書き込み数は4件です。 | ◀▶ |
竹内まりやと言えば、僕のようなおじさん層には、「ピーチパイ」の軽やかなメロディが浮かんでくる。お正月に、NHKの音楽番組を見ていたら、その竹内まりやが年を経た綺麗なおばさんとして登場していた。そこで、彼女が歌った曲が、この『人生の扉』だった。去年の4月、残雪が残る八ヶ岳山麓の音楽ホールで収録されたこの曲は、最近では、テレビのCMでも聞こえてくる。 人生の黄昏と喜びを清新な気分のなかで、ゆっくりと時間を楽しみながら振り返る。メロディにも歌詞にも、決して重くなく、暗くなく、けれども、しっかりと、人が生きることの意味が謳われている … [続きを読む] |
「大田弘子経済財政担当相は18日午後、衆参両院の本会議で経済演説を行った。世界の総所得に占める日本の割合が24年ぶりに10%を割り込んだことなどに触れ、「もはや日本は『経済は一流』と呼ばれる状況ではなくなった」と、国際的な地盤沈下に危機感を表明。「今の日本経済に求められることは、もう一度、世界に挑戦する気概を取り戻すことだ」と訴えた。」時事通信http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_date2&k=2008011800647 こういう認識が何よりも大事と思う。惰眠をむさぼる間に日本が取り返しのつかない惨状に陥るのは避けたい。大田大臣は、やや地味な様子だけど、少し期待してみ … [続きを読む] |
最近、特に日本社会の内向きの姿勢が気になる。テロ特措法をめぐる議論でも、戦略的な外交のあり方をめぐってこそ議論されるべき課題であるにもかかわらず、「世界のなかの日本」という視点が十分に語られることはなかった。この「ひょこむ」でも、世界や他国の事情が語られることはほとんどない。格差や年金問題をはじめ、国内問題が堆積していることは確かである。地域格差の是正も、コミュニティの再生も、限界集落への対応も必要であろうが、しかし、その問題の根底には、現代日本社会が投げ込まれているグローバル化の影響が潜んでいる。 陸地で繋がる欧米であれば … [続きを読む] |
年頭挨拶でも紹介されていたが、新年早々、興味深い記事が日本経済新聞(1/3付け)に出ていた。日本経済研究センターが推計した都道府県別、地域別の「潜在成長率」だ。 http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20080104AT3S300…12008.html この「潜在成長率」とは、供給サイドの経済成長能力を示す、言わば、経済成長の物理的な天井を示す数値だ。この成長率を超える需要が発生した場合は、インフレが起こり、需要がこれに満たない場合は、総需要創出策(財政出動等)によって、このGDPギャップを埋めれば良いと、マクロ経済学の学部レベルの教科書には書いてある。しかし、この成長率の推 … [続きを読む] |
◀▶ |