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2019年08月21日(水) 
瀧本哲史氏が急逝されたという。まだ40代の働き盛りだから、病とは恐ろしいもの。実は、これまで氏の著作は読んだことがない。ベストセラーとか、売れっ子評論家の本は、偏屈な僕の読書対象からはいつも排除されてしまう。胡散臭いのだ。そんなわけで、今回、初めて氏の著作を読んだ。刊行が2011年9月だから、あの「悪夢の民主党政権」がデフレ経済を賛美したド真ん中で書かれている。就職氷河期にあって、就活に苦労する新卒者向けに書かれているが、その内容は、若手から中堅にいたる組織人向けの一種の仕事論に近い。

氏は、この本で、投資家的に生きろ、起業者をめざせと

閲覧数28 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2019/08/21 08:47
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2019年03月11日(月) 
「戦争とは他の手段をもってする政治の継続である」とは、クラウゼヴィッツの戦争論なのだが、この場合、「戦争」は、相手方の殲滅や絶滅を目的とするものではなく、相手国家を自分の支配におく、服従させることを目的とする。自国の利益拡張のための、政治手段のひとつが戦争なのだ。事実、日本やドイツのように、敗者の多くは戦後には、勝者の同盟国となっていく。敗北することで従属していくのだ。ローマ帝国も、パックスアメリカーナも、EUの拡張も、現代中国も、覇権を拡張することが目的であって、敗者の絶滅が目的ではない。覇権を争う政治の手段として、戦争はあった

閲覧数42 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2019/03/11 22:02
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2019年03月11日(月) 
マハン著『海上権力史論』は、海洋戦略(シーパワー Sea power)に関する古典中の古典と評価されている。戦前の日本海軍にも大きな影響を与え、「坂の上の雲」で有名な秋山真之が米国留学時に師事している。戦後も海上自衛隊の基本教本という。

シーパワー。それは平時においては活発な通商活動に伴う海運能力であり、戦時にあっては海の管制、支配力を示す。広大な海洋に向かって支配的な戦略を行使し、そこから自国の利益を引き出すことは容易なことではない。船舶の操船や運行能力、優れた船員の確保、船の建造能力はもとより、安全な船の運行を支援する海外拠点も必要になる

閲覧数57 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2019/03/11 21:58
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2019年02月09日(土) 
この言葉に始めて接したのは、もう三十年近く前になる。渡辺和夫著『フランス・ルネサンスの人々』(岩波文庫)であったと思う。フランス・ルネサンス期は、中世社会を脱し、人間回復を成し遂げようとする時代であったけれども、同時に、新教と旧教の対立が激高する宗教戦争の時代でもあった。度重なる虐殺と殺戮、裏切りと報復の連鎖に血塗られていた。そのなかで、人道主義的な「寛容の精神」が、宗教的対立を超えて、人文主義者(ユマニスト)のなかで育まれていく。しかし、この「寛容の精神」は、「非寛容な暴力」、裏切りと虐殺のなかにあって不安定に揺れ動く。渡辺和夫

閲覧数120 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2019/02/09 07:21
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2019年02月09日(土) 
「面従腹背」は、好ましい言葉ではない。行政であれ、企業であれ、組織の基本は人間関係であり、そこに「信頼関係」が元々なかったとすれば、どんな高慢な価値観や理念があったとしても、「裏切り」「背信行為」と評されるだろう。しかし、前川氏は、文科省官僚として「面従腹背」を座右の銘としてきたという。氏が38年間、最も大事してきた「信頼関係」とは、組織の一員としての関係性ではなく、文部を扱う専門官僚としての国民への責務だった。これは、氏が度々言及する旧教育基本法第10条の規定「教育は、不当な支配に服することなく、国民全体に対し直接に責任を負って行

