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2007年04月09日(月) 
さまざまな立場からのご意見を頂き、本当にありがとうございました。現在の温かくて心地よい現在の雰囲気のまま、サイトを成長させていきたいという気持ちを、みなさんと共有出来ているのを改めて感じることができて、非常に嬉しく思いました。

今回、「ブログのチャット化」に端を発したもやもや~とした空気を一層するためには、「思いやりとおもてなしの気持ちを持ってコミュニケーションする」という意識を、ユーザーひとりひとりが大切にするということに尽きると思います。ただし、そのような空気が一部にでも発生した原因をきちんとみつけて、全体で考えて改善していくことが、今後新たにひょこまーになられる方々にとっても有効ですし、みんなで議論を交わし問題点を共有することが、まずは重要なのではないかと考えます。

「ブログのチャット化」に現れたコミュニケーションの欲求は、決して否定されるものではないと思います。ただ本来「楽しい内輪話」が、排他的な印象を与える要因になっていることは間違いなく、この点を是正する必要があります。安心して気兼ねなく内輪話ができる環境づくりが、地域SNSのサービスとして必要であると言えるのではないでしょうか。

念のために書いておきますが、今回は「誰が悪い」とか「あいつのせいだ」とかいうような話は、今後しないでおいて頂きたく存じます。憶測や伝聞が、伝言ゲームの中でねじ曲がって深まっているとも聞きます。犯人さがしや誹謗・中傷は、いっそう亀裂を深め、人を傷つけるだけですから、絶対にしないようにしてください。

つきましては、こたつなりに整理して、下記のように今後の対応について検討してみました。

1.「ブログのチャット化」などの要因となった「ランキング」のあり方について
 「ランキング」の存在については賛否両論でした。ただ、ランクされることによる弊害は大きく、このまま運用を続けることはよくないと思います。そこですでに一部実施をしていますが、チャット化したブログの影響が出てきにくいように、ランキングの計算式を修正します。まずは「人気ブログ」で適応しましたが、このあと「(個人)アクセス数」にも手を入れます。
このような対応でも問題が顕在化する場合には、ランキング自体の考え方を検討していきたいと思います。

2.ユーザーへの啓発
 悪意があるわけではないのですが、信頼できる友人からの情報を鵜呑みにして、それが憶測を深め不信感に繋がり、次の憶測を生む。このような連鎖はどこかで断ち切らなくてはなりません。コミュニケーションに没入してしまうのではなく、少し冷静に会話を見られるセンスを育てていくような機会を、提供していかなくてはならないでしょう。仲間内のオフ会だけでなく、研修会や寄り合いのような場を事務局側で設置したり、「運営会議」で議論されているユーザー間の横連携を促進する「公認コミュニティ」の提供、マニュアルによる啓発など方法を検討してみたいと考えています。

3.チャットシステム実装に向けた検討
 現状では、公開のブログがチャットのようになってしまうのを抜本的に抑制することが困難です。同時アクセスしているユーザーが自由に出入りできる複数同時対話機能のようなものを実装する必要があるのではないかと考えています。どのような方法がいいのかを、今後検討していくのはいかがでしょう。

ということで、引き続きご意見をお待ちしています。

閲覧数4,620 カテゴリ管理者のつぶやき コメント25 投稿日時2007/04/09 09:37
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コメント(25)
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  • 2007/04/10 08:52
    ラッキイさんの「距離感」の話、大変よく理解出来ます。おそらく本来的な地域SNSにおけるコミュニケーションにおいては、チャットの類の仕組みは不要なのだろうと思います。しかし、若年層のコミュニケーションを見ていると、あながちその距離感を否定するのはいかがなものか..と感じます。
    ひょこむの兄弟分の「いたまちSNS」は市立伊丹高校の生徒を中心として300名近くが登録・利用していますが、ここでのコミュニケーションの育ちを見ているとユーサービリティにはいくつかの段階があるのではないかと感じる次第です。
    多様な価値観を地域という基盤の元に組み上げて行かなくてはならない宿命(?)を背負った地域SNSに果たして何が求められるのか。だけにも快適で居心地の良い場づくりのために、私たちがどう考えていかなくてはならないのか。議論の深まりが待たれるところです。
    次項有
  • 2007/04/10 15:29
    あと思ったことは、チャット化やIM化ってのは別のツールを使えばできることなので、SNSには必要ない。という考え方でもわたしはあります。囲い込みの範囲とでもいいましょうか。外で出来ることをなんでもSNS内に実装する必要はないという考えです。

