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2010年06月07日(月) 

「北朝鮮に拉致された被害者全員の帰国を願うパネル展」(同実行委員会主催)が、姫路市西今宿5のさわやかスタジオで開かれた。横田めぐみさ ん(行方不明時13歳)や有本恵子さん(同23歳)らの写真30点が展示されていた。横田さんの写真は初節句や小学2年時の家族旅行などの時のもので、有本さんは2歳時から高校生、英国留学までのスナップ写真。救出活動に奔走する 拉致被害者家族のパネルも展示されていて、拉致事件に対する憤りが新たになった。

 

このパネル展で特筆されるポイントは、地元のボランティアグループ「さわやか会」(会員60人)が協力して展示が実現したこと。西今宿自治会の協議員として机を並べる同会の岡田清代表は奥さんと二人三脚で、「拉致被害者の家族の思いを1人でも多くの人 に知ってほしい」と呼び掛けてきた。それが仲間の口からご近所の住民へ、そして外部の人たちへとクチコミで伝わり、多数の来場者を迎え成功を導いたのである。わたしも知り合いのひとりとして、大変誇らしく思う。

 

夫妻は、さわやか会の人たちと一緒に、3ヶ月前くらいから手作りの告知ボードを地域のあちこちに張りだしていた。保育園、病院、鉄工所..その動きは少しずつ、でも着実に地域に浸透していくこととなる。ひとつまたひとつ協力者が現れてきた。

パネル展では、じっと写真に見入り、解説文を読んでハンカチで目頭をぬぐう来場者が少なくなかった。やや年配の女性が多かったが、辛くて終わりのない時間を過ごさなければならなかった拉致被害者の家族の方々に、素早く感情移入したからであろうか。私自身も目を潤ませずにはそこに立っていることはできなかった。

有本恵子さんのご両親である、有本明弘さん・嘉代子さんご夫妻も来場され、短い時間ながらも切々と被害者家族の辛苦について語られ、ひとりひとりと握手して、全員帰国を呼び掛けられていた。

演出のかけらもなく、真実だけを静かに語りかけるパネル展を成功させた最大の要因は、まちがいなく協力して下さったボランティアの方々の「善意」以外にはない。口だけで何もしない人、権利だけを主張して支えあおうとしない人、文句ばかりいって自分ではなにもしない人..そんな人ばかりが目立つ日本になってしまったが、だからこそ眠っている地域の善意の力を甦らせた岡田夫妻に、心から感謝と尊敬の拍手を送りたい。


閲覧数1,912 カテゴリアルバム コメント2 投稿日時2010/06/07 16:22
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コメント(2)
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  • 2010/06/07 23:06
    こういう取り組みの成功を見ると、善意という言葉に、あらためて力を感じます。
    次項有
  • 2010/06/11 09:21
    私も、初日(6/4日)に見せてもらいました。

    日頃、新聞やテレビの報道で見るだけの情報でなく、じっくりと背景などを考えながら見させていただき、有難かったです。
    会場には、たくさんの写真が展示され、またボランティアの方々が見守っておられました。
    ありがとうございました。
    次項有
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