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2021年07月11日(日) 

これは昭和31年に朝日放送のラジオ番組「ABCホームソング」で放送された歌である。

https://www.youtube.com/watch?v=KvFlMaF6oOM

 

僕はこの歌を聴くたびに、目じりに涙がにじんでくる。

詩は、優しいお母さんと二人で暮らしていた少女のころの思い出を、母に語りかけるように綴ったものだが、まだ日本全体が貧しかったころの母子家庭、そのつつましい生活の情景が想像されて、哀感と微笑ましさが入り混じった名状し難い気持にさせられる。

そして、付けられた曲が詩の抒情性を更に強めていて、心にしみる歌に仕上がっている。

これは「隠れた名曲」だと思うの


閲覧数39 カテゴリ連載読物 コメント4 投稿日時2021/07/11 08:08
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2021年05月03日(月) 

去年の5月にこのタイトルでブログを書いたが、そのとき書き忘れたことがあったので最後の部分に挿入するとともに、その他の部分についても少し手を加えた。

 

モーツァルトが死の年(1791年=35歳)に作った「春への憧れ(Sehnsucht nach dem Frühling)」K.596 という歌曲がある。

日本では「春」と言えば3月か4月だが、ヨーロッパの春は5月というのが一般的なようで、この歌曲で歌われている「春」も5月である。(http://www.eonet.ne.jp/~gokyu/concert/11.05.14_nara…ntary.html

 5月になると木々が緑になり、小


閲覧数39 カテゴリ連載読物 コメント2 投稿日時2021/05/03 07:47
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2021年04月12日(月) 

これは春になると聴きたくなる曲の一つである。「春」というニックネームが付いていることもあるが、それがなくても春に相応しい音楽だと思う。

僕がこの曲を初めて聴いたのはいつの頃だったのか、よく覚えていないが二十歳前後だったであろう。その頃はもちろんインターネットというものがなく、演奏会に行く以外にはラジオで聴くかレコードで聴くかしかなかったから、最初に聴いたのはたぶんラジオで放送されたものだった気がする。

 

それまでの僕は、シューマンと言えば「トロイメライ」くらいしか知らなかったのであるが、この曲を聴いてからは次々と


閲覧数67 カテゴリ連載読物 コメント2 投稿日時2021/04/12 10:58
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2021年02月03日(水) 

「ソルベーグの歌」は美しい曲だ。聴くたびに《本当に美しい》と思う。

この曲は、ノルウェーの作曲家グリーグが作った劇付随音楽「ペール・ギュント」の中の一曲で、ソプラノで歌われる。グリーグが曲を付けた戯曲「ペール・ギュント」は、同じくノルウェーの詩人・劇作家イプセンの作である。

https://www.youtube.com/watch?v=WRsE5QI_TZE

この動画で歌っているシセル・シルシェブーはノルウェーのソプラノで、透明で優しい声が素晴らしい。歌詞はもちろんノルウェー語で、自国が誇る大詩人と大作曲家の作品を見事に歌いきっている。

 

僕が初めてこの曲を聴い


閲覧数65 カテゴリ連載読物 コメント2 投稿日時2021/02/03 08:58
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2020年11月28日(土) 

サンサーンスのオペラ「サムソンとデリラ」で歌われる有名なアリアである。

先日NHK・FMで偶然この曲を聴いた。過去に何度か聴いたことがあるが、本当に美しい曲だ。じっくりと聴いてみたいが、CDを持っていないので youtube で検索してみた。その結果、いくつか見つかった中にこんなものがあった。これは2017年に行われたMET(メトロポリタン)のガラコンサートで収録されたものである。

https://www.youtube.com/watch?v=8W_vns_SJPQ

歌っているのは、エリーナ・ガランチャという1976年ラトビア(旧ソ連)生まれのメゾソプラノである。ガランチャのことは全く知らなかっ


閲覧数75 カテゴリ連載読物 コメント2 投稿日時2020/11/28 09:31
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2020年11月17日(火) 

