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10年程前、高坂好氏の『赤松円心・満祐』と、熱田公監修・播磨学研究所編『赤松一族の盛衰』を、赤松氏研究の入門書として読んだ。『赤松一族 八人の素顔』も、最新の研究成果を踏まえており、入門書として最適だと思う。 鎌倉時代後期の赤松氏を河川・海上流通に関与した悪党的存在と見なすか、関東御家人と規定するか、執筆者の間でも見解を異にするが、あらためて赤松円心は魅力的な存在だと感じた。 南北朝時代・室町時代の国衙、坂本納所、白旗城、城山城や、戦国時代の室山城、置塩城などの政治拠点の変遷も、一通りたどれて勉強になった。 |
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