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オスバルドレケーナ楽団でパトリシアラサラが歌う。 https://youtu.be/NQi-69feiDA?t=10 エクトルネグロ詞オスバルドレケーナ曲のこのタンゴは、2000年のレケーナ楽団来日ツアーに際し制作されたアルバム「タンゴの世紀」に収められている。 ツアーは大盛況で、震災復興なったばかりの神戸国際会館でカブキはやっと確保できた三階のバルコニー席から見下ろす格好で鑑賞したので覚えている。 フィナーレで「オートラ、ウナマス」とアンコールの声を揚げたらマエストロがこちらを見上げて「ウナソラ(一曲でいいの)?」と返す。やっと「エントンセス、 ドスマス、ポルファボール … [続きを読む] |
ロベルトマレスタとオルケスタティピカ ポルテーニョ(Roberto Malestar con OT Porteña)の演唱で https://youtu.be/0PZtGLU3zmM コメント欄を展開すると歌詞が見れる。 対訳は下のページで「訳詞へ」をクリックしてアルファベット順で表示される曲名一覧から http://v133-130-69-136.myvps.jp/gotan89/ 作曲者ロベルトグレラ(Roberto Grela)は1913年6月28日ブエノスアイレス生まれのギタリスタ http://www.todotango.com/creadores/biografia/100/Ro…rto-Grela/ |
メンテで一番大変だったのは船体塗装だ。予約してあった揚陸設備のある作業場へ朝一番に持って行き三人で丸々一日費やした。 まず鉄へらで旧い塗装を藤壺と一緒に掻き落とし、次に火であぶって木部に食い込んでいる虫を殺し乾燥するのを待つ。 船体側面を白い塗装で綺麗にし喫水線以下の部分には海生物がつかない水色の有毒塗料を塗る。 エンジン周りについては噴射ポンプを取り換え、摩耗した弁は肉盛り溶接して削り、すり合わせ調整をしてもらった。 なにしろエグゾーストパイプが無くなり、シリンダーヘッドの中で弁が動くのが見える状態なので当然海水で錆びたりして … [続きを読む] |
その① あっ、スナメリだ!と全速力で近づいて行った。おかしい!違う!と思った時にはすでに遅し、舵がスナにメリ込み急停止。投げ出されもせず怪我もなく胸をなで下ろした。 目の前をよく見ると陸と数百メートル沖の島との間をつなぐ砂州だった。スナメリと思ったのは砂州の露出部分が波に洗われ動いているように見えたのだ。 船足の遅さが幸いしたと考えるか急旋回出来ないのを恨むか、とにかくプロペラは無事だし舵も折れてない。どこも傷めなかったので再び胸なで下ろした。 その② 差渡し100mほどの極く小さな無人島発見し全員ふたりで上陸し、船は沖に打っ … [続きを読む] |
一番年長だったHさんは地元ででも知り合いに頼んで中古船を探してもらっていた。格安の出物があるというので実物を見に行ってびっくり。 船体は30ftはある木造船、操舵室を取り払った跡には大きな木製の浅い箱が伏せられてエンジンルームの雨避けがしてある。 三菱重工昭和25年製造の単筒ディーゼルエンジンは手廻しで始動。舵は木製で落とし込んでから胴の間まで届く長い棒を差し込む。 スクリューとエンジンの接手は低速回転時に繋ぐレバーがついている。電池も積んでおらず構造は原始的だが素人わかりしていいとHさんが言う。 小さくてもクルーザーを探し … [続きを読む] |
先生方のデートに付き合わされたカブキ少年はやがて自分でもボートを漕げるように密かに練習に打ち込んだ。 中学生の頃はオールでかく方向を左右で真逆にしてその場で素早く回転する技も身に着けていた。 でもジョシを誘うことが出来ずエエカッコを見せるのも嫌で、想像だけで意中の女の子を乗せてボートを操っていた。 学生時代は伝馬船を操り、ヨットにも挑戦し沖で停泊中の巨大タンカーの陰に入り動けなくなりラダーを振って動かしやっと脱出した。 勤めだしてしばらくは海から離れていたが、海岸縁りの新工場に移ったのを機にヨットを持とうと仲間を募ってスクー … [続きを読む] |
小学校の先生ふたりと貸しボートに乗ったことだ。先生たちは担任ではなかったけど家が近所だった。 ふたりは未婚の若い先生だった。その日はおふくろのいいつけで海へ先生たちとボートに乗りに出かけたのだった。 男先生が漕ぐボートで女先生と並んで座って居たことを覚えている。小学校1、2年の頃だった。 どうやら女先生がお袋に頼んでカブキ少年がカムフラージュ役を果たすことになったようだ。 当時は世間の目がうるさく、海まで30分ほどの道も一緒に歩いたがふたりは会話しなかった。 でも帰り道は途中からひとりで戻らされた。半年後くらいにふたりは結婚 … [続きを読む] |
コンテナ船は回避行動を取ったらしい、自船に優先権がありながら。もしそうならこりゃ揉めるな。 船足の速い駆逐艦が相手と知ってコンテナ船は譲るつもりで自船を周回させたらしい。 駆逐艦のほうは相手が去ってゆくと判断し、そのままのんびり航行を続ける。一旦安心して見張りを中止したかも知れない。 コンテナ船が回り終えて向き直った時にはもう間に合わない状況になっていたのだろう。 カブキも大きな船を目にしたら船を回して避けたものだ。エンジンは昭和25年製のディーゼルエンジンであった。 シリンダーはひとつ、普通車のタイヤほどもある鉄の塊のフラ … [続きを読む] |
右舷に見える船には譲らねばならない。イージス艦はコンテナ船の前方を横切れると思ったのだろうが.... 明らかにイージス艦に非がある。でも被害は自業自得というには気の毒なほど傷んで居る おそらく...人身にも相当な被害が及んでいるだろうが、艦内の医療は有事に備えて通常船より充実しているだろう。 カブキも昔友人ふたりと共同で木造の中古漁船を購入し休日は魚釣りばかりしていた。 洋上で大きな船に出会って直前を横切れると思っても必ず相手の船尾に舵をとって衝突を回避していた。 大きな船は意外に速く航行しているものだからたとえ左舷側から近づい … [続きを読む] |
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