閲覧数74 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2019/02/09 07:18
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2019年02月09日(土) 
日本を代表する家電メーカーであった東芝崩壊のプロセスを丁寧にトレースしたルポルタージュだ。筆者は経済ジャーナリストとして、長年、財界人への取材活動を行ってきた。東芝の破綻はどのようにして起こったのか。一般に、それは、東芝子会社の米国原子力会社WH(ウェスチングハウス社)が行ったS&W(ストーン・アンド・ウエブスター社)買収の失敗が原因と言われる。とんでもない負債を抱えた米国の原子力関連企業S&Wを、WH社が資産調査を全く行わず買収し、その結果、親会社である東芝本社が巨額の負債肩代わりを強いられる。買収してから、資産評価を行うつもりだったと

閲覧数53 カテゴリ日記 コメント1 投稿日時2019/02/09 07:15
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2017年10月14日(土) 
『夢遊病者たち(上下)』

まるで精神分析学本の題名のようだが、本書は、第一次世界大戦が、どのような政治過程と国際関係のもとで勃発したのかを解き明かそうとする歴史書だ。筆者が比喩する「夢遊病者たち」とは、この戦争に関わった関係諸国の政治指導者達を示す。目標も視線も定まらず、フラフラと彷徨い、欧中全域を大戦に導く政治家達。

大戦前、欧州は、ナポレオン戦争以後のビスマルクが築いた微妙なバランスのもとで100年に及ぶ平和を享受していた。ヨーロッパ協調体制。アジア、アフリカへの植民地拡張を続ける欧州列国は、様々な分野で利害が交錯し、特定の同

閲覧数138 カテゴリ日記 コメント2 投稿日時2017/10/14 14:47
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2016年08月10日(水) 
今上天皇のお言葉に感銘を受けた。NHKの番組である評論家が、このビデオメッセージは、「平成の玉音放送」だと指摘していたが、正鵠を得ていると思う。生前退位というご意向表明が異例としても、そこで陛下が語られた言葉の数々は、真に日本という社会の、日本民族の象徴に相応しい内容だったと思う。

特に「時として人々の傍らに立ち,その声に耳を傾け,思いに寄り添う」という言葉が印象的だった。阪神淡路大震災の際に遭遇した光景が脳裏に浮かぶ。被災直後の西宮市体育館。自衛隊の大型ヘリで両陛下は天空から降り立ち、悪臭が漂う体育館に分け行って、被災者を激

閲覧数362 カテゴリ日記 コメント1 投稿日時2016/08/10 08:25
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2016年06月23日(木) 
痛快な経済学批判の書だ。本書で筆者は、主流派経済学が、当然のごとく前提としている7つのテーゼに対して、徹底的な批判を加えることで、主流派経済学の限界と、その非科学性、イデオロギー性を明らかにしている。

例えば、アダム・スミスの「神の見えざる手」という市場の自動調整機能。スミス自身は、「国富論」でも限定的に使ったこの言説が、実際の市場の振る舞いとの整合性の検証もなく、いつの間にか、主流派経済学の確固たる原理として、理論構成の主柱となっていく。

あるいは、「供給は需要を生む」というセイの法則。経済データと全く整合しないこの法則を元

閲覧数268 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2016/06/23 23:12
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2016年04月19日(火) 
4/18付けの日本経済新聞の朝刊。このグラフは色々な意味で面白い。人口が減少する地域でも、その減少幅を凌駕して、一人あたりGDPが上昇している地域がある。ブルーとピンクの領域を分かつ線を「ゼロ成長ライン」と表示しているが、このライン上のピンクのエリアにある都道府県が、人口減少を上回るGDP上昇を達成した府県になる。生産性を向上させることで、人口減少に打ち克つことができることを示す図になる。兵庫県もここにある。一般に、人口減少が経済規模の縮小を招くという「常識」には、「一人あたりGDPの増加」で対処できるはずだ。興味深いのは、ピンクゾーンの地域が

閲覧数385 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2016/04/19 18:53
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