書き込み数は8件です。 | ◀▶ |
本日のタンゴは日本でも良く知られた”Poema ポエマ / 詩”をえらびます。 アルゼンチン生まれでヨーロッパで活躍していたふたりのタンゴ音楽家により この曲は1930年ころに作られ日本にも比較的早く伝わってきて多くの歌手に 取り上げられました。アルゼンチン人の作ですがコンチネンタル・タンゴの雰囲 気に溢れているので馴染みやすかったのでしょう。作者のひとりバイオリニスタ で作曲家のエドゥアルド・ビアンコは当時世界で最も有名な生粋アルゼンチン 人の指揮者で、欧州はもちろん北アフリカ、小アジア、北アメリカで永く活躍し ました。生まれたのは … [続きを読む] |
6月24日は美空ひばりの命日ですね、毎年この時期に日本ではTVやラジオ で特別番組が放送されます。タンゴの世界ではこの日はガルデルの命日で、 世界各地で追悼演奏が行われていることでしょう。彼の声は2003年9月1日、 世界遺産に登録されました。 カルロス・ガルデル では本日のタンゴ”Mi Buenos Aires querido 私の愛するブエノス・アイレ ス”をTodotangoにあるガルデルの歌唱で聴いてください。 http://www.todotango.com/spanish/download/player.asp?id=680 訳詩はいつものここで。 http://www.kitanoit.com/cgi/gotan.cgi?act=dsp&title…%20Buenos% … [続きを読む] |
”大ヒットというのは儚くて気紛れで多くの場合説明し難いものであって、 これはタンゴにおいてもそうであった” 以上はTodotangoにあるAlberto Gómez (アルベルト・ゴメス)という歌手についての記事の冒頭に書かれ た文です。 ゴメスは1904年の6月19日にブエノスアイレス州の地方都市ロマス・デ・ サモラで生まれ小さいときから歌っていたようですがデビューは遅く23歳で ビラという友だちとドゥオを組んでサモラ市のカフェや劇場でアマチュアと して歌い始めほどなくコリエンテス通りのあちこちの映画館にトリオで出演 するようになり其処で有 … [続きを読む] |
タンゴに登場する女性の典型のひとつとはおおむね次のような人生 を辿るひとです。 貧しい街生まれの娘(15歳未満)がタンゴに魅入ってしまいその美貌 ゆえに男が群がりお金持ちの奥方になるが、荒い金遣いの挙句旦那 を破産させて捨て去りさらに華やかな生活を求めキャバレーの花となり そのうち街のチンピラ共に囲まれながらの夜毎の享楽に耽りやがて身に 着けていた宝石も手放しながら男を惹きつけようと努めるが寄る年波に は勝てず痛々しい姿を晒しついにはかって着た安生地に包まれバンド ネオンの奏でる葬送のメロディーの中に消え去る。 以上は全て一曲の … [続きを読む] |
詳細は添付のエクセルをご覧ください。 |
情熱的というか血の気が多すぎるのか愛の縺れから刃傷沙汰に到る悲劇が 尽きないのだなぁと思わせる歌がタンゴには沢山あります。 A la luz del candil (ランプの火影に) 友と妻との裏切りを目撃、二人を殺めてその心臓と三つ編みを携え自首して きたガウチョの語り。 Duelo criollo (クリオージョの決闘) ひとりの乙女を巡り決闘になり二人とも死んでしまう。それを知った乙女も身を 投げてしまったという悲しい言い伝えが語られる。 Noche de Reyes(賢人たちの夜) 裏切りを犯した親友と妻を殺めた家の前で、何も知らず賢人たちの贈り物を まちわびる … [続きを読む] |
本日のタンゴに”Volvió una noche ボルビオ・ウナ・ノーチェ / 或る夜彼女は 戻った”を選びました。 まず訳詩をゴタンの中庭でご覧ください。 http://www.kitanoit.com/cgi/gotan.cgi?act=dsp&title…vti='Volvi ó%20una%20noche'&jti='ある夜帰り来ぬ' 次に作曲者ガルデルの歌をTodotangoで聴いてください。 http://www.todotango.com/spanish/download/player.as…tra&id=615 作詞者アルフレド・レ・ペラは1900年6月4日に生まれ、 メデジン空港での事故でガルデルと共に命を落としました。 元々彼は新聞記者でしたが28歳のときに映画芸術家連合に 著作者として 加わり、 … [続きを読む] |
添付のエクセルにてお確かめ下さい。 カブキの出演予定は 9月21日(日)神戸東亜ホール、 10月 5日(日)西宮芸文小ホール、 11月12日(水)奈良市西部公民館 です。どうぞお越しください。 |
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