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2020年07月11日(土) 

ソプラノ二人で歌われる「猫の二重唱」(ロッシーニ)という 3分ほどの短い曲がある。

歌詞は Miau, miau という猫の鳴き声だけの変わった曲だが、これがなかなか面白い。

僕がこの曲を知ったのは50年ほど前、「ジェラルド・ムーア フェアウェルコンサート」というLPレコードを聴いたときである。

このレコードは、当代随一の名伴奏ピアニストと謳われた ジェラルド・ムーアの引退を記念して、1967年にロンドンで行われたコンサートのライブ録音である。

コンサートの出演者は、ムーアのほか エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)、ヴィクトリ


閲覧数25 カテゴリ連載読物 コメント2 投稿日時2020/07/11 07:07
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2020年07月09日(木) 

ただでさえ鬱陶しい梅雨の時期だが、今年はそれにコロナ禍が加わった。

いつ終わるともしれないこの暗い気分を吹っ飛ばすような音楽がある。それはメンデルスゾーンの交響曲第4番イ長調「イタリア」である。

この曲の明るさはどうであろうか。まさにイタリア的で、実にあっけらかんとしている。第3番イ短調「スコットランド」の、仄暗く幻想的で劇的な曲想とは対極にある。

この曲はいろんな指揮者の演奏で聴いているが、最近 YouTube で見つけたのが hr 交響楽団(フランクフルト放送交響楽団)の演奏で、指揮は現在世界で最も人


閲覧数28 カテゴリ連載読物 コメント2 投稿日時2020/07/09 16:17
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2020年05月09日(土) 

モーツァルトが死の年(1791年)に作った歌曲に「春への憧れ」(Sehnsucht nach dem Frühling)というのがある。

日本では「春」と言えば3月か4月だが、ヨーロッパの春は5月になるようで、この曲の表題には春(Frühling)という言葉が使われているにもかかわらず、詩の内容は5月である。(http://www.eonet.ne.jp/~gokyu/concert/11.05.14_nara…ntary.html

5月になると木々が緑になり、小川のほとりではスミレが咲きだす。大好きな5月よ、早く来て!

そんな5月を待ちわびる少年の気持を描いた詩に、モーツァルトはぴったりの音楽を付


閲覧数34 カテゴリ連載読物 投稿日時2020/05/09 09:38
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2020年05月07日(木) 

モーツァルトは全部で6曲の弦楽五重奏曲を作っている。(カッコ内の数字は作曲年)

 第1番 変ロ長調 k.174 (1773)

 第2番 ハ短調 k.406 (1787)

 第3番 ハ長調 k.515 (1787)

 第4番 ト短調 k.516 (1787)

 第5番 ニ長調 k.593 (1790)

 第6番 変ホ長調 k.614 (1791)

弦楽五重奏曲は一般的に弦楽四重奏(ヴァイオリン2人、ヴィオラ1人、チェロ1人)にヴィオラ又はチェロを加えて五重奏にしたものだが、モーツァルトの6曲は全てヴィオラを加えたものである。

モーツァルトは、重厚さを狙うのではなく、密度の濃い音楽を求めたのであ


閲覧数29 カテゴリ連載読物 投稿日時2020/05/07 10:12
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2020年04月23日(木) 

これもモーツァルトの作品で、ヴァイオリンとヴィオラのための「協奏交響曲 変ホ長調 k.364」 である。もちろんヴィオラが前面に出てくる。

協奏交響曲というのは、シンフォニア‣コンチェルタンテの直訳で、複数の独奏楽器を持つ協奏曲である。バロック時代の「合奏協奏曲」が発展したものとされるが、モーツァルトはこれを古典派音楽として様々な楽器編成で完成させている。

この曲は先の二重奏に比べると演奏機会が多く、僕も何度か聴いたことがあるが、二重奏曲と協奏曲が同時に楽しめる名曲である。

この曲を youtube で検索していて最初に出てきたのは、N響の


閲覧数31 カテゴリ連載読物 投稿日時2020/04/23 11:30
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2020年04月23日(木) 

