秋の連休の初日、西日本では本格的な雨のおかげでいろんな予定が変更を余儀なくされましたが、こたつは地元の「高岳神社秋季例大祭」宵宮でずぶ濡れになって屋台巡行のお手伝いをしていました。本当ならここ数週間夜間の練習に一所懸命に取り組んできた子ども達には、秋晴れの中でその努力の成果をみんなに見てもらいたかったのですが、ビニールでカバーされた屋台の中からの披露となってしまいました。あの豪雨の中でも、伝統ある祭りを強行してしまう地元のおじいさまたちには逆らえません(笑)。「熱心」ということばはとっくに越えて「執念」まで感じさせる迫力でした。

昨日の本宮は、おかげさまで前日とは打って変わった好天に恵まれ、早朝7時から夜10時まで計15時間のお祭りデーとなりました。こたつは屋台のまわりを紙手を持ってぞろぞろついていくだけなのでしんどいはずはないのですが、それでも疲労困憊。屋台を担ぐ若い「練り子」の方々はいったいどんな体力をしているのか．．素晴らしい。加えてお祭りを取り仕切る祭典委員など地元おじいさまたち、とりあえず蔵に屋台をしまってから酒宴を．．シニアは本当に元気いっぱいです。年に一度の燃えあがる青春の時間だったのでしょうね．．ちょっと迷惑だったりして。まあええか(笑)

今朝も午前9時に集合して、祭りの後の後片付けをします。地元のイベントはいずれも大切な行事なのですが、一部の住民に権限や負担が偏っている傾向はいなめません。一部にしらけた住民が少なくないのをなんとかしなくては、おじいさま達が完全リアイヤしたあとのことがやや心配です。これから午前中だけお手伝いさせてもらい、午後は尾道大学との打ち合わせに西に向かいます。ＪＲ西日本自慢のレールスターの指定席が満席なので、山陽路を各駅停車に乗り３時間かけていってみようかと考えています。こんな気分になれるのも、秋になったからでしょうね。