    あくまで、今までの意見は私の好き嫌いや、考えでして、そのような否定から入ってもなにも生まれないので、この議論のなりゆきは私も気にしたいトコロです。

    あと、若年層のコミュニケーションはどのような傾向にあるのか、そのあたりも機会があれば発表してもらいたいです。地域の次世代を担う、若年層のコトは非常に気になりますので。
    次項有
  • 2007/04/10 16:23
    「プラットホームとしての地域SNSにチャット機能が必要なのか」というのが、ラッキイさんの投げかけです。プラットホームはできるだけシンプルに使いやすく軽くて丈夫なものであることが求められるわけなので、使われもしない(可能性がある)機能をぺたぺたとくっつけることは、ひょこむの理念に反するのではないか...というところでしょうか。

    まず地域SNSのサービス対象をどのように考えるか、その人達がどの程度PCに習熟しているか、ネットワーカーとしてのモラルやセンスはどうか、コミュニケーションの主体は何か...など、想定しておくべき環境が定義されるべきかと思います。

    ぼくが想定しているのは、
    1.多様な地域住民の参画・参加が得られる
    若者にも、主婦にも、シニアにも受け入れられるツールであれば嬉しい。
    2.PCを使いこなせなくてもいい
    PCだけでなくケータイからでも気軽に簡単に参加出来るようにしたい。
    3.ネットワーカーなんていないだろう
    ネチズンをどう育てるかが大きなテーマであり、課題。
    4.コミュニケーションは進化する
    Web2.0から3.0→4.0へと進む中で、コミュニケーションのツールも当然変化していく。それに対応できる柔軟な開発が求められる。

    なんて感じです。いまのままの延長なら、「必要ない」というのが当然の結論になるかもしれませんね。

    若年層のコミュニケーションの現状と、「学び」による進化と活性化については、本年度伊丹高校での実践をベースとして、畑井先生とともに考えていきたいと思います。
    次項有
  • 2007/04/10 17:01
    チャットシステムについてはいろいろ議論がありそうですが、1.「ブログのチャット化」などの要因となった「ランキング」のあり方や、2.ユーザーへの啓発については、どうやら異論はなさそうですね。

    双方見切り発車のようにして動き出してはいますが、まずは下記のように対応を行っています。

    1.ランキング計算式の修正
    ブログとアクセスについて計算式を変更し、チャット化の影響が出てきにくくした。

    2.ユーザーへの啓発
    12日開催予定の宍粟地区ユーザーを中心とした初オフ「第一回・夢茶屋の宴」に参加。
    http://hyocom.jp/bbs/bbs_list.php?root_key=22209&bb…1176188458
    26日に「ひょこむを語る会 in 家島」を企画。
    http://hyocom.jp/bbs/bbs_list.php?bbs_id=14&root_key=22818
    28日または29日の夜に、「芝桜夜会」を企画。
    http://hyocom.jp/bbs/bbs_list.php?bbs_id=14&root_key=21347
    5月連休中に、オフ会開催を予定。
    次項有
  • 2007/04/10 20:17
    giwaさん
    SEGA linkについて、ユーザーの
     年齢層 20代前半が最多 未成年も多し
     地域性 東京最多の全国区
     匿名性 完全匿名
     主体となるコミュニケーション アバターシステム

    ひょこむとはかなりユーザー層が違いますが、チャットが諸刃の剣的性格を持ち合わせていることに変わりが無いと思います。

    SEGA linkについて
    http://d.hatena.ne.jp/keyword/SEGA%20link

    ↓こういうマナーを書く必要があるほど、チャットは危険性をはらんでいるのでは?
    http://usa.cha.to/file/manners.htm
    次項有
  • 2007/04/11 03:12
    giwaさん、早速ご教示頂きありがとうございます。
    現在の議論のポイントは、チャットがもたらす問題の源泉はどこにあるのかというところにありそうですね。

    ぼくはシステムではなく、運用環境と利用方法にあるのではないかと思っているのです。古い話をして恐縮ですが、草の根BBSの時代は「掲示板でチャット」なんて当たり前で、同時アクセスで感動した人たちが空間を越えた時間の共有を楽しんでも荒れませんでしたし、何も問題にもなりませんでした。NiftyやPC-VANという商用BBSに移行したのちも、しばらくはほんわかした雰囲気がコミュニティ(SIG/CUG/FORUM/PATIOなど)には溢れていたと記憶しています。もう20年も前のことになります。

