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ネットデイで学校革命! スマートスクールがつくる次世代地域社会の基盤 インフォミーム株式会社 代表取締役 和崎宏 ネットデイのおいたち ネットデイ(NetDay*1)は、米国カリフォルニアで始まった「子どもたちにインターネット環境を!」を合言葉に市民や企業がボランティアで展開する市民運動。生徒一人一人が情報ネットワークにアクセスできる環境を提供することを目的として、ボランティアが学校のインターネット接続を手伝うイベントだ。 ホームページにネットデイの情報が掲載されると、その指定された日、一斉にボランティアたちが学校に集まる。ケーブルを … [続きを読む] |
MMSストーリー・第6話 「官民一体の地域情報化を目指して」 さて、13時30分の予定通り開始された講演は、まずCSK(株)西日本事業本部営業支援部課長・作山喜秋さんが、約45分「地域コミュニティの情報化プロジェクト」ととして、持論と実践報告をされました。続いて、「『情報団』の組織化と運用に向けて -行政とボランティアの役割分担と連携のあり方について-」というテーマで、徳島大学総合科学部助教授・干川剛史さんの講演がありました。 干川先生は、震災後ボランティアとして徳島から淡路にわたり、北淡町・一宮町などを中心に、被災地に入り込 … [続きを読む] |
MMSストーリー・第5話 「地域情報化ベンチャーの誕生」 震災直後の95年2月下旬から3月にかけて、政府が兵庫県対策本部を通して、小中学校を中心とした避難所約200カ所に、各メーカーから拠出させたパソコンを配備しようとしました。この話を新聞で読んで「こりゃ、あかんわ」と嘆いた方々も多かったことと思います。 そして、その多くは活用されることのないまま放置されたり、パソコンが配布されたこそさえ知らない避難所があったりしたり、結果としてほとんど成果を上げることはできませんでした。 賢明な皆さんなら既にお分かりの通り、ハードだけを渡 … [続きを読む] |
MMSストーリー・第4話 「縁からつながりのネットワークへ」 1996年12月6日、兵庫ニューメディア推進協議会での講演の当日は、冬空特有の灰色の低い雲が空を覆う、ちょっと肌寒い金曜日の午後でした。午前中に神戸・ハーバーランドにあるラジオ関西本社に入り、担当プロデューサーの今林清志氏と、いつもの14階の社員食堂(レストラン・フォーティーン)で早めの昼食を済ませました。 今林さん担当の番組は、毎週月曜日から木曜日までの昼下がり、午後1時から午後3時45分までの間、軽快トークや音楽で過ごしていただく「AM神戸まんまるワイド・小林 … [続きを読む] |
MMSストーリー・第3話 「情報化砂漠で出会った清廉なオアシス」 予定をオーバーして、2時間弱の会議を終えた家永さんと私は、北山さんともども晴れやかな気分でいました。周囲を見ると四面楚歌の状態でありながら、そこに新たな友軍を得たような感じでした。 私にとって、一番に思い浮かんだのは、その1年前の1995年11月のある日のこと。ほとんど飛び込み状態で、NTT姫路支店西別館5Fの営業部長席に、青野高幸さんを訪ねた時のことでした。 当時の「はりまインターネット研究会」の設立へのおもいは、「公共プロバイダの設置による地域情報インフ … [続きを読む] |
MMSストーリー・第2話 「西播磨情報化へのおもい」 11月19日の昼下がり、NTT姫路支店の営業部やマルチメディア関連部署の拠点である西別館には、まず地元のメンバーが早々に集まりました。政井氏が新聞記事を見た日は、龍野商工会議所で初めての「情報化フェア」が開催され、講師兼相談員として参加していた私が講演依頼を知ったのは、事務所に入ったNTTからの電話ではなく、フェア会場で受け取った電子メールでした。このあたりがいかにも情報化時代らしい流れでして、その会場から私は講演依頼の了解と、数名の仲間達に一緒に神戸へいかないかという誘 … [続きを読む] |
MMSストーリー・第1話 「それは電子メールから始まった」 それは、とある電子メールから始まりました。 姫路青年会議所の未来情報委員長として、一年以上心血を注いできた「はりまインターネット研究会」も、いよいよ年度内の暫定設立も96年12月1日と決まり、その第一歩を踏み出そうとしている頃でした。11月15日付け日本経済新聞( http://www.memenet.or.jp/memetown/nk961115.htm )には、「インターネット活用 産官学で共同研究会 来月1日、播磨で発足」という見出しで、大きく取り上げられ、マスコミに研究会の名前が初めて大きく掲載された日でした。 暫定設 … [続きを読む] |
21世紀のはりまへ(7) -マルチメディアセンターの必要性- 地域IXの重要性 地域IXの目的は、地域の情報を地域でルーティングして、インターネットの負荷を軽減するというものです。姫路の人がセントラルパークへ遊びに行くのに、わざわざ東京まで出かけて、そこからセントラルパーク行きのツアーバスに乗るなんてことはしません。姫路駅前のターミナルから定期バスが出ているのですから、間違いなくそれを利用するはずです。 しかしインターネットの世界では、身近な地元の情報を得るために、わざわざNSPIXP2という東京に設置された相互接続ポイントまで … [続きを読む] |
21世紀のはりまへ(6) -マルチメディアセンターの必要性- マルチメディアセンターと地域コミュニティの醸成 大震災以後、地域コミュニティが大きく注目され見直されてきています。「助け合いのまちづくり」とか「小さなデモクラシー」というのも、地域のコミュニティに対する意識づけを起点としてのまちづくりを説いた理論と言えます。 情報化を地域に根付かせるためには、まずパソコンリテラシー(使い方を覚える)や情報リテラシー(情報の読み書き能力)の開発が不可欠となります。このようなものを地域ぐるみで実践しようとしている例に、洲本市が行っている「情報団 … [続きを読む] |
21世紀のはりまへ(5) -マルチメディアセンターの必要性- マルチメディアセンターと地域の情報化教育 マルチメディアとは、功罪合わせ持った新しい価値観のようなものです。これを正しく便利に利用する方法を子供達に教えることは、社会の義務であるといえるでしょう。まず、地域IXの役割はこの「情報化教育と地域」にあります。 地域の大学や学校のインターネット接続を支援します。大学が相互に利用している学術ネット(大学のみの接続グループ。WIDEプロジェクトという実験で東京の1ポイントのみで商用ネットに接続されている)は、もともと商用で利用す … [続きを読む] |
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