2010/01/28 本当に オカリナに 出会えたことで 人生が 変わったと思います。 演奏する人 オカリナを作る人 聞いていただくお客様 すべての方に 感謝しています。 そんな 気分なので これまで作曲した オリジナル曲の誕生秘話を ご紹介します。 ************** 旅立つ君に (2007) ************** この曲は、娘の中学卒業の年に 彼女のために 作曲し はじめて 人前で 演奏した 思い出深い曲です。 当時、わたしはオカリナを初めて まだ3カ月でしたので、 なんとか ド から 高いほうのレ まで 吹くのが精いっぱいの頃でした。 そんな わたしですが 当時、娘の中学校のPTA会長をしていたので 卒業生へのあいさつをするとき、 月並みな挨拶より オカリナ演奏が インパクトあるだろうと 吹きやすいメロディを 意識して作曲し、 オカリナ披露 初挑戦したわけです。 演奏は 楽譜のとおりに暗譜して 1番メロディのあと、 間奏として「仰げば尊し」を入れ もう一度 2番メロディをふきました。 ・・・結果は 指は震えるは、音は 間違えるは、 そうとう 悲惨な演奏だったと思いますが ご父兄の皆さまからは 温かいお褒めの言葉をいただき 恐縮したものです。 でも、この演奏が なかったら ステージに立つ 今の私は 無かったんだろうなって思います。 この曲の イメージは これから 見知らぬ国に、見知らぬ町に 旅立つ娘の 隠せない不安と ほのかな期待を そっと 遠くで眺めている 父親の気持ち です。 この春 その娘が大学に進むという 新しい旅立ちを迎えます。 私自身 3年前とは また違った気持ちで 娘の門出を 祝いつつ この曲を 演奏してみたいと思っています。 |