いよいよGoogleの訪問です。 このひょこむを通して、こたつさんから紫の上さんを経由して(また紫の上さんのお友達の力も借り)、繋いでいただいたご縁で、ついに訪問できることになりました。 実は、今回ご紹介いただいたTさんが、急に出張になり、またGoogle内で別の方Nさんに繋いでいただきました。 Googleの受付は、building43のロビーです。 外部の人間が入れるのはここまで。受付で会いたい人の名前を告げ、コンピュータに自分の名前、職場の名前、会いに来た人の名前を入れると、名刺より一回り大きなシールが出てきます。 これを胸に張って、Googleの職員と一緒に中に入ります。 写真を入れておきます。Nさんの名前は消してあります。 中での撮影は、一切だめと言うことですが、ドアから最初に入ったところだけ、許可してもらいました。 NHKの「“グーグル革命”の衝撃 あなたの人生を“検索”が変える」のラストシーンに出てきた、Googleの職員が自由に夢を書くホワイトボード。 それから、仕事の時間の20%をほかのことに割く、というGoogleの独自ルールから生まれた新しいプロジェクトの紹介画面。これは、動画で撮ったので、少し編集してからUPします。このマシンに、動画編集ソフトを入れてないので。 報告は、長くなりますので、今回は職場環境としてのGoogleだけ。 給与は、他の同業者と比べて特別高いわけではないようです。ただ、社内に20ものカフェテリアがあり、全て無料。しかもうまい。(食べました)三食すべて、Googleで済ますこともできます。ほかに、スナックや果物、飲み物は全て無料。 社内に、スポーツジムの施設、マッサージ施設、スイミング用の水流プールもあり、お医者さんもいます。ATMマシンも手数料無料(サンフランシスコでは、一回引き落とすごとに2~3ドル取られました) これだけで、私なら一ヶ月に5万円以上節約できます。 職員の採用は、基本的に面接。数名がそれぞれ一時間程度面接して、全員がOKと言わないと採用されないようです。 ものすごい量の情報をどのようにまとめていくかを考えるのが重要な仕事ですから、数学のドクターを持っている人が初期のGoogleには多く採用されたようです。 仕事の内容は、採用されてから何がしたいかを聞いて、それで決めるのが基本。あの業務に人が必要だから採用しようではなくて、才能あるよい人材だから採用しよう、というのが基本のようです。それだけ会社に余裕がありますね。 ビリヤード台があって、いつでもやってかまわない。昼休みだけ、とかいうルールはもちろんない。ビリヤードしていると、他の人が来て一緒にやり、そこでお互いの交流ができて、そこから新しいアイディアの交流などが生まれる。 外には、ビーチバレーの施設もあり、この寒いのにちゃんと水着で週に1~2回やっている人たちもいるそうです。 有名な20%時間を普段の仕事以外に当てるルールは、本当ににそうやっているようで、特別にプロジェクトの納期が迫っているとかでないかぎりは、皆やるそうです。 そこから、いろいろ新しいことが生まれてきていますし、採算のことは考えないでアイディアを出そうというルールにもなっています。 出張も四半期に一度は取るように言われていて、ただ理由もなしに出張はできないので、そのためにプロジェクトも考えたりするそうです。 長くなりました。聞いてきたことをただただ書いただけですが、今日はこのあたりで。気がつけば、もう午前3時。明日は、7時起きなので、ちょこっと寝ます。 とにかく、大学を卒業して、すぐGoogleに就職すると、ほかの企業に転職したら、環境の違いにびっくりしてしまいます。 最後の写真は、ご存じストリートビュー用の車。カメラ部にはカバーが掛かっていました。 |