> こうりゅうびとさん
助成金の事業の場合、行政の方は早く結果を出さなければなりません。しかし、西脇市・多可町なによりも兵庫県がじっくり時間をかけて住民主導で歩みだすまでまっていただけたことが、成功の要因ではないかと思います。発起人会議から3年の時間をかけて方向性と環境づくりできましたから。県・市・町の担当者には恵まれていたと思います。
このコンサルト会社は、その後他の地域で北はりまの手法を提案されているという話も耳にしました!(笑)
昔、見出しの内容に似たブログを書いたことがあった。 まちづくりの場合、Aという街で成功した方法を Bという街で真似をしても成功するとは限らない! が、様々な街で行われてきた手法がデーターベースとしてあり、 みんなで共有できれば、専門家はいらないのである。 私の所属するNPOの立ち上げ時、コンサルト会社が関わっていた。 行政へは実績と信用があったのだろう。 私達のNPOは、住民主導で運営していこうと方針だったので、 準備会の段階で私は”住民が同じ思いで目指すテーマが必要ですよ!”と提案した。 ところがコンサルト会社は、形さえつくればテーマが後でも住民はついてく るというお考えで、私と真っ向から対立した。 コンサルト会社は、住民主導のまちづくりに関わった経験はないとのことでした。 でんくうの設立時から関わったまちづくりグループの多くの方は、やる気があって 思いの強い個性のある方ばかりでしたから、尚更でした。 このときは、データーベースというものはありませんでしたが、 数多くのまちづくりグループから会議に参加されることでお互いに スキルアップしていく作用が働いたのだと思います。 「できない!」ということと「やらない!」ということは違う。 やるだけやって結果がでなかったのが「できない!」であって、 最初から結果を出そうとしないのが「やらない!」だと思う。 まちづくりは、やる気さえあれば専門家はいらないと思っている。 |