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2009年09月25日(金) 

3日目になりました。9月6日です。

 

出発直前にアッペンツェラー・バーネンのHPで、6日にSL列車が走るという情報を得ました。

そんなこととは知らず、8日の午前中まではアッペンツェラーが対象だったのでラッキーでした。

走る路線はボーデン湖沿いのロールシャッハから出ているロールシャッハ・ハイデン線です。

 

当然のようにこの日はロールシャッハ行きです。

 

サン・ガレンからロールシャッハまでSBBで15分ほどです。

すぐにロールシャッハに到着です。

 

ロールシャッハ・ハイデン線は、この駅から、山のほうに登って行く線です。

駅の山側寄りを見渡してもその駅らしきものは有りません。

私鉄駅はSBB駅と少し離れていることもよくありますので、山側に出てみようと思い、行ってみても、山か住宅地に入って行くような細い道しか有りません。

 

湖がわに戻って、駅の出札口で聞くと「駅はここ、1番線です」と返事が返ってきます。

1番線は、一番湖がわのホームです。ホームに出てみると、確かにハイデン方面と表示されています。

ホームに貼られているポスターを見るとSL列車は私が乗る予定にしていた電車のおよそ1時間後に出るようです。

バッチリです。途中の駅で待ち伏せることが出来ます。

 

予定の電車が来るまでに多少時間が有ります。

撮影のために向こう側のホーム、2番線で待っていると電車がやって来ました。

私が乗る予定の電車です。

 

2両の赤い電車の後ろに貨車のような側窓のない車両がついています。

観光列車特有のオープン車です。

1両の電動車が5両の付随車を引っ張っています。

 

反対方向に行くのですから、電動車を反対側に付け替える物と思っていたのに。そんな作業をする様子はありません。

しばらくすると、この列車はそのまま発車して行ってしまいました。

ハイデンとは反対方向です。殆どの乗客は乗ったままです。

 

 

 

実は後から分かったのですが、ここロールシャッハが始発駅ではなく、

もう一つ先のロールシャッハ・ハーフェンという駅が始発駅だったのです。

 

しばらくすると、さっきハーフェン方面に行った電車が戻って来ました。

 

が、何となんと編成は変っていなくて端面に窓の無い貨車のような客車を先頭を走って来ます。

上の写真のままの状態で走ってくるではありませんか。

 

それも、ヨーロッパでは当たり前のプッシュプル運転でなく、端面に窓の無い貨車みたいな車両の先頭の乗降階段に人がぶら下がるように立って、旗を振って誘導しています。

 

私はびっくりすると同時に、<多分ハーフェン駅には機回し線が無いのでここの一駅間だけこんな走り方をしているのだろう、ここロールシャッハで電動車を前につけて運転するのだろう・・・・・>と考えたのです。

 

ところが、発車時間が近づいても 唯一運転台のついた電動車を前に付け替える様子はありません。

 

とにかく、この電車に乗らないと、途中でSL列車を迎え撃つことがちょっと難しくなります。

次の電車だと、SL列車がすぐ後を追いかけてくる勘定になるからです。

 

私は今は一番後ろに付いている電動車に乗り込みました。運転席のすぐ後ろにある自転車置き場に陣取ります。

 

電車はそのまま出発してしまいました。

先頭車にぶら下がるように乗っている人からの合図だけが頼りです。

 

そんな怪しげな運転で、一番湖側の線路から何本もあるSBBの線路を次から次へと渡って山側に出ます。

 

SBBの線路から右に分かれると殆ど同時にラック区間に入り、急坂をぐんぐん登って行きます。

電動客車とはいえ電気機関車並みのパワーです。

 

私は、 Googlemap で調べておいた3駅目のヴァルテンゼー駅で降りる予定でした。

ところが、1駅目と2駅目は私が気付かないまま通過していたのです。

 

そんなこととはつゆ知らず、最初に停まった駅を発車すると<ヴァルテンゼー>という駅名標が目に入りました。

 

私は乗り過ごしてしまったのです。

 

ところが、この駅は左右とも大きな木々に囲まれていて写真どころではない駅だったのです。

 

私は次に停まった<ヴィーナハト・トーベル>という駅で下車しました。予定より一駅先の駅でした。

 

ここは、片側が開けていて撮影には問題有りません。怪我の功名です。

 

次の電車が登って行きました。そろそろSL列車が来そうです。

 

ほどなく、ポッポッとSLの音が聞こえてきました。

先ほどの電車と同様、端面に窓の無い貨車のような客車が姿を表わしました。

電車と違うのは後ろの方で勢い良く煙が噴き出されていることです。

 

 

 

SL列車は駅に停車しました。たくさんの乗客が降りてきます。

先に着いていた私は、列車を待つ間、周辺を少し歩いてみていました。

少しボーデン湖が見えるくらいでこれといった観光地は無さそうです。

なのに何故こんなに乗客が降りて来るのでしょう。

しばらくしてその謎は解けました。

 

降りてきた乗客たちは、写真を撮ったり機関士となにやら話をしたりしています。

私もそれに混じって機関士に「燃料は石炭ですか、オイルですか」と聞きました。

 

機関士は得意げに「石炭だ」と言って足元に転がっている石炭を指差します。

私が石炭を撮影しようとすると、足をのけて協力してくれます。「どうもありがとう」、私はそれだけ言い、機関車を離れました。

 

間もなく私がロールシャッハに戻る電車がやって来る時間です。

<電車は遅れるだろうな>と思っていると、SL列車は動き出しました。

駅に降りた乗客たちは誰一人あわてません。

やはりこの辺に良い観光地が有るのかもしれない、、、

と思っていると、列車は側線に入って行くではありませんか。

 

私はうかつでした。

ここに側線が有ることは着いてすぐに見て知っていたのですが、まさかこの側線に退避して、電車を通すのだとは思い及びませんでした。

 

間もなく電車が山を下ってきました。

先ほど降りてきた乗客は、この電車を通した後本線に戻ってきたSL列車に乗るのでしょう。

 

私はこの電車でロールシャッハに戻ります。

 

<見ることが出来ればラッキーだな>と思っていた私は、時間的にも撮影場所的にもすべてがうまく行ったことにやヽ興奮気味に、下ってきた電車に乗り込みました。

 

 

ロールシャッハに戻りました。

ここからSBBで一駅先のライネックに移動します。

 

ライネックには、元ケーブルカーだったという 1,200mm という珍しいゲージの登山電車が有ります。

これも、アッペンツェラー・バーネンの一つの路線です。

 

ライネック駅を出て数百メートルほど平地を走りSBBの線路を離れるとすぐに、おそらく停まることは殆ど無いだろうと思われるような無人駅 が有り、ここから急坂のラック区間に入ります。

 

 

 

おそらくここから先、ケーブルカーが走っていたのでしょう、そして、ライネック駅に接続するためにラック鉄道に改めたのだと思います。

さすがに元ケーブルカー、この無人駅から山頂駅までは一直線です。

 

路線にたった1両しか無い2軸の電車が往復しています。

電車が故障したり大きな点検がある時にはおそらく運休になるのでしょう。

1,200mm というゲージも珍しいですが、ポイントが一つもない路線と言うのも珍しく、おそらくここにしか無いのではないでしょうか。

 

この電車で山頂駅まで往復したあとは、SBBでサン・ガレンの戻ります。

そしてアッペンツェラー・バーネンの主要路線ともいう路線に乗車します。


閲覧数1,240 カテゴリ日記 コメント5 投稿日時2009/09/25 17:07
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84歳になりました。海外の美しい景色の中を走る鉄道写真の撮影が好き…
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