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2009年09月13日(日) 

花を見ていると、いろいろなことに驚かされる。その一つが造形の妙である。

なぜあんなにもたくさんの形があるのだろう。

花弁の数を見ても、3弁、4弁、5弁、6弁、8弁、そして数え切れないほどたくさんの花弁を持ったものなど、実に多様である。

 


この中で最も多いと思われるのが5弁の花である。

花木(かぼく)のほとんどがそうである。梅、桃、桜、つつじ、キンシバイ、ウツギ(うのはな)、アベリア・・・。バラでさえ、一重咲きのものは5弁である。 

草花ではカタバミ、桔梗、撫子、水草ではアサザ、野菜ではオクラなど数多い。

 


また、筒咲きの花でも、ヒルガオ科(朝顔もその一つ)の花は、底の部分が正5角形になっていて、花弁は分かれていなくても5弁の花と考えてよいだろう。
筒咲きの花の底の部分はもちろん、五弁の花も、花弁の先端を結ぶとほぼ正五角形になる。オクラの場合は実まで5角形だ。

 


僕たちは正三角形や正方形、正六角形は比較的簡単に描くことができるが、正五角形となるとそう簡単には描けない。それを幾何学を知らない植物が、いとも簡単につくってしまう。何とも不思議なことではないか。

科学に弱い僕には「自然界の謎」としか言いようがない。ご存知の方があったら教えてほしい。


閲覧数5,767 カテゴリ日記 コメント8 投稿日時2009/09/13 09:46
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コメント(8)
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  • 2009/09/13 12:37
    化学ではベンゼン環が正六角形できわめて安定であったり、黒鉛が平面に収まる正六角形の繰り返しの結晶構造であるなど、正六角形が自然界では最も安定とされていますが、五角形や七角形はやや歪みができて少し不安定になります(五角形の環式化合物も多いですが)。

    ラン科のカトレアは、互いに内角約120度に位置する三枚の萼片と3枚の大きな花弁(うち、重力方向に向くのが最も目立つ唇弁)と、6枚で均整がとれるようになっていますが、確かに植物の花には、五弁のものも多くあります。

    ほかにも、植物はトランス体のほうが立体化学論的には安定なはずなのに、あえて選択的にオールシス体の不飽和脂肪酸を合成するなどといった不思議もあります。(油脂の人為的加工で生成するトランス体の脂肪酸は生活習慣病の原因として、最近注目されています。)

    まさに、自然界の神秘です。
    次項有
  • 2009/09/13 17:19
    ヘグさん
    植物、動かないし声も出さないですが、なにかすごい技術を秘めているのかもしれないですね。
    次項有
  • 2009/09/13 19:04
    鉛筆jamjamさん
    > 市民派化学屋さん

    さすがに科学者のコメント、僕にはチンプンカンプンです。(笑)

    目で見ただけの話になりますが、動物界ではトンボの複眼が正六角形の単眼の集まりであること、亀の甲羅の模様も、蜂の巣も同様ですね。これらは曲面を構成しやすいところからきていると思いますが、自然界では当たり前のように使われていますね。

    工学の分野では、力学的に一番安定しているのが三角形で、軸方向の力で変形することはなく、経済的な設計ができるのでトラス構造に使われています。(矩形の場合は平行四辺形になってしまうから、隅角部の補強が必要になります。)
    ただし、三角形の内部空間は使うには不便なので、使い方は限られますが。
    次項有
  • 2009/09/13 19:07
    鉛筆jamjamさん
    > ヘグさん

    そうですね。植物は動けないだけに、形、色彩、香りなどで自己主張しているんではないでしょうか。
    次項有
  • 2009/09/13 19:32
    鉛筆jamjamさん
    > チャコさん

    ありがとう。大変参考になりました。

    タイワンフウというのは初めて聞く名前ですが、わが家の近くで見る街路樹のトウカエデ(唐楓)と葉の形はそっくりです(下の写真)。しかしトウカエデの木はこんなに大きくはなくて、半分くらいの背丈でしょうか。
    実はむしろアメリカフウに似ていますね。木の大きさもアメリカフウと似ています。ただし、アメリカフウの葉の形は日本の楓と同じように、5~7裂します。
    面白いものですね。
    次項有
  • 2018/03/13 07:28
    skyさん

    http://www.osaka-ue.ac.jp/zemi/nishiyama/math2010j/…five_j.pdf
    大阪大学の論文に仮説があります。
    成長時六角形の平面充填状態の一部が盛り上がった部分が正五角形になるのでこのママさらに成長して5弁花になるのではないでしょうか。
    次項有
  • 2018/03/13 09:27
    鉛筆jamjamさん
    > skyさん
    コメントをありがとうございます。
    この論文、小生には理解し難い部分もありますが、興味深く読ませていただきました。
    ちなみに、これを書いた数年後に彼岸花について面白い発見をしたことがあります。わが家に咲いた彼岸花を真上から見ていたときのことです。
    https://hyocom.jp/blog/blog.php?key=270099
    次項有
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定年退職して17年、しかし40年やってきた土木屋魂は未だに消えませ…
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