書き込み数は8件です。 | ◀▶ |
またまたうちのジイサンの同窓会で、ヘッセン州のマールブルクという町に出かけました。 先回は高校時代の友人の集まりで、今回は工科大の同窓会です。幹事二組がヘッセン居住者なので、彼らの自宅から30分ほどの大学町を選びました。 わが家からはまっすぐに北上して、フランクフルトを過ぎてさらに北へ1時間半ほどのところにあります。 マールブルクの話をすると長くなるので、それは次回にまわして、今日はそこで撮った花をご紹介しましょう。 みんなで町の見物をしていたら、エルフィのご主人が「おい、蝶々の花だよ」と奥さんに言うので見ると、「蝶々のライラッ … [続きを読む] |
気がつけば8月もまもなく終わろうとしている。会社の3週間の夏休みは先の日曜日までだった。 その夏休みが始まってすぐ、夫は彼が支援している北ドイツのクラウスタール工科大学の冶金学部に混砂機を設置させるため、その機械のメーカーの社長と共に大学を訪れた。 私もそれに同行し、さらに機械メーカーのある町には夫の同業者がいて、夫が預かっていたその息子のダニエル君が今はクラウスタール大で学んでいることから、メーカーの人に加えて夏休みで帰省中のダニエル君を拾い、4人連れとなった。 かなり遠いので夫にちょっと運転疲れの様子が見え、私が目的地の … [続きを読む] |
ちょっと女性週刊誌のネタっぽいが、小池都知事がリオ到着後の記者会見に和服で現れ、また閉会式にも「勝負服」と称して同じ着物で臨んだとき、私は安藤優子アナを思い出してしまった。 (因みに知事がこの二つの機会に着たのが同じ着物とは気づかなかったが、それは記者会見では上半身のみなので裾模様が見えなかったせいだ。 全身が見える閉会式の舞台でもう一度それを身につけ、そこで初めて鶴の模様を披露したのは、費用節約の上でもなかなかの知恵者とお見受けする。いわゆる「着回し」の上手なタイプなのだ、きっと。) さて、なぜ安藤優子さんかといえば、彼女 … [続きを読む] |
オリンピックの閉会式は現地時間で21日の夜8時、日本では22日朝の8時に当たるが、欧州(英国とポルトガルを除く)では22日午前1時、普通ならとっくに寝ている時間。 ところが日曜日は宵のうちに疲れが出て寝てしまい、早く寝ると数時間後に目が覚める癖のある私は11時に目を覚ましてからは眠れなかったので、閉会式を見ることにした。 興味があったのは、小池知事が「閉会式は勝負服で」と言っていたことから、作務衣かハッピでも着て出てくるのかと期待していた。 午前1時過ぎにテレビをつけると、ブラジルの歌手や楽器奏者が音楽を奏でる中、各国チーム … [続きを読む] |
火曜日から夫の高校の同窓会があって、彼の郷里に帰っていた。 同窓会はその年の幹事が住む場所に近い観光地で催されることが多く、おかげで私も北のゴスラー、旧東独のエアフルト、さらにはオーストリアのグラーツなどを訪ねることができたのはありがたかったが、近年は病没したり、体が不自由になって欠席する人もいる。 何よりも、私が好きだったカップルが次第に来なくなり、残った人達にはこう言っちゃ悪いが粗雑で喧しい人が多いので、もう行きたくないと私が言うと、亭主も同感の部分があったらしく、ここ数年は不参加だった。 今年は久しぶりに郷里で同窓会を … [続きを読む] |
オリンピックもたけなわ、というよりちょうど折り返し点に来て、スポーツまるでダメの私も朝イチで日本の新聞のネット報道を読んでいる。 実は開会まえから興味をもっている選手がいて、それは開会式の前々日にこちらの新聞で読んだ記事のためだ。 スポーツ関連記事は通常すっとばす私が目を止めたのは、「目立って目立たない」という題のせい。 これは修辞学でいうオクシモロン(日本語だと撞着語法というらしい)で、矛盾する言葉を並べることをいい、典型的なのが「小さな巨人」。「静かな賑わい」とか「明るい闇」などの表現もその類である。 記事はアメリカ人の … [続きを読む] |
昨日はオリンピックに関連してスイス放送の報道姿勢を記したが、今回の旅でもう一つ、新聞報道についてもスイスの特異性を感じた。 特異、といっても明らかに目立つような姿勢はとっていない。しかしどこかドイツや英国やアメリカとは違うのである。 まず8月8日夜の最初のTVニュースは、天皇直々のテープでのメッセージで始まった。 そのあと、スイス放送(SRF)の東京駐在記者が、アナウンサーの質問に応えて日本の皇室の特色、特に今上陛下の人柄や国民からの信望について語った。 「ほかの君主国では君主制廃止の声がよく聞かれますが、そういう意見が日本 … [続きを読む] |
木曜日からスイス東北部の村に行っていました。 目下、会社が夏休み中なので休暇で出かけたのですが、毎年この時期、スイスの国境を越えて30分ほどのオーストリアの村でウィーン・シンフォニカのコンサートがあるので、それを聴きに行くためにも、このスイス側のアッペンツェルという村に滞在します。 今回面白かったのは、スイスでのオリンピック放送でした。 私はオリンピックをかなり冷ややかに見ており、しかも今回は危機の真っただ中にある貧乏国ブラジルで、というので、なんでまたこんな時に分不相応なお祭り騒ぎを、と苦々しくさえ思っていました 金曜日の … [続きを読む] |
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