たった今、ブエノスアイレスのビル街に晩夏の朝日がプラタ川から射し
はじめたころです。しばし休んでいた喧騒が戻って来、コレクティーボ（
乗り合いバス）がわがもの顔に行き交いだすでしょう。昔ならトランビア（
路面電車）が鐘を鳴らし地響きをたてだす時間です。
本日のタンゴは「Tiempo de tranvías ティエンポ・デ・トランビアス / 路面
電車の時代」です。ではＴｏｄｏｔａｎｇｏでこの歌を聴いてみてください。
http://www.todotango.com/spanish/download/player.as…ra&id=2032

この詩を創った詩人エクトル・ネグロは１９３４年の３月２７日生まれです。
http://www.todotango.com/spanish/c

添付のエクセル表にて、詳細をご覧ください。

歌の好きな方にお勧めは、４月１９日（土）大阪国際交流センター
タンゴカブキも出演します。

　タンゴの神様カルロス・ガルデルは多くの録音をギターの伴奏で行っています。
ホセ・リカルドはガルデルの最初の伴奏者で、ラサーノとのドゥオで売れ出した
１９１６年から１３年の間、ガルデルと共に行動しました。彼はタンゴの作曲もし、
あだ名は"ネグロ"と呼ばれてました。ホセ・リカルドは１８８８年３月１９日に
生まれました。


本日のタンゴは彼とガルデルとで作曲した”Margot マルゴー（女性名）”を
取り上げます。１９２１年に詩のコンクールに優勝した詞に曲をつけたものです。
同年にブエノス・アイレスでガルデルがネグロの伴奏で歌って録音したのが
Ｔｏ

　今回の「本日のタンゴ」はタンゴ歴史カレンダーとは関係なく歌を選びます。
タンゴ発祥の地とされるボカ地区はフットボールでも由緒ある土地です。１９０５年創立のボカ・ジュニオールのホームスタジアムがあります。昨年訪れたそのスタジアムのコンクリート壁の一角にこんな絵が描かれてました。
伝統のユニフォームを着たメンバー達がバンドネオンを弾いたり歌ったり、バイオリンの弓はななんとあの鉄橋の一部！
本日のタンゴはフットボールにちなむタンゴをいくつか紹介します。
各曲名に続けて歌の聴けるトドタンゴのＵＲＬと訳詩の見れるゴタンの庭のＵＲＬを記載し

　体にうけた傷も心の傷も時間が経つと共に傷口はふさがりますが時折
思い出すと痛む傷跡となって残ります。傷跡のことを西語ではシカトリス
（cicatriz)といいます。その複数形シカトリセス（Cicatrices）はラテン諸国
のあちこちで歌曲のタイトルになっていて驚きです。中でも私はしっとり
と聴けるタンゴのこれが一番だと思います。ではＴｏｄｏｔａｎｇｏで聴いてみ
てください。ガルデル風な味で歌っているのはエクトル・マウレ、１９２０年
３月１３日生まれです。
http://www.todotango.com/spanish/download/player.as…ra&id=1514

訳詩は「ゴタンの中庭」にあります。
http://www.kitanoit.c

　日本の子供はこの質問を折にふれ大人たちから浴びせられます。
純真に考えて答えると「それよりこっちのほうがお金になるよ」という
価値観を吹き込まれます。アルゼンチンの子供も同じなのでしょうか。
サッカー王国ではやはりサッカー選手の人気が第一なのでしょうね。
本日のタンゴは”El sueño del pibe エル・スエニョ・デル・ピーベ　／
少年の夢”です。ではＴｏｄｏｔａｎｇｏで聴いてみてください。
http://www.todotango.com/audio/wax/633.wax
訳詩は下記ＵＲＬでにご覧ください。原詩は添付のメモ帳でご覧ください。
http://www.kitanoit.com/cgi/gotan.cgi?act=dsp&title=618

歌っているエンリ

　まだ右腕にギブスを巻いた状態ですが、本３月６日はタンゴカブキの
ン十ン回目の誕生日、新たな気持ちで「本日のタンゴ」をお届けします。
本日のタンゴは”Ｄａｎｄｙ　ダンディー／しゃれ男”です。作曲者ルシオ・
デマーレはこのほかにもマレーナやネグラ・マリーアなどの作品が良く
演奏されます。デマーレは１９７４年３月６日に亡くなりました。トドタンゴ
にあるルベーン・フアレスの歌できいてください。

http://www.todotango.com/audio/wax/577.wax

訳詩はゴタンの中庭でみてください。

http://www.kitanoit.com/cgi/gotan.cgi?act=dsp&title…ndy'&jti=' ダンディ'

添付の一覧表（エクセル）にてご案内申し上げます。
４月１９日のコンサートにはタンゴカブキも出演します。
お運びいただけましたら幸甚に存じます。

イベント二件追記しました。３月７日

　もう一週間経ちますが、三宮でタンゴの歌を楽しむ催しを開きました。生バンドで歌うもよし聴くもよしという趣向でした。伴奏してくれたトリオは皆腕達者で息もぴったり、タンゴならなんでもその場でキイ合わせして伴奏してくれます。神戸ポルテニア音楽同好会の山本会長は、エチャグエが神戸に来たときに県迎賓館でのレセプションでこのグランカントールと肩を組み合って歌った”Esta noche me emborracho / 今宵われ酔い痴れて”を初めて聴かせてくれました。そして私が「マニアコス」とあだ名する大阪のtococinoさんと堺のＫさんのおふたり、神戸御影のＮ社長、タンゴカブキの５人の