一昨日のこと、奥さんがバレエのレッスンで遅くなるので、夕食は昨年からうちの会社にいる長男(25)と大学二年生の次男(21)、そしてお婆さんの4人で何か考えなくてはならない。婆さんは適当に済ませるということで残された男三人。親父の発案で近所の居酒屋へ繰り出すことに決まりました♪

1年ほど前、次男が二十歳になったとき、同じように三人、焼き鳥屋でメートルをあげました。息子が生まれたときの夢は、差し向かいで人生を語りながら酒を酌み交わすこと．．そんな姿をイメージしながら息子の成長を眺めている親父って、ぼくだけやないはずですよね。「野不増(お前が二十歳になったら～♪)」そのものって感じですわ。

性格の全然違う兄弟を前に並べて、ビール大ジョッキを片手に会社や学校、そして仲間の話題を肴にしながら、本当に楽しい至福のひととき。息子でよかった (すいません)と心底実感できる瞬間でありました。あまり仲の良くなかった二人ですが、最近は両者とも少しずつ大人になってきたのか、距離をつめても摩擦が起こることが少なくなりました。またふたりともが別の視点で親父の背中を見ていたことを聞いて嬉しくなりました。

社長さんに定年はないのですが、あまり長く居座るのは害悪以外のなにものでもありません。しっかり勉強して信頼される立派な社会人になってほしい。そして親父が築いたささやかな基盤を使って、自分たちのライフワークを楽しんでもらいたい。また「居酒屋エレジー」を肌で感じるために、一緒に一杯飲みにいこうぜ！！