約3年ぶりの土木夜話です。

 

三日前の夕刊1面に、こんな記事が載っていました。鉄道の工事の中でも最も目立たない「保線工事」の一つ、レール交換作業の模様を書いた記事です。

 

鉄道と言えば、多くの人が関心を示すのが「車両」ではないでしょうか。そのことはマスコミも同様で、報道内容の多くは、最高速度、豪華列車、SL、レトロ車両、ラッピング車両といったもので、線路、電力、信号、


閲覧数118 カテゴリ連載読物 コメント4 投稿日時2020/11/17 08:44
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2020年10月31日(土) 

youtube でマルタ・アルゲリッチが演奏している動画を見つけた。

曲目はベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番ほかで、2019年の12月にブダペストの「リスト・フェレンツ音楽院」のホールで収録されたものだから、ごく最近のアルゲリッチの姿である。https://www.youtube.com/watch?v=BF7pmimzjBs

彼女は1941年生まれだから収録時は78歳、さすがに艶やかだった黒髪は灰色に変わり、若いころの美貌は見る影もないが、ピアノを弾く手は歳を全く感じさせないどころか、歳を重ねることで音楽性はますます豊かになっているように思える。素晴らしい!

アンコールでは2曲が演奏されたが、バ


閲覧数71 カテゴリ連載読物 投稿日時2020/10/31 18:37
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2020年10月12日(月) 

昨日の夜、久しぶりにモーツァルトのピアノ曲を聴こうと思って、何枚かあるリリー・クラウス(Lili Kraus、1903年ハンガリー生まれの名ピアニスト)のCDの中から適当に1枚を取ってかけてみた。

その中には、ピアノソナタに混じって「幻想曲 ニ短調 k.397」が入っている。

https://www.youtube.com/watch?v=qO1A3KLSPF0

モーツァルトはこのほかに幻想曲を2曲書いている。すなわち「ハ短調 k.396」と「ハ短調 k.475」である。

https://www.youtube.com/watch?v=jALw5NwMmXs

https://www.youtube.com/watch?v=rwj1_qFkUMM

また、幻想曲という名は付いていないが、同じような雰囲気を持つ「アダージォ ロ短調 k


閲覧数68 カテゴリ連載読物 投稿日時2020/10/12 08:42
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2020年09月27日(日) 

大分昔のことになるが、エルヴィス・プレスリーのヒット曲「愛さずにはいられない」(あるいは「好きになれずにいられない」)を初めて聞いたとき、《これはどっかで聴いたことのあるメロディーやなぁ。》と思った。

https://www.youtube.com/watch?v=5V430M59Yn8

しかし、その「聴いたことのある」曲が分からない。僕が聴いたことのある曲だからクラシックに違いないのだが、どうしても思い出せず数十年が過ぎ、そのことも忘れていた。

ところが、数日前にラジオを聴いていたら、たまたまプレスリーの特集番組をやっていて、その中でこの曲が流れてきたのである。

それで


閲覧数104 カテゴリ連載読物 コメント2 投稿日時2020/09/27 14:46
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2020年07月11日(土) 

ソプラノ二人で歌われる「猫の二重唱」(ロッシーニ)という 3分ほどの短い曲がある。

歌詞は Miau, miau という猫の鳴き声だけの変わった曲だが、これがなかなか面白い。

僕がこの曲を知ったのは50年ほど前、「ジェラルド・ムーア フェアウェルコンサート」というLPレコードを聴いたときである。

このレコードは、当代随一の名伴奏ピアニストと謳われた ジェラルド・ムーアの引退を記念して、1967年にロンドンで行われたコンサートのライブ録音である。

コンサートの出演者は、ムーアのほか エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)、ヴィクトリ


閲覧数89 カテゴリ連載読物 コメント2 投稿日時2020/07/11 07:07
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