けどなんでモザンビークが出てきたのでしょうね????
ばあやさんにお会いする機会がありましたら、深くふかく聴いてみたいです。
副題:前回のkomekomeさんのコメントの答えも含めて、 正月に“初売りや 笑う門には 福の神”という掛け軸を店に掛け、道行く人が読めないのを楽しんでした。(悪趣味) 也=や 爾=に という平仮名が使われていました。 ところが因果はめぐり、なんとなく買った短冊が読めない。という事態に遭遇しました。 そうしたところ中一だった息子がヒラカナとカタカナの成立についてという発表をしなければならないと言い出しました。 その二つのことが重なっていろいろなことを考えていました。 日本にはもともと文字がありません。中国の文字を借りてきました。したがって中国に無いものはこちらで字を作るか当てはめるかしなければなりません。万葉仮名のお話なんかしだすと長くなります。 最初の記事には花と魚、後の記事には国名を書きました。 こんなクイズをネットでするのはナンセンスです。なぜなら読めない字をコピーして検索すれば答えが出てきます。それでもこれを書き出したのは、桜のことをいっぱい書いていて、桜、“櫻”という字の成り立ち、意味にふと思い当たったからです。 “木”があって“貝”が二つ、そして“女”なんとなくわかるような、そうすると椿、杉、栩、栬などおんなじように思える字が多くあり、魚も同様、鮎、鮃、鮪、鯎、楽しい字が多くありました。 しかも鮇が常には岩魚使われているなど日本人の感性というか、借りてきた漢字というものを消化して自分のものにしているという思いがありました。 ご存知でしょうが今日、文部科学省が国公私立の小学6年と中学3年を対象に全国学力テストが実施されます。それを前に息子の学校ではテストゲームがちょっとしたブームです。そんな中で漢字の国名が難問としてもてはやされています。実際教材として書店に並ぶ問題集にも出ています。親父としてはちょっとマテや!という気持ちになりました。 たとえばベトナムを越南、ルソンの壺のルソンを呂宗、というのは中国語の文化圏であり、たとえ今の日本で実用的でなくても知識として必要だろう。先にメキシコについて“漢字と中国語表記は墨西哥で、略して墨。”と書かれているのは“国名のメヒコは、独立戦争の最中の1821年に決定したもの”で戦前の特に新聞での使用があったためだと思います。たまたまモザンビークが出てきたが、1970年代にできた国を中国語でどう表記しているのかを知っているのは悪いことではない。しかしそれは日本語の漢字表記ではないでしょう。 テレビのクイズ番組、漢字検定、いろいろなものが氾濫する中で今回の文部科学省が国公私立の小学6年と中学3年を対象に全国学力テスト、どんな問題が出題されるのか興味以上のものがあります。 けどなんでモザンビークが出てきたのでしょうね???? |