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2007年03月24日(土) 
 国土交通省の揖保川流域委員会の広報誌「揖保川ニュースレター」の依頼で、「ひょこむ」のことを紹介する原稿を書きました。師匠(ひよこセンセ)の受け売りがほとんどですが、地域SNSってここが大切なんだとつくづく思います。
 ご意見・ご批判をお待ちしています。
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 数多くの社会の歪みが私たちの暮らしに影響を与えつつある今日、その原因のひとつに人の関係性が希薄化していることが挙げられています。『地域をはぐくむネットワーク』は、「少し前の時代まで、地域は助け合って生きる場でした。人が寄り合って地域に生きるための知恵もさまざまであったはずです」(岡田)という書き出しで始まっています。明治以前まで支え合いながらコミュニティを維持していく日本人の知恵が機能しなくなったのは、急速な西洋化の流れと、敗戦による価値観の変化、日本的なものや伝統的なもの一般の否定、そして科学技術の進歩によって社会の変化に伝統的な縁が即応しなくなったためなのでしょう。

 インターネットのサイト上で経歴などを公開しながら情報交換や交流をするソーシャルネットワーキング・サービス(SNS)という仕組みが人気です。これを限定された地域を舞台に、住民同士の絆づくりに役立てようと始まったのが地域SNS。私たちの縁には、地縁や血縁という離れられない繋がりと、これらとの関係を絶つ「無縁」があります。しかし、それらに続く第四の自由な縁「結縁(けちえん)」もあったといわれています。地域SNSは、しがらみを超えた結縁ネットワークを現代社会に蘇らせることで、より充足感の高い暮らしを支え合う地域社会の中で実現しようというものなのです。

 兵庫県では地域住民や自治体職員が協力して、地域SNS「ひょこむ」が06年10月開設され、半年で2,000人近い人たちが利用(07年3月)しています。信頼できる人たちの中で安心して交流を深めることができる環境は、互いの立場や環境を思いやりながら対話する雰囲気を創り出すだけでなく、実際に出会ったり集まったりして新たな関係を生み出しています。伝統的な日本の知恵が科学技術の手を借りて、今再び私たちの手元に戻りつつあるようです。

地域SNS『ひょこむ』 http://hyocom.jp/
岡田真美子編著、『地域をはぐくむネットワーク』(昭和堂,2005)

閲覧数3,083 カテゴリ日記 コメント3 投稿日時2007/03/24 05:51
公開範囲外部公開
コメント(3)
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  • 2007/03/24 08:12
    jamjamさん
    SNSを知らない人はまだ大分多いと思います。僕自身1年前までは存在すら知らなかったほどです。そうした人々を念頭に置いたこの文章は、短い中にすべてが込められている名文だと思います。さすがです。
    次項有
  • 2007/03/24 08:25
    希薄化の再生を地域の効率を蘇らせるという視点
    さらに実際の動きの紹介的事もあり
    無駄なく解り易くホアでも理解できる範疇なので
    多くの方に理解頂けるのではないでしょうか。

    ただ「信頼できる人たちの中」という事の説明もちょこっとあればなおわかるかなぁ。「ひょこむ」というものの説明についてですが。
    よいしょと垣根を越える時の信頼感が書き込まれていたらネット事情を知らない方でももっと理解できるのでは・
    次項有
  • 2007/03/24 10:16
    オメメさん
    一極集中の東京がどうなるか。東京型になるのが望ましいのか。
    地方が人口を送り出す。子供生産基地になるのか。
    本来からあった田舎型のコミニケ-ションを
    ただ、インタ-ネットで繋ぐだけなのか。
    我々はどれくらいの順序でこのタイプのコミニケ-ションを必要としているのか。
    食欲、性欲を10とした場合、要求度はいくつぐらいになるのか。
    こんな研究は動物ではなされています。
    いずれ、ブログで書きましょう。
    次項有
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