1,595万kW/2,135万kW (01/19 12:55)
74%
■バックナンバー
■RSSフィード
RSS 1.0 RSS 2.0 Atom 1.0
■このブログのURL
https://hyocom.jp/blog/blog.php?key=109374
2009年11月08日(日) 

半年前だったか1年前だったか判然としないが、「近ごろ、患者のことを 患者さま と呼ぶ病院があるそうな」という話を聞いたことがある。そのとき僕は そんな奴おらんやろ! と、ある漫才師の決まり文句を頭の中でつぶやいていた。

ところが、それから何日かしてラジオを聴いていたら、医療相談の番組に出ていた医師が 患者さま と言っているのを聞いて、愕然とした。

この呼び方については、何にでも様付けをする“謙虚な”東京人でさえ、《これはおかしい》と言っていたが、ましてや様付けをほとんどしない僕のような関西人には到底信じられないことである。 


関西人、少なくとも大阪や京都で育った人間は、「様」というのは手紙の宛名に書くくらいで、話し言葉で使うことは全くと言ってよいほどないのである。 神さん、仏さん、天神さん、お大師さん、天王寺さん、大徳寺さん、天皇さん、皇后さん、美智子さん、雅子さん・・・という具合に、神や仏、高貴なお人であってもすべてさん付けで呼ぶ。

それがいつのころからか、僕のような平民でも お客さま と呼ばれるようになった。銀行や百貨店はもとより、居酒屋やスーパー、コンビニでも お客さま である。

僕なんかは、さま付けで呼ばれると脇の下がこそばくなって、居心地が悪い。お客さんと呼ばれた方がよっぽど親しみがあると思うのは僕だけであろうか。 


だいたい何でもさま付けで呼ばれるようになったのは、三波春夫という歌手が「お客様は神様」と言い、プロ野球中継で「神さま仏さま稲生さま」という言葉が流行った昭和40年ごろからではないだろうか。たぶん、神や仏、皇室が身近な存在でなかった東京人が、へりくだって使っていた言葉がそのまま日本全国に蔓延したのだろう。

 

それはともかく、近い将来、学校や大学でも 生徒さま学生さま と呼ぶ時代が来るかもしれない。 日本語もここまで来たかと思う今日この頃である。                                                           


閲覧数2,075 カテゴリ笑い噺 コメント6 投稿日時2009/11/08 20:06
公開範囲外部公開
コメント(6)
時系列表示返信表示日付順
  • 2009/11/08 20:23
    患者さんから患者様ですか?

    関西ならではならば、

    飴ちゃんで飴もちゃん付けですし
    (ウンコ)もさん付けですしね(笑)

    貴様(きさま)でも様がついてます。
    貴様は、丁寧で(われ)(おのれ)は、きたないの?
    次項有
  • 2009/11/08 20:29
    鉛筆jamjamさん
    > 【とっちゃん】さん

    東京の人がどう呼ぼうと勝手ですが、関西には関西の呼び方というものがあるはずです。
    何でも東京一極集中、文化の画一化は困ったことです。
    次項有
  • 2009/11/08 20:39
    メイド喫茶の「ご主人様」と同様で、コスプレのナース喫茶から「患者様」が出てきたのでは?もうじき「ご患者様」と言われるかも?・・・・

     まあ、家では粗末に扱われている「旦那様」にとっては、心地よく響く人もいるかも・・・

     昔は、ふんぞり返って「病気を治してやる式の医者」もいましたが、最近は、患者からのクレームを恐れ、言葉だけは、丁寧に説明する医師も増えています。
    次項有
  • 2009/11/08 20:56
    鉛筆jamjamさん
    > 3ちゃんねるさん

    医者がある程度低姿勢になるというのは時代の要請だし、好ましいことだと僕も思います。
    ただ、「患者さま」というのは日本語としておかしいわけで、「患者の皆さま」と呼ぶべきでしょう。
    病院だけでなく、役所も会社も、政治家も市民も、すべての日本人が「適切な」日本語を話す努力をする必要があると、僕は常々思っているのです。
    もちろん、言葉は時代とともに変化するものですが、昨今のように考えもせずになすがままにしていると、日本語という「文化」自体が消滅してしまうと思うからです。
    次項有
  • 2009/11/09 14:06
    つくしさん
    うちの周辺では患者様という言葉はあまり耳にしないようですが来院者には苗字にさま付けで呼ばれますよ。jamjamさま~ってね。
    次項有
  • 2009/11/09 19:36
    鉛筆jamjamさん
    > つくしさん

    僕がよく行く整形外科の看護婦さんは《〇〇さーん》と呼んでくれます。

    銀行でも、京都銀行は「さん付け」で呼んでいますよ。だから僕は、親しみやすい京都銀行が好きなんです。 (^_^)
    次項有
  • 次項有コメントを送信
    閉じる
    名前 E-Mail
    URL:
■プロフィール
jamjamさん
[一言]
定年退職して17年、しかし40年やってきた土木屋魂は未だに消えませ…
■この日はどんな日
ほかの[ 11月08日 ]のブログは、
■最近のファイル
■最近のコメント
■最近の書き込み