ご存知の通り、
一つはトヨタのアメリカ、中国、ヨーロッパにおけるリコール。
440万台を超えるそうです。
その上、アメリカでの最初のリコール発表が、
トップではなく社員がマスクをしての発表だったので、
アメリカでは大不評。
アメリカのメーカーがこれをシェア回復の好機と見て、
トヨタからアメ車に乗り換えれば1000ドルプレゼント作戦に。
アメリカではこういうときトップがまず説明するのがルールとか。
踏み込んだアクセルが戻らなくなるかもしれない重大な不良部品です。
説明責任は重要です。
その部品メーカーが日本でないなんて、
何の説明にもならない。
思い出せば、
先に日本のタイヤメーカーもしくじりましたね。
トヨタともあろう会社が、どうしてあれを他山の石にできなかったのか。
日本に吹く悪い風のせいか。
もう一つは、
昨日日本の交通網に大混乱を起こした新幹線です。
今、ブラジルなどに新幹線を売り込もうとする、
大変重要な時期です。
まだ、国内問題でニュースは留まっていますが、
世界を情報がめぐったとき、
他国の方はトヨタの問題が前にあって、
二つを絡めて日本の技術力は怪しいと無意識に意識されかねません。
また、そういうプロパガンダも起こるでしょう。
日本産業潰しの絶好のチャンスとみられます。
トヨタの早急な対応、
新幹線の架線切断原因の早期徹底検証、
それと、三つ目が絶対出ないことを願います。
世の中、悪いイメージがつくと回復は難しいものです。
七十五日では消えませんよ。
定着してしまいます。