書き込み数は5件です。 | ◀▶ |
●匿名性と実名性の調和に関する考察 インターネットの不安要因のひとつに「匿名のネット社会」が挙げられる。2005年6月に総務省は、インターネットの利用にあたっては匿名性を排除し実名での利用を促進する方針を発表している。ずいぶんと否定的に捉えられている匿名性サイトだが、その代表のようにして取りあげられることの多い大規模掲示板「2ちゃんねる」の中には、匿名だからこそ発信できる貴重な情報がきちんと秩序立て整理して閲覧できるものも数多く存在している。また、実名を推奨していたSNSサイト「ミクシィ」において、利用者が自分の所属まで曝していたことに … [続きを読む] |
●法と掟-コミュニティ・ソリューションを支える地域の智慧 「法」(ほう)は、道徳などとは区別される社会規範の一種で、一般的には一定の行為を命令・禁止したり、違反したときに強制的な制裁(刑罰、損害賠償など)を課したり、裁判で適用される規範などという機能をもつものである。通常はその時代の為政者や権力者(の都合)によって制定され、住民は法を遵守することを義務として負わされていた。 これに対して「掟」(おきて)は、村落社会における取り決めや結束の固い集団における決まりごとを指す。違反者に対しては、共同絶交・集団からの追放などの処分が科 … [続きを読む] |
●共有地の悲劇とコミュニティ・ソリューション 「共有地の悲劇」とは、「コモンズの悲劇(The Tragedy of Commons)」とも呼ばれるパラドックスのようなモデルで、生物学者ギャレット・ハーディンが1968年に『サイエンス』誌に論文「The Tragedy of Commons」を発表したことで、広く一般に認知されるようになった。集団のメンバー全員がそれぞれ自発的に協力的な行動を取ればすべてのメンバーにとってよい結果になることは分かっているのに、個々のメンバーがそれぞれ自分にとって合理的(利己的)な行動を取ろうとすると、結果として誰もに不利な状況がもたらされるという、ひとつの典型 … [続きを読む] |
●集団規模の限界を超えるネットワークマネージメント 「150の法則」は、集団が拡大するときの危険性について、その変化が起こる限界値を主に経験則として提示しているものであるが、この問題を乗り越えてより大きな組織を運営しながら小さな集団のメリットを活かした事例がある。デラウェア州ニューアークに本社を置くゴア・アソシエイツは、年商10億ドルの株式未公開のハイテク企業。すでに大企業としての社会的地位を確立していながら、創業当初の小規模な企業形態を維持しようとしている。転職率は業界平均の1/3にとどまり、35年間連続黒字を続け、同業者がうらやむほど … [続きを読む] |
ごぶさたでおます。 最近、ひょこむだけでなく、あらゆる関係でディスコミュニケーション状態になっています。 3月末から本格的に「博士論文」執筆に入っていて、それ以来、午前1時過ぎに起きて本の山の中でパコパコとキーボードを打つ毎日が続いています。 本日が仮提出の締め切りで、なんとかかんとか半分だけ提出することができそうな感じです。最終締め切りが6月12日。あと1ヶ月は不義理の極みの生活となります。 大変だとは聞いていましたが、こんなにしんどいものだとは思ってもみませんでした。一日も早く書き上げて、自由の身になりたい..今は夢見てい … [続きを読む] |
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