    2チャンネルは悪の巣窟代名詞のように捉えられていますが、ご存知の通りその中でもしっかりと運営されている掲示板もあって、荒れるどころか大変質の高い議論が繰り広げられています。「場」「人」「思い」のようなものがツールの利用に大きく関係しているのでしょう。さまざまな経験知を活かして「場」の作り方を考えながら、「人」と「思い」を育てることができれば、地域SNS(ひょこむ)の中で同時アクセス共有型コミュニケーション手法を活かすこともできるのではないかと思えてなりません。
    次項有
  • 2007/04/11 17:24
    >Skype会議みたいな自由な環境を想定しています

    古いチャット形式もやってますが、こたつさんの
    言うのは
    例えば、バーチャルシティのような感覚ですか。
    ビジュアル的に、ひょこむに来ると、擬人化した
    個々人のキャラクターが存在(オンライン)って
    奴じゃないですか?

    なら経験してますが、ひょこむのコミュニティ
    感覚になれた人だと、どうなのかな?
    コマが流れていって残らないってのは、いいとは
    思います。
    揚げ足取りはなくなりますから。
    だけど、今、携帯ツールがこれだけ進化してる
    中で、時間軸を固定した動きに、しかもミクシィのような、大人数ならいざしらず、ひょこむで
    実現性があるのか・・・という点でしょうね。
    次項有
  • 2007/04/11 17:40
    旦那も高いびき、子ども達の部屋の電灯も消えた。深夜23時を少し過ぎて、やっとそのみの自由な時間がやってくる。昼間は役所の仕事をしながら、きちんと主婦の役目もこなす。他人は言ってくれないが「女性の鑑」だといつも自画自賛している。

    ダイニングテーブルの上にノートパソコンを出して、これから1時間はひょこむタイム。たくさんの友人達と共に過ごせる至福の時間である。ひょこむの夜は他のSNSと比べるとやや早い。そのみが入る頃には、そろそろ一日の喧噪が終了するくらいになっている頃だ。

    新着リストの中から、親友のたまのブログを見つけた。また旦那と喧嘩したらしい。ブログのタイトルを見れば、書いてなくても一目瞭然だ。今夜はどんなツッコミを入れようかと考えながら、タイトルをクリックする。

    案の定、読み進めるとまたまた一戦交えている。原因はご飯の炊き方。あぁ~、しょーもない。仲がいいほど喧嘩するとは良く行ったもんだ。犬も食わない夫婦喧嘩のレポートにコメントするわたしはなんなんだ。ぶつぶつ呟きながら、ここぞというネタを見つけて一発いれた。明日の朝には、このコメントに面白いレス(返答)が入っているだろう。ふたりのブログでのやりとりは、幾人かの仲間も交えていつもこんな感じで交換される。

    ふとブログ右上のプロフ写真を見ると、枠が濃いオレンジになっている。黒の枠なら縁起が悪いが、これはオンラインであるサイン。朝が早いのでいつもは22時には就寝しているたまが、まだ起きてひょこむっているかも知れない。そのみは下の太い枠線をクリックした。「オンライントーク」ボタンである。

    文字入力枠がポップアップされる。早速メッセージを入れてみる。
    「大魔神たまさん、まだ起きてるの?」
    ほどなく、その下にたまからの返信が届いた。
    「村人よ、何か用か!今夜の魔神は怒っておるぞ♪」
    このノリ、いつものたまである。爆笑だ!!

    しばしふたりで短いメッセージのやりとりを続けていたが、たまがMOMOママがオンラインだったことを告げた。「楽しい夜会に引き込んじゃおう!」。邪悪な相談事はすぐにまとまる。結局ふたりは新たに3人の不幸な村人をゲット。5人で1時間くらい、互いの不幸な身の上を披露しながら、傷をなめあいすっきりした。

    オンライントークは、記録に残らない。でも空間を越えて時間を共有した5人には、楽しい夜会の記憶はしっかりと残り続けるだろう。「おやすみ♪」という別れのメッセージが、名残惜しさを象徴するように何度も何度も交換されていた。

    ☆これは近未来を想定したフィクションです。偶然同名のユーザーが存在したとしても、特定のモデルを意図したものではありません。
    次項有
  • 2007/04/11 18:01
    ヤフーに、確かそんなありましたよね。
    にこチャンマークの奴。
    次項有
  • 2007/04/12 04:29
    日にちのたったブログに書いても、あまり人目に留まらないので、新しいブログに転載します。議論は引き続き、そちらでよろしくお願いします。
    次項有
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