昨日は、納屋工房で「黒田官兵衛ってどんな人」という勉強会
講師を務めることとなっていました。
いつも頭を痛めるのが、受講される方の歴史に関する基礎知識のレベル差。
どこまで簡単にしてよいものやら…。簡単にしすぎると、今度はおもしろくない。（学校の先生の難しさがよくわかる）
今までは、ちょっとむずかし過ぎという感じだったので、今回は頭を真っ白にしていったつもりだったのだが…　

行ってみると、４人ほどしか集まっておらず。その顔を見ると、「黒田顕彰会」の偉いさんたちではありませんか。（かなり動揺する）

開講の７時を過ぎても１０人も集まらず、とりあえず始めるが、この時点で、どのレベルの話をするのか迷いが生じる。細かい名前のミスなどないようにと普段になく緊張する。

そんなこんなで、結局、話がまとまらず、大失敗。
やっちまった。

一人の人物を２時間で語るのは難しい。
知識が増えれば増える、どの内容を選択するのか、悩む。
そんな時は、「君が何かを思っている、そこから始めればよい」
司馬遼太郎の言葉を思い出すが、手遅れ

受講してくださった皆さん。
もう一回、チャンスを下さい
無料で補習します。