今年のハセツネは、台風19号の接近で開催が危ぶまれましたが、
結局、台風の接近が遅れたおかげで、曇りで走りやすい天気になりました。

今回の結果は以下の通り。
総合順位は332位、男子総合で312位、男子50代では27位でした。

当初に設定した各関門の通過時間をほぼ正確にトレースし、
ゴールタイムもほぼ予定通り。

グロスタイムではサブ12に10秒届きませんでしたが、
スタートロスが46秒あり、ネットタイムでは11時間59分24秒と、
目標のサブ12を達成しました。

自分としては、前回と違って、
最後まで体調や脚をしっかりコントロールすることができて、
満足のいく走り

しばし、茫然と椅子に座り込んでいると、
私の２人後にハセツネ仲間のＫさんがゴール。
二人とも、あと一歩でサブ12に届きませんでした。

それでも、Ｋさんから、「いいじゃないですか。ナイスランでした！」
と言われると、「そうだよな、自分にできる最大限の走りはできた。
ほぼ計画通りのナイスランだったじゃないか。」
という思いがだんだん強くなってきました。

二人で売店でコーラを買って、お互いの健闘を称えてコーラで乾杯。
二人とも車で来たので、一緒に駐車場まで歩いて戻ります。
最後に、「お疲れさま」とガッチリ握手。ハセツネ仲間はいいものです。

第3関門からゴールまでは完全な下り基調。
9月21日の最後の試走では、休憩時間を除いて79分で下っています。

疲労度の違いを考えても、とにかく止まらずに走りきれば、
90分以内では下れるのではないか、と思いました。

下り基調といっても、日の出山までは、そこそこの登りが続きます。
ここを走ると吐き気が来るので、ここは無理せず歩きます。

日の出山まで25分で到着。現在時刻は23時55分。
サブ12ゴールの1時まで、残された時間は65分です。

何とか目標のサブ12を達成して、気持ちよくハセツネを卒業したい、
その一心で、日の出山からの美しい夜景を楽しむ余裕もなく

御前山への登りは、前回、疲労困憊で苦しんだ思い出の場所。
コースの中で私が一番苦手としているところです。
三頭山への登りのような急登ではないのですが、距離が長いので、
身体へのダメージが大きいのです。

この辺りから、ベンチに座り込んだり、
コース脇で立ちつくしているランナーの姿が目立つようになります。
まるで前回の自分を見ているようです。
今回はとにかく足を止めないことを意識して、ゆっくり確実に登ります。

それでも、登りが続くと心拍数が上がり、時々吐き気に襲われます。
PPIと吐き気止めのおかげか、実際に吐くことはないのですが、
こみ

浅間峠から西原峠までは、わりと走れる区間であるにもかかわらず、
だんだん疲労が出てきてペースが落ちやすい区間でもあるので、
いいペースメーカーを見つけることが重要になります。

誰かいいペースのランナーはいないかな、探していたら、
ストック使いの女性が、いいペースで私を抜いて行きました。
よし、彼女に引っ張ってもらおう、とペースメーカーに（勝手に）任命。

二人でいい感じで走っていたのですが、途中で彼女が一旦立ち止りました。
さすがに私も一緒に立ち止るわけにはいかないので、パスします。

走って行くと、今度はラジオを流しつつ、いいペー

ハセツネの序盤の渋滞はものすごいものがあり、
ひどい場合には30分以上も動かないことがあるとのこと。
そんな情報が伝わっているのか、みんな猛ダッシュします。

私は猛ダッシュはしませんでしたが、それでもほどほどの速さをキープ。
広徳寺からのトレイルで早くも渋滞で一旦ストップ。今熊神社でも渋滞。
まあ、いい休憩だと思って焦らず、無理な追い抜きはしませんでした。

入山峠到着はスタートから65分後。大渋滞開始直前といったところ。
階段の登りで渋滞しましたが、全く動かないほどではありません。
お菓子で補給をしたりして有意義に過ごしました。

ここ

前回は電車で早めに現地入りしましたが、電車の場合、
・いろいろ荷物を持って行きづらい
・当日の体育館の場所の確保が大変
・帰りは始発電車が動くまで待たないといけない
という問題があり、今回は車を使うことにしました。

普通なら、その日の朝に自宅を車で出発して、
武蔵五日市駅前の駐車場に停めれば問題ないのですが、
ハセツネの日は、武蔵五日市駅前の駐車場は、前日の夜中から満車。
夜に車で来て、車中泊する人がいるからです。

大会本部が用意した駐車場もあるのですが、
こちらは翌日の8時以降しか出庫できないので、
すぐに帰れるという車利用の利点

今回、ハセツネに再挑戦することを決めたのは、
景色も楽しめない、エイドの楽しみもないハセツネはもう卒業しよう、
そのためにも前回の惨敗のままでは終われない。
最後まで満足いくレースをして、
かつ、できればハセツネランナーの大きな目標であるサブ12を達成して、
気持ちよく卒業したい。と思ったからです。

まず、前回の反省から始めました。
１）渋滞を恐れるあまり、第1関門までが速すぎた。
２）吐き気で補給ができず、エネルギー切れを起こしてしまった。
３）試走のタイムにこだわり、長時間動き続ける練習が不足していた。
このあたりが大きな反省点でし

昨日今日と、ハセツネ（日本山岳耐久レース）71.5Kを走ってきました。
一昨年に続いて２回目の挑戦になります。

結果は、12時間00分10秒。
一昨年の記録を1時間47分40秒大幅に更新しましたが、
ハセツネランナーが目指す大きな目標であるサブ12に、
あと一歩届きませんでした。

それでも、今回は前回の反省を活かして、
自分なりに、かなりいいレースができたと思います。
完走記で振り返ります。

数日前の、「日曜日から天気が崩れる」という予報がなぜか変わり、
「今日は昨日以上にいい天気で秋晴れになる」とのことなので、
昨日の続き（リベンジ）で、ハセツネコースの後半を試走することに。

自宅を6:40に出発。武蔵五日市駅前の駐車場に着いたのが7:50頃。
既に、8:22発の都民の森行きの急行バスに乗るために、
登山客やトレイルランナーが駅前のバス停に並び始めています。

武蔵五日市駅前から都民の森までは１時間ほどかかるので、
座席を確保するために急いで列に並び、コンビニで買った朝食を食べます。

朝食を食べ終わり、バスを待っていたら、突然、声を