先日、赤穂市立図書館ギャラリーを使って、≪第二回グループ四季彩絵画展≫という展覧会がありました。 ある絵画教室の先生に教えを受けている生徒さんの中の有志6人の方々が2年間描き貯めた作品を持ち寄り、師匠の賛助出品も得て展覧会を催されました。 絵画教室の先生を初めとして生徒さんの中にも当店のお客さんがおられましたので、ここは一番!お店を臨時閉店して(どうせ暇なものでして・・・)展覧会を観に行ってきました。 開催期間中約500名の来場者があったそうで、私が伺った時も大勢の来場者で賑わっておりました。 ≪第二回グループ四季彩絵画展≫にたくさん出品された絵の中で、当店のお客さんが描かれた《椿》が大変気に入りました。 添付の画像を見て頂ければお分かり頂けると思いますが、この《椿》はどちらかといえば「地味な」絵ですので、沢山飾られた絵の中で何故この《椿》に魅かれるのか自分自身でも分かりません。しかし、唯一「飾っておきたいなぁ~!」と思ってしまう絵でした。 また、描かれたご本人曰く、『本業』は風景画だそうでして、師匠の「ここらで、ちょっと間口を拡げてみてはどうですか?」とのご指導の下、「そんなもんかなぁ~?」との思いの中《椿》を題材にされたそうです。故に、ご本人にとっては、《椿》はほんの『余技』なのであります。 人の好みは分からないものでして、『本業』よりも『余技』の方が私にとってはインパクトがあったのでございます。 後日、絵画教室の先生とご本人に 「あの《椿》はエエ絵ですねぇ!気持ちが落ち着きますねぇ!ズ~っと観ていたい気持ちになりますねぇ!」 とお話しました。 案の定、この《椿》は色々な方の目に留まり「譲ってもらえませんか?」という方が何人か現れる程、大好評だったそうです。 漠然と「あの《椿》がお店に飾れればエエがなぁ・・・!」と期待していましたが、何人もの方が同じ申入れをされているのであれば、「まぁ~、無理やろうなぁ!」と半ば諦めておりました。 そして迎えた本日、 花曇りの中、その《椿》が届きました。 今日一日、とりあえずは視力表の横に飾ります。 そして、明日より暫らくの間、赤穂市立市民病院に飾られた後、 ふたたび、当店に戻ってきてくれる予定です。 まさかの 《 椿 》 |