ヴィオラというのは目立たない楽器だ。オーケストラに欠かせない楽器であるにもかかわらず、ヴァイオリンやチェロの陰に隠れて表に出てくることはあまりない。その理由は、ヴィオラの音域が高音でもなく低音でもないから聞こえにくく、主旋律を弾くことがほとんどないからである。

 

モーツァルトは、そんなヴィオラの音が目立つ曲を何曲か作っている。その一つが「ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 ト長調 k.423」である。

この編成の曲は非常に珍しく、多作家のモーツァルトでさえ2曲(もう1曲はこれと同時期に作られた変ロ長調 k.424)があるだけで


閲覧数31 カテゴリ連載読物 投稿日時2020/04/23 07:58
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2019年11月20日(水) 

先ずはこの動画を観ていただきたい。

https://youtu.be/9ed9_mp5YXc

これは東日本大震災後間もない2011年4月15日に行われた演奏会(ソプラノリサイタル)でのアンコール演奏の模様で、曲目はリヒャルト・シュトラウスの歌曲(リート)「明日の朝(Morgen)」、演奏者はソプラノがフェリシティ・ロット、ピアノはグレアム・ジョンソン(どちらもイギリス人)である。

この演奏会は、被災地の復興を願って企画されたものだったようで、アンコール演奏に先立つスピーチでピアニストのジョンソン氏はこの曲を選んだ理由を述べているが、その気持が「心に滲み入る演奏」となって現


閲覧数31 カテゴリ連載読物 投稿日時2019/11/20 10:58
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2018年10月09日(火) 

YouTube のリストを見ていたら、ヴァイオリニスト樫本大進の最近の映像が見つかった。

2018年2月16日に収録されたもので、曲目はサンサーンスのヴァイオリン協奏曲である。

オーケストラはパーヴォ・ヤルヴィ指揮のNHK交響楽団で、場所がNHKホールだから、たぶんN響定期公演での演奏であろう。

https://youtu.be/6kJMiLuTNX8

この映像から感じるのは「貫禄」である。

彼は1979年生まれで、このときはまだ38歳である。にもかかわらず、既に大ヴァイオリニストの風格が備わっている。

それは、今の音楽界における彼の地位が作り上げたものだと思う。


閲覧数69 カテゴリ連載読物 投稿日時2018/10/09 11:42
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2018年06月09日(土) 

細かい雨がシトシトと降っている。そんなときに聴きたくなる日本歌曲がある。

野上彰の詩に小林秀雄が曲をつけた「落葉松(からまつ)」(1972年)である。

 

落葉松の 秋の雨に

わたしの 手が濡れる

落葉松の 夜の雨に

わたしの 心が濡れる

落葉松の 陽のある雨に

わたしの 思い出が濡れる

落葉松の 小鳥の雨に

わたしの 乾いた眼が濡れる。

 

野上彰の詩は、彼が愛した軽井沢の風景から生まれたものだというが、黄葉した落葉松林に静かに降る雨は・・・。一度は行ってみたいものだと思う。

野上の死後、小林秀雄はこ


閲覧数83 カテゴリ連載読物 コメント4 投稿日時2018/06/09 07:43
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2018年02月03日(土) 

僕は近代フランス音楽はあまり好きではないのだが、サンサーンスとフォーレは好きな作曲家である。

そのサンサーンス(Camille Saint-Saëns)が作った交響曲第三番は、しばしば「オルガン付き」と表記されるようにオルガンが大活躍するのが特徴だが、ピアノを使用しているところも交響曲としては珍しい部類に入る。

サンサーンスの曲は旋律線がハッキリしているので、ドイツ音楽やイタリア音楽が好きな僕の耳にすんなりと入ってくる。そしてこの曲は大編成にもかかわらず喧しく聞こえず、深みのあるオルガンの響きが実に効果的である。

というわけで、この曲は最


閲覧数89 カテゴリ連載読物 投稿日時2018/02/03 11:24
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