名古屋入管で収容中のスリランカ女性の死について調査報告が公表され出入国在留管理庁の佐々木長官が謝罪し改革に取り組むと頭を下げた。

一方で遺族の妹二人は現場の落度という点に納得しておらず「上司が知らなかったなんて冗談にしか聞こえない」「姉が最初でも最後でもない」と悲痛な声を上げた。

収監中のビデオを国会に提出するとされているが変歪や隠ぺいは無いだろうかと疑ってしまうし、第三者委員会などでの調査は行われないのだろうか。

入管制度や難民申請への対応を考えると、攘夷運動に端を発したこの国の純血主義が陰を引きずっているように思う。つま

スケボー女子の競技を観て思ったことである。各選手が実に生き生きとしており、競技者同士での仲間意識も眩しい。メダリストたちが十代でプロというのも驚きだ。

気軽にメダルを受け取り国歌にも国旗にもさしたる感慨もないのだろう。敗れて涙する姿に共感しつつも何らの悲愴感も感じない。なにかこれまでと違う気がする。

古代オリンピックは休戦する代わりに代表戦士達によって国家威信を賭け行われた。近代になって帝国主義が横行する侵略戦争時代に復活され始まった今のオリンピック、いずれも戦争という負の部分を引き摺っている。

コロナ禍に一年延期して開かれ