた。 http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_0801/main.html 仕事場の最寄り駅から阪神岩屋駅まで140円。 まるでいなかの終着駅のように見える半地下式の駅。 震災前なら、この時間帯、浜に並ぶ大きな工場の勤め帰りの人たちが夕食や買い物をしたり、ちょっと寄り道する相談とかで、賑わっていたはず。 今はもう、そんな喧噪もない。 駅前に立ち、六甲の山裾から灘浜に坂をトコトコとおりていく。 ほどなく、あかるくライティングされた島文ビルを過ぎるあたりで、歩道は平坦になり、阪神高速神戸線 … [続きを読む] |
いまにも雨が降りそうな、重たい雲におさえられた あかるくて、ほそながい空がとても遠くまでみとおせた。。 9月の終わりごろの週末、ヨットに乗せてもらった。 ********************** 午前8時まえ、ヨットは須磨のハーバーから注意深く防潮堤をぬけ、うみにでた。 右手は、鉄枴山が須磨浦にせまるところ、明石海峡を橋がまたぎ、淡路島につづいている。 左手は、工場、オフィスビル、そして六甲の山裾、たかいところまで、マンション、住宅などがひしめいている。 海上には、港外の貨物船や、ポートアイランド、空港島が浮かぶ。 しばらくすると、海峡にかかる橋の上から … [続きを読む] |
今年もあと2月もしたら、 42.195Kmするのに、 なかなかコンスタントに“キロ6分”がでてこない。 この暑さのせいだ!と云いたい。。けど。 バーのマスターが云ってた。 「50を越えるとガクッと落ちるよ。」 いうことで、、タマには気分転換。 “辺境”-須磨ハイランドを飛び出し、 いつも裏から見ている須磨アルプスの南、 明るい日射しの須磨ダウンタウン・海岸通に“遠征”だ。 *********************** 我が家のある須磨・名谷団地、標高140㍍から、 ⇒北須磨団地(標高120㍍)⇒東急須磨山手台(90㍍) ⇒高倉台団地(150㍍)と開発団地を辿って南下し、 … [続きを読む] |
8日の土曜、兵庫県立芸術文化センターで 1月のマーラー、4月にチャイコスフキーにつづいて 佐渡さんと芸術文化センター管弦楽団を聴いてきました。 曲目はラフマニノフ、ピアノ協奏曲第3番。 ピアニストは及川浩治さん。 4月のチャイコフスキーでは、 隣り合わせたひとが、 はじめ、旋律に合わせて、白い指先で踊らせていた。 最終章では、気のせいか、感動の余り、すすり泣くような感じ。 とても、羨ましく思った。 だから、この2ヶ月、CDでみっちり“予習”。 (※ アシュケナージ+プレビン、ロンドン交響楽団) これまでになく、劇場の感動を共有できま … [続きを読む] |
(9/5「越後・村上(むらかみ)-まちのみりょく【前編】」より続く) ズラリとつり下げられた 仕上がりを待つ“酒びたし”たちは 村上のひとたちがこだわり、 村上の風土を物語っている。 鮭をよく洗ってから、ふきんを敷いたまな板にのせ、 竹べらで表面のヌメリをていねいに落とす。 それを村上独特の作法で腹を裂く。 胸びれから腹びれまで包丁を入れたら、 そこで数センチ残し、ふたたび尻びれまで裂いていく。 “ボタンをかける感じ” 城下町だから切腹を忌んだと云う話しもあるが このほうが、できあがりの姿がはるかにいいという。 はらわたを取り去って、塩 … [続きを読む] |
ことしの3月半ば、 日本列島に大雪が降って、 暖冬が、最後に帳じりを合わせたころ、 新潟県、村上(むらかみ)市を訪れた。 ********************** 新潟県村上市。越後、最北の城下町 「越後村上鮭紀行」(ご馳走の手帖1991)という 短いけれど、しっかりした文章を読んで以来、 長い間、この街が気になっていた。 三面(みおもて)川を遡ってくる鮭大切の食文化。 北国(ほっこく)の城下町の面影と、 それを大事にして発信しようとする、まちの“ちから”。 日本海の海鳴りがきこえる瀬波温泉も忘れてはいけない。。 このまちから、さらに北、11キロにわたって断崖が … [続きを読む] |
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