書き込み数は4件です。 | ◀▶ |
日曜日の午後に自宅から1時間ちょっとのところにあるホテルを見に行った。 このホテルは夫が購読している工業会の雑誌に紹介されていて、正真正銘の田舎にあるのと、基本は木造建築で白木っぽいベランダがあるなど、夫の好きなタイプだというので、そのうち下見に行こうと話していたのだった。 ホテルは同じシュヴァルツヴァルト(黒い森)地方にあるのだが、黒い森といっても広域にわたるので、思ったより時間がかかった。 3時半ごろホテルにつくと、道路に面した側には高級感はなく、むしろ庶民的な宿という印象だったが、その周囲に停まっている夥しい車を見て驚 … [続きを読む] |
昨年9月から3か月、夫の日本人同業者の娘婿にあたるK君が、ビザの許すぎりぎりの期間夫の会社で研修していたとき。 私たち夫婦は仕事のみでなく、できる限りドイツとその周辺を見せて異国の文化や歴史に興味をもってもらおうとした。 当時39歳のK君は闊達で勤勉で仕事も良くできたし、知らない世界への好奇心も旺盛で、夫は彼にそのままドイツに残れと勧めたくらいだった。 帰国の日が迫った12月半ば、夫が年末の挨拶でミュンヘンの顧客を訪ねた際も同行した。 ミュンヘンまでは約350キロの距離だが、そこから50キロほど手前にアウグスブルクという古都が … [続きを読む] |
ドイツ観光の目玉といえば、ハイネの詩にも歌われたライン川のローレライと、バイエルン王国の狂人めいたルードヴィヒ2世が建てたノイシュヴァンシュタイン城が双璧だろう。 そのノイシュヴァンスタイン(白鳥城)の近くにあるM社はもう30数年来、夫の会社の顧客である。 年末に夫が、既に退職している親しい元社員に挨拶のために電話すると、年金生活をおくっている元同僚10人ほどが1月5日に新年会を兼ねてオーストリアのインスブルックに「遠足」に行くので、参加しないかという誘いを受けた。 北チロル州のインスブルックはバイエルン州の南方で、彼らが住む … [続きを読む] |
年末のブログに書いたように、日本へのカードは50枚ほど送ったが、若い人はメールで返事をよこすことが多く、年寄り組もメールがあればいい方、ナシのつぶてもいる。 返事は期待していないので、それは構わないが、元気かどうかはちょっと気になる。 と思っていたら、その年寄り組の一人からメールが来て、自分のことだけでなく、同じく亭主の友人であるその仲間の近況も知らせてくれた。 埼玉にすむ三人のジイサン、亭主とほぼ同じ世代。これが全員病人・障害者になっていて、絶句した。 三人を代表して返事をくれた人は数年来背骨の問題を抱えていて、だましだま … [続きを読